すべてはうまくいっている

EVERYTHING IS GOING WELL

「がまん」と「くっつき」

2006年10月29日 | 日記

犬飼ターボさんの『オレンジレッスン。』(徳間書店)を読みました。
う~ん。この本も実にいい。
読みながら、話の中のセミナーを自分も受けているようです。
読み進めるうちに自分も癒されていくのを感じました。
浅く読み進めることもできますが、ぜひ深く読んでほしいです。
これ以上宣伝はしませんが、参考までに以下のリンクをどうぞ。
http://inukai.tv/book/orange.php


久しぶりにターボさんのホームページにある「がまんとくっつきテスト」を受けてみました。
半年前の結果は、「スーパーがまん」に「スーパーくっつき」でした。
今回は、前回と比べると癒されていますが、まだまだ「がまんとくっつきの」傾向。
心の中身ってそんなに簡単に変わりませんね。
35年もそうやってきたんですから。

こういう心理テストに殆ど興味がないカミさんにも、「がまんとくっつきテスト」受けさせてみました。
結果にびっくり。
「がまん」も「くっつき」も2以下の「調和のレベル」でした。
そんな人、どこにいるんだろうと思っていましたけど、すぐ目の前にいました。

一緒にいて安心するわけです。

カミさんと結婚してしばらく経った時に、
「何で結婚してくれたの?」と聞いたことがあります。

彼女の答えは、「かわいそうだったから。」
本当かもしれません。


与えていると思っていたら、与えられていた。

2006年10月29日 | 日記

最近は、子供達をお風呂に入れるのがの毎日の日課となっています。
というより、毎日の楽しみです。
時間の都合で、代わりにカミさんが入れてしまうと、なんとなくさみしい。

子供が2人できてから、ほとんど残業も休日出勤もしなくなりました。
それまでは感じていませんでしたが、こんな労働環境は貴重ですね。
来年仕事が変わったら、毎日こんなにベタベタしていることは、きっと難しい。
子供にとてっも一番大切な今、ゆっくり過ごせることに感謝。

子育てって、大変ですが、素晴らしいライフワーク。
子供が出来る前は、いろいろやらされて大変だろうな、と思っていましたが、
実際は、やらせてもらって感謝しています。

子育てって、「100%ひたすら与えること」と思っていましたが、
それ以上に、素晴らしいものを与えられています。
息子の笑顔と、娘の寝顔。
どんなサプリメントよりも、良く効きます。


『Yes,andですべてはうまくいく』(樋栄ひかる/幻冬舎)

2006年10月21日 | 日記

「Yes.and」とはコミュニケーション、もっと言えば生き方の一つです。
相手から投げかけられたことをすべては「YES」で受け入れ、
相手の言いたいポイントを察して、自分の気持ちやアイデアを融合させて「AND」で返すことです。

もともと俳優訓練のトレーニングシステムのひとつとしてカナダで開発された「インプロ」という即興劇のひとつです。
誰かが行ったアドリブのセリフを否定せず、その場で「YES,AND」と受け入れて次のセリフにつなげていく訓練として使われています。

インプロのトレーニングは、プレゼンテーションや営業活動、人間関係に有効なことから企業研修などで応用されています。
最近たくさんのメールマガジンやブログでも紹介され始めています。

中心の概念は「相手を否定しないこと」
そして「共感すること」。
まず、相手の考え、立場を尊重すること。
相手の考えを聞いて、自分の感情、アイデアを表現する。
相手の存在を尊重し、同時に自分の存在を表現する。

言ってしまうと単純な、当たり前なことですね。
でも統計によると、コミミュニケーションの時、ほとんど人は、相手を理解する前に、自分を理解させようとしています。

自分も交渉を仕事としているので、仕事ではコミュニケーション際には、自分のガードを固め、相手の論理的矛盾点、おかしい所に意識が行ってしまいます。
そしてそこを指摘し、自分の考えを押し付けようとする傾向があります。
相手を理解してたまるか!という感じです。
批判的、評論家的な発想になります。
不思議なことに、他人が批判的、評論家的発想の人だったり、グチ・悪口を誰かが言うのを見ると、もっと嫌な気分になります。
最近は、出来る限りそんな人たちとは関わらないようにしていました。
自分にもそういう要素があるからかもしれません。
上司ともそんな駆け引きをしているので、本当に疲れます。

今週は、その「YES.AND」を意識して使いました。
蓋を開けると、とっても気持ちのよい一週間でした。
すべてを一度受け入れて、行動する。
すべては必然と考え、「それはちょうどいい!」と考える。
自然とポジティブな気持ちになりました。
無理やりなポジティブシンキングではなく、自然なプラス発想です。

インプロから来たこの考えは、通訳者の友人に教えてもらっていましたが、
今回『Yes,andですべてはうまくいく』(樋栄ひかる/幻冬舎)を読んで、
すとんと納得でき、またとても勇気が湧きました。

ちなみに、似ている「Yes,but」は、相手をコントロールするための心理テクニック。
私も交渉で説得をする時に無意識に使ってしまいます。
最初に「はい」と言って、いかにも自分は相手を認めていますよというフリをしてから、
自分が正しいと思っていることを相手に話し、説得しようとすること。
見る人からみれば、自分の価値観しか認めない視野の狭いひとでしかありません。

「YES,AND」がどうしても難しい人もいます。
「自分を受け入れられない人」「自分が嫌いな人」です。
自分を受け入れられなければ、自分を好きでなければ、相手を好きになれません。
自己啓発の大家のブライアン・トレイシーやアンソニー・ロビンズが「I LIKE
MYSELF」と何度もアファメーションすることを薦めるのもわかります。

『Yes,andですべてはうまくいく』(樋栄ひかる/幻冬舎)によると、
これができるようになるとセレンディピティが起こるようです。
セレンデピティとは「思わぬ幸運との偶然な出会い」です。
実は、自分もそんな気配があります。ワクワク。

このコミュニケーションの感覚、どこかで感じたことがあるなと思ったら、
通っている英語学校のガヴァネス達がそう。
自然なのか、彼女たちの人間性なのか。
改めてすばらしいと思います。

自分のことを受け入れ、そして周りの人を受け入れ、周りのひとが自分を受け入れてくれる。
そんな「YES,AND」の素敵なスパイラルが生まれたら、世界がキラキラ輝きそうですね。


スポーツの秋

2006年10月14日 | 日記

最近、よく歩いています。
先週末の3連休は歩きすぎて、翌日足が痛くなりました。
でも、どこにも行っていません。

実は、家の中を歩き回っています。
娘(ベビー)がなかなか寝ない子なので、抱っこしながら家の中を行ったり来たりしています。
カミサンが出かけてしまった時は、2時間くらい抱きっぱなし。
結構いい運動になってます。
5kg近いものを抱えて動いていますから、腕も筋肉痛。

ひとり暮らし中に、ビールで増えた体重は、すぐに減量できそうです。
この秋は、スポーツの秋になるかも(?)


心の鏡

2006年10月07日 | 日記

娘のお宮参りに行ってきました。
初めての家族のお出かけです。
久しぶりの陽光の下、みんな笑顔がとってもまぶしく感じました。
幸せだなぁ、と感じる瞬間です。
子供たちの幸せそうな笑顔に勝るものはない。

経営コンサルタントの五十棲さんのmixiの日記は気づきが一杯でした。
夜寝る前に、お話を子供さんにしていた時のこと。
内容はストーリィも何もなく、ただ最後に「幸せだった」という話を冗談ぽくされたそうです。
その時のお子さんの言葉がすごい。
「それって、今やん、今幸せやん」
話を聞いた息子さんの感想です。

世の中には「幸せ」と感じながら育つ子どもと、そう感じないながら育つ子どもがいるそうです。
今の幸せを感じることができることって素晴らしい。

五十棲さんは仕事柄多くの会社の社員と話す機会があります。
少し話すと、心に「闇」がある人だと感じることがあるそうです。
心に「闇」がある社員は、たいていその会社で問題を起こします。
心に「闇」があると感じた人から話を聞いてみると、子どものころ「幸せ」を感じながら育った人は滅多にいないとのこと。

子どもが心に「闇」を持つかどうかは、親の責任。
逆に、子どもの心に「光」で満たすのも親の責任。

子どもが「幸せ」と感じ続け、心のきれいな子どもに育つのは親の責任と、五十棲さんは言っています。

息子のユウタは、私たち親のことを良く見ています。
言葉はまだ余り話せませんが、こちらの心を読み取って、感情を表現します。
笑っていれば、ユウタもニコニコしてきますし、
忙しそうにしていると、何かを察してひとり遊びをします。
子供心の状態は親の心の状態をよく表します。
心の鏡です。

子供の頃に愛された子供は、人に愛を与える人に成長します。
子供が幸せを感じるためには、親が幸せであること。

自分自身、大したことはできないかも知れないけれど、
子供たちが幸せを感じられるように、自分も心を磨きたい。

自分が感じているネガティブな思いは、自然とその相手も感じている。
相手が感じているネガティブな思いは、自然と自分も感じている。
自分が感じいるポジティブな思いは、自然と相手も感じている。
相手が感じているポジティブな思いは、自然と相手も感じている。

自分の感情が様々に影響しています。
自分がコントロールできるのは、自分の感情だけ。
自分の感情をコントロールすることで、
人間関係が変わり、人生がかわります。

時々心が曇って、自分が誤解されてしまうことも多い。
もっともっと心を磨かなくては。


レッテルを貼っていませんか?

2006年10月04日 | 日記

今日は他部門の会議に参加しました。
責任者の方が、発表者の発言内容を厳しく追及します。
厳しい方なのかなと思っていると、会議後はとても和やかな感じ。
いつも難しい顔をして歩いている人ですが、こんなに冗談が分かる人だとは思いませんでした。

イメージや一部分を見て、人を判断することって結構あります。
たまたま忙しくてぶっきらぼうでも、本当はいい人だったり(自分を飾らない正直な人だったりする)
普段は丁寧な人でも、忙しいと人格が変わる人だったり(パニクッて皆をかき回しているのにそれに気がつかない)
ポジティブにふるまっている人でも、本当はムリをしていたり(普通の出来事に大笑いをしたり、オーバーリアクションをする人は躁鬱の激しい傾向があるそうです)

正直、自分も仕事中は本当の自分の半分も見せていません。
一体どんな風に思われているんだろう。

人にはいろんな面があります。
人にレッテルを貼らず、あるがままに付き合いたいですね。


TURN OVER A NEW LEAF

2006年10月02日 | 日記

昨日、カミさん、息子、そして娘と3週間ぶりに会いました。
息子が10m先から自分の顔を見つけて、
笑いながら走って駆け寄ってくれたのは愛らしかった。

あんなに小さかった娘が、プクプクのアンパンマンに変身。
甘えん坊の息子が、いっちょ前に娘の頭を「よしよし」と撫でている。
すっかりお兄ちゃんらしくなっていました。
カミさんもすっかり元気になり、いつもの(?)ママゴリラへ。

充実した(?)ひとり暮らしも今週でおしまい。
週末には、3人が帰ってくるので、静かなひとり暮らしから、4人でのお祭りのような生活へ。

今日はデラ(英語学校)の日。
今のクラスでは最後の日になりました。
平日は出来る限りカミさんの手伝いをするため、週末のクラスへ変更してもらう予定です。
新しい出会いも待っています。

環境はどんどん変わっていく。
自分も進んでいく。絶対。