車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

東京選手権

2016年07月18日 21時40分27秒 | 日記
例年は冬から早春の頃に開催されるこの大会が、今年度は会場の都合等で夏のこの時期の開催となった東京選手権に出場してきました。

シングルスのみの大会。

出場したのはこれが3回目。

毎回予選敗退していたと思うのだけれど、今回初めて、2位とはいえギリギリの予選通過。

決勝トーナメントも1回戦を勝ち上がりベスト8まで行くことが出来ました。



何が良かったのか?

全く思い当たる節はありません。

ただただ必死にボールを追いかけただけ。

そこに何か考え抜いた戦術や技術があったかというと、少なからず考えはしていたけれどそれが全く実行できていなかった、だから全般的に見て反省点ばかり。悔しさしかありません。



今回も相手に合わせた戦略や戦術を練るものではなく、自分自身の課題を設けていてそれを徹底的に意識してプレーすることにしていました。

相手を見る前に自分を見る。良くも悪くもそれに徹底した結果なのだと思います。

僕はまだまだそういう段階にしか達していないので、まずはしっかりと自分を確立出来るように取り組むつもりです。



試合を見てくれてた先輩方からは誉めていただくこともあったのですが、謙遜でも何でもなく本当に自分自身どこが良かったのか全く分からない。

でも考えながらやっていたので以前よりも反省点は明確で、またなぜそのようなミスをしたのかも以前より視野も理解力も広がりそれらを自己分析できているつもりなのでそれは唯一自信を持てた部分かなと思います。



先輩から「練習出来てないって嘘言ってんじゃないの?」とツッコまれましたが、そのように見えたのであればそれもまた誉れな話。嬉しいことです。

審判の方からは「いろいろ研究されてるんですね。これからも頑張ってくださいね。」とも言っていただきました。

でも正直な話、研究なんてしていません。

ただ、勉強はしているつもりです。

だって、勉強は台につかなくても自宅で一人で出来るから(笑)



ただ、スポーツの難しいところは勉強だけではどうしようもないところ。

知識があれば上手に出来るものではない。

知識だけでそれが出来もしないのでは、野球中継を見ながらウンチク満載でそれを語るおっちゃんと同じこと。

実際にプレー出来るからこそ凄いのだし、言葉に説得力が生じるのですね。

だからスポーツを生業とするプロ選手は本当にすごいと思う。

余談ですけど(笑)



この春から練習時間は短くなってしまったけれど、それでもその方向性に十分な手ごたえを実感できてはいます。

このまま進んでいこうと。

あと重要なのはその速度であり、目標到達点のタイミング設定。

課題は山積したままですが、身体に支障をきたさない程度に出来る限りの努力を重ねていくつもりです。



まずは今回の反省点の冷静な分析と少しでも早い課題の克服。

来月は障害者と健常者それぞれの大会が合わせて3つもあるので、体調管理には十分に注意を払いつつ出来る限りの努力をしていこうと思います。



日々反省。

たまには自分をほめてやれる日があってもいいかなと思いますが、妥協と言い訳はかっこ悪いのでそこは見栄を張ってでもストイックを気取ります(笑)