スロバキアで開催された障害者卓球の世界選手権・団体戦に出場してきました。
結果は負けに負けて11チーム中9位というところでした。
エントリーリストの順位からするとチームは8位。
でも個人で見れば5月1日時点では僕は下から2番目。
だけど最下位の選手は1週間前にあったスロベニア・オープンで好成績をあげているのでポイントは大きく上がっているはずで、実質は僕がエントリー選手の中で最下位でした。
今回のこの出場が決まるまではダブルスを含め団体戦というものにあまり注意を払うことがありませんでした。
シングルスが出来ればそれで大丈夫、その程度にしか考えていなくて、ダブルスならではの戦術やその組み立て方なども考えたことはありませんでした。
障害者の団体戦は去年から国際ルールが変更になり、1ダブルス(W)2シングルス(S)で行われ、先に2ポイント先取した方が勝ちとなります。
だからダブルスを取るというのが最優先で、その後のシングルスをどの順にするかでも大きく優劣が異なってきます。
そうした点も含め、何よりもまず勝負事の駆け引きについての理解力の無さ、そこがまず自分自身の弱さだと痛感しました。
だからメンタルが弱くなる。
ここ一番での集中力、勝とうという気持ち、その部分で相手を上回らなければ技術でどれだけ上をいっていたとしても勝つことは難しくなる。
ましてや世界選手権などというような大舞台になればなるほどその強さがより大きく求められるのでしょうし、それが技術を超えて優劣を決める大きな要因になるのでしょう。
僕はその時点で負けていたのかもしれない。
今回試合を終えて、自分自身を振り返った時につくづくそう思えました。
そう考えると、パートナーやチーム、応援してくださった方々にすごく申し訳なく思います。
勝つために技術を磨く、それは今回出場した選手だけでなく世界中の選手が毎日一生懸命に積み重ねているものだと思います。
でもそれだけじゃぁダメ。
つくづくそう思わされました。
でもじゃぁその、いわゆる「メンタル」を磨いていくにはどうしたらいいのか?どのような手段があるのか?
目に見える形の無いものなだけにとても難しいものだと思います。
だからこそ、自分で磨いていくしかない、誰かに磨いてもらうものではなく自分自身で磨く、自分にしか磨けない、そういうものもあるのだと認識したうえで、技術を含め日々自分を磨く、鍛練を続けていく、そうしていかなければ世界の壁を超えることは出来ない、そう思い知らされました。
対戦相手は格上ばかりの中で、ダブルスでは車椅子の特別なルールの為ボールが格下の僕に集まる、集中的に狙われるということが大半でした。
シングルスでも2度出させてもらいいずれも格上と対戦。
「強い!」という怖さは感じず、むしろ「いける!」と思う場面が多々ありました。
でもリードしているところから逆転されて負けるという展開が続いたのはやはりメンタルの問題なのでしょう。
そして勝負を決めるここ一番での引き出しの無さ、それもメンタルと頭を使えていないという自分自身の弱さが露呈した結果だと思います。
なによりもまず集中力、それにつきます。
単に「集中」と言ってもそれは個人差のあるもので、スポーツにおける「集中」というものがどういうものであるのか、それを今一度僕の中で考えていかなければと思いました。
試合に出場する、勝つにせよ負けるにせよ経験することで学んでいく。
本来は経験する前に文字から学ぶことがベストだと考えますが、僕は頭が悪いので経験して初めて理解できることがとても多くあります。
今までもスポーツにここまで取り組んだ経験はなかったので、そういう点でも今回の世界選手権という大舞台はこれまでの国際大会とはまた違った多くの学び、経験を僕に与えてくれました。
それを自分の財産と出来るように、次へつなげられるように、これからしっかりと頑張っていこうと思います。
卓球をやらなければおそらく訪れることはなかったであろうスロバキア・ブラチスラバ。
とても素晴らしい街でした。
そしてそこで僕をプレーヤーとして、同じ選手として迎え入れてくれた各国代表達。
これからはその彼らに尊敬される、そして危機感を抱かせられるような選手になりたいと思います。
全ては自分次第。
自分の努力次第。
「自分磨き」の項目がまた増えたことに喜びを覚えます。
今回僕に勝ったやつ、次はみとけよ!
結果は負けに負けて11チーム中9位というところでした。
エントリーリストの順位からするとチームは8位。
でも個人で見れば5月1日時点では僕は下から2番目。
だけど最下位の選手は1週間前にあったスロベニア・オープンで好成績をあげているのでポイントは大きく上がっているはずで、実質は僕がエントリー選手の中で最下位でした。
今回のこの出場が決まるまではダブルスを含め団体戦というものにあまり注意を払うことがありませんでした。
シングルスが出来ればそれで大丈夫、その程度にしか考えていなくて、ダブルスならではの戦術やその組み立て方なども考えたことはありませんでした。
障害者の団体戦は去年から国際ルールが変更になり、1ダブルス(W)2シングルス(S)で行われ、先に2ポイント先取した方が勝ちとなります。
だからダブルスを取るというのが最優先で、その後のシングルスをどの順にするかでも大きく優劣が異なってきます。
そうした点も含め、何よりもまず勝負事の駆け引きについての理解力の無さ、そこがまず自分自身の弱さだと痛感しました。
だからメンタルが弱くなる。
ここ一番での集中力、勝とうという気持ち、その部分で相手を上回らなければ技術でどれだけ上をいっていたとしても勝つことは難しくなる。
ましてや世界選手権などというような大舞台になればなるほどその強さがより大きく求められるのでしょうし、それが技術を超えて優劣を決める大きな要因になるのでしょう。
僕はその時点で負けていたのかもしれない。
今回試合を終えて、自分自身を振り返った時につくづくそう思えました。
そう考えると、パートナーやチーム、応援してくださった方々にすごく申し訳なく思います。
勝つために技術を磨く、それは今回出場した選手だけでなく世界中の選手が毎日一生懸命に積み重ねているものだと思います。
でもそれだけじゃぁダメ。
つくづくそう思わされました。
でもじゃぁその、いわゆる「メンタル」を磨いていくにはどうしたらいいのか?どのような手段があるのか?
目に見える形の無いものなだけにとても難しいものだと思います。
だからこそ、自分で磨いていくしかない、誰かに磨いてもらうものではなく自分自身で磨く、自分にしか磨けない、そういうものもあるのだと認識したうえで、技術を含め日々自分を磨く、鍛練を続けていく、そうしていかなければ世界の壁を超えることは出来ない、そう思い知らされました。
対戦相手は格上ばかりの中で、ダブルスでは車椅子の特別なルールの為ボールが格下の僕に集まる、集中的に狙われるということが大半でした。
シングルスでも2度出させてもらいいずれも格上と対戦。
「強い!」という怖さは感じず、むしろ「いける!」と思う場面が多々ありました。
でもリードしているところから逆転されて負けるという展開が続いたのはやはりメンタルの問題なのでしょう。
そして勝負を決めるここ一番での引き出しの無さ、それもメンタルと頭を使えていないという自分自身の弱さが露呈した結果だと思います。
なによりもまず集中力、それにつきます。
単に「集中」と言ってもそれは個人差のあるもので、スポーツにおける「集中」というものがどういうものであるのか、それを今一度僕の中で考えていかなければと思いました。
試合に出場する、勝つにせよ負けるにせよ経験することで学んでいく。
本来は経験する前に文字から学ぶことがベストだと考えますが、僕は頭が悪いので経験して初めて理解できることがとても多くあります。
今までもスポーツにここまで取り組んだ経験はなかったので、そういう点でも今回の世界選手権という大舞台はこれまでの国際大会とはまた違った多くの学び、経験を僕に与えてくれました。
それを自分の財産と出来るように、次へつなげられるように、これからしっかりと頑張っていこうと思います。
卓球をやらなければおそらく訪れることはなかったであろうスロバキア・ブラチスラバ。
とても素晴らしい街でした。
そしてそこで僕をプレーヤーとして、同じ選手として迎え入れてくれた各国代表達。
これからはその彼らに尊敬される、そして危機感を抱かせられるような選手になりたいと思います。
全ては自分次第。
自分の努力次第。
「自分磨き」の項目がまた増えたことに喜びを覚えます。
今回僕に勝ったやつ、次はみとけよ!