すべてはうまくいっている

EVERYTHING IS GOING WELL

失敗をネタにする

2012年04月14日 | 日記
3月3日から今日まで、7週間にわたって毎週末、飲み会がつづきました。

とくに今週は、昨日金曜日は会社の送別会、今日は一昨年の自治会役員メンバーとの飲み会と、2夜連チャン。

先週あたりから飲み会の話題を出すと、少し不機嫌になっていた嫁。
2夜連チャンでの飲み会で、ビクビクしながら帰宅した自分に、「意外に早かったね」と、嫁の一言。
こちらこそ意外な嫁の言葉に挙動不審。
なんか怖い・・・。

今週の飲み会は、両方の飲み会とも、たまたま幹事役でした。
どちらかというとあまり自分では話をせず、ゆっくりお話を聞く機会が多く新鮮でした。

普段の飲み会では、あまり気を使うことなくダラダラと話をしながら飲んでいることが多いですが、
人の話を聞くことに専念すると、面白いことにも気がつきます。

一生懸命話をする人。
妙にハイテンションな人。
盛り上がる人、そうでない人。

飲み会の席で一番盛り上がるのは、話し手自身をネタにする笑える話かもしれません。
とくに失敗談はハズレがないようです。

仕事の失敗談だったり、恥ずかしい経験だったり、過去の恋愛の失敗、自分の体の特徴やコンプレックスを明るく笑い飛ばして、笑いに重なる正直な気持ちを話す姿に、時には笑いが感動にもなったりして。

逆に聞いていて引いてしまうのは・・・、
「こんなこと知っているのよ」「こんことやってきたんだぜ」「見て見て聞いて、俺って私ってすごいでしょ」的な話。
自分の気持ちをうまく表現して自慢話にでもすれば、盛り上がる場合もありますが、たいてい周りはひいています。
聞く方も皆大人だから、うなずいたりして流します。
でも周りから客観的にみると、結構イタイ風景。
(自分も、心許せる仲間が一緒にいる時は、やっているかも。)
そんな話は自分のブログにでも書けばいいと思いますが・・・。

今日の飲み会では、長老Sさんの「飲み会での失敗を話そう」との提案で一気にアイスブレーク。
飲み会ではの失敗の一つや二つは誰にでもあるもの。
同じ自慢話でも、失敗自慢は盛り上がります。

本当は今日の飲み会は、残り桜の花見をする予定でした。
おやおや、雨はザーザー、気温も下がって朝からブルブル。もくろみは大外れです。
でも、急きょ鍋パーティーになり、熱燗もおいしく、普段はほとんどお会いしない方との飲み会でしたが、盛り上がり楽しかった。

自分の失敗ネタを話す小さな勇気と、それを笑ってくれる仲間がいれば、悩みなんてなくなるかもしれません。
安心感に満たされ、今この瞬間に、自分ができることに集中できるから。