いつも通りに

スーパーやコンビニから、米や食パン、水、テッシュやトイレットペーパーがなくなってしまいました。
平日会社の昼休みにお昼ご飯を買いにコンビニに行ったら、殆ど残っていませんでした。
入荷時間がバラバラで入荷しても、すぐに売れ切れてしまいます。

そんな中、時々行くおじいさんとおばぁさんのお二人が経営しているお弁当屋さんは、
いつも通り開いていて、いつも通りの日替わり弁当が売られていました。
おばちゃんは、いつも通りに笑って、いつも通りにおかずをおまけしてくれました。

そのお店で売っているお弁当は、いつも通り日替わり弁当一種類。
とても安心した気分になりました。
こんな時にも、いつものメニューで、いつもの値段、常連さんが並ぶ店。
いつも通りにやってくれていることで、気持ちがほっとするのです。

確かに今は異常時です。
とても心配です。
でもその心配が、過剰反応になりませんように。
パニックや噂にふりまわされませんように。

今日スーパーで、お米が売っていないと、一人のおじさんが店員さんに食ってかかっていました。
もちろん店員さんのせいではありません。
おじさんは怒りを何かにぶつけるようにイライライライラ。
スーパーには少ない食品を買い求めるお客さんでごったかえしている。
きっと店員さんはパートさんで、忙しくても同じ時給かもしれないのに、冷静に対応していました。
頑張っているのに怒られて大変です。
そんな冷静な姿はかっこいい。
こんな時に頑張っているひとにはいつも以上に、声をかけてあげたいですね。

海外の報道から聞こえるのが、日本人の冷静さ、規律。
確かにスゴイです。
「がんばれ、日本！」と何度も言われると、「お前もがんばれよ。」と思ってしまうこともあるけれど(コラー！）、
きっと日本は大丈夫。
安心しよう。

カミサマ！安心感で心の中が満たされますように。その安心感が周囲にどんどん広がっていきますように。

冷静であること、安心すること、噂を広めず、買いだめに走らないことが、周りの人たちをほっとさせます。
そして被災地でがんばっている人たちへの間接的な応援になると思います。

ラッキー125

本日、18時19分に、3574gの男の子が生まれました。
こんな状況ですが、母子ともに健康で、幸せなことです。

息子のユウタも娘のハルカも大興奮。
明日はどうなることやら。
よくテレビで、「貧乏大家族奮闘記」なるものが放映されていますが、我が家の雰囲気は今からあんな感じです。
いろいろ大変なことは予想されますが、楽しいこともたくさん期待できます。

一人っ子の僕が、小さい時から求めていたこと。
きっと、こんな雑然とした中の家族の和気あいあいした家族の気持ちの交換なんだと思います。

想いの交換。

この状況でなにができるだろう。

この1週間はとても長い1週間でした。
いろいろなことがありすぎて。

出張から帰ったら、あの大地震。
交通マヒ、停電、相続、嫁の体、友人の相談、先輩の突然の退職、息子の卒園式。

なぜだろう？
僕の周りの人たちにも、いろいろなことが起きている。

困難な状況でも、うれしいと感じること。

今回の出来事で、皆が問題に対して、「この状況でなにができるだろう」とそれぞれの立場で考えていること。
何か問題があった時、ちょっと前なら、ただ原因理由を分析したりする人が多かった。まるで評論家のように。

今は、ちょっと違う空気、エネルギーを感じます、創造的なエネルギー。
「今、自分にはこの状況で何ができるのだろう？」

もちろん今でも、パフォーマンスや言葉だけで、自分のことしか考えていない人もいます。
それでも、何かが変わってきている氣もするのです。
サラリーマンをやっていても、これだけの変化を感じるとは、世の中変わりつつあるのでしょうか？

粘り強く現状に適応すること。
その力はどこから来るのでしょう？

やはり、心の持ち方、自分自身の「あり方」だと思います。
自信、自尊心。
自分を信じる力。そこから生まれる余裕。ユーモア、コミュニケーション能力。

それらはどこから生まれるのでしょうか？

根本原因は、やっぱり親に帰結すると思います。
安定した家庭環境や親子関係。
どれだけ育めるか。

今のような状況で、結構パニくっている方に遭遇する時があります。
「べき」「こうしなければならない」にとらわれ、「何ができる」がぼやけている人です。

あなたは、できることしかできません。
できることをやる。それが難しいのだけれど。

今は、あなたがそれぞれの持ち場で、それぞれができることをやることが、一番の貢献です・。

取り組んでくださっている方々に、安心感、満足感が流れ込みますように。
それぞれにとって、すべてがうまくいきますように。