気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

聖グロリアーナ女学院チームのマチルダⅡ歩兵戦車はMk.Ⅱ?

2016年01月16日 | ガルパン模型制作記

 模型サークルの知人T氏は、今年に入ってから更にガルパン戦車プラモへの情熱が高まったそうです。劇場版を観て感動し、それから11回も映画館に通ったそうなので、もう完全にガルパンファンの一人に連なっているといって良いでしょう。

 そのT氏が、先日に電話で問い合わせてきたのは、聖グロリアーナ女学院チームのマチルダⅡ歩兵戦車に関することでした。
「序章のゴルフ場での場面がカッコ良かったんで、ダー様率いるチャーチルとマチルダの小隊作ってみようと思ってるんよ」
「いいですねえ、頑張ってチャレンジして下さい」
「それがね、近所の模型店行ったらさ、公式キットのチャーチルは売り切れやったの。マチルダはタミヤのがあったから一個買ってきたのよ」


 T氏が購入されたのは、上図のタミヤの「イギリス歩兵戦車マチルダ Mk.Ⅲ/Ⅳ」のキットでした。公式資料でも模型雑誌のガルパン関連記事でも必ず紹介されているキットです。ホビーサーチでの案内情報はこちら

 T氏は、モデルグラフィックスの定期購読者なので、このキットが2016年1月号のガルパン特集記事にて「文句なしの決定版」と推奨されていることも御存知です。公式設定資料のガルパンアハトゥンクでも、劇中車は「イギリス歩兵戦車 マチルダ Mk.Ⅲ/Ⅳ」とありますから、誰でも上図のキットを買うに決まっています。

 ところが、T氏の次の話し声は、一段トーンが落ちました。
「ところがね・・・、箱開けてキット見て、資料と見比べたら、あちこち違うのよ・・・。修正せんとあかん所がいっぱいあるんで」
「仰る通りです。マチルダもガルパン戦車の常で、実車とは色々違ってて各型のごちゃまぜ状態なんです」
「えっ、というと、星野さんはやっぱりそういうの把握してるんやね」
「大体はね・・・、私もまだキット買ってませんから、実物見てどうのこうのとチェックしてませんけど、公式の資料図とかを見ますとね、Mk.Ⅲ/Ⅳとありますけど、劇中のマチルダは細部の形状とかにMk.Ⅱの特徴が入ってるように見えるんですよ」
「Mk.Ⅱ・・・・、ああ、やっぱり型が違うのか・・・」
「違うっていうか、厳密に言いますと、Mk.Ⅱの特徴も併せ持った Mk.Ⅲ/Ⅳ、というふうにガルパンのマチルダⅡを捉えるべきだと考えてるんです」
「そうか、なるほどねえ・・・。すると、そのMk.Ⅱもキットがあるんかね?」
「ありますよ。古いキットですけどね」


 上図が、そのMk.Ⅱのキットです。これもタミヤの製品で、現在のMk.Ⅲ/Ⅳのキットが2009年に発売されるまでは、マチルダⅡ歩兵戦車のキットといえばこちらの方が有名だった筈です。
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「星野さんは、ガルパンのマチルダを作る場合にはMk.Ⅱの方を使うの?」
「そこまでまだ考えてませんけど・・・。うーん、でも作るとなったらですね、形状が近い方のキットを使うことになると思います。その場合はMk.Ⅱの方が適切ならばそれでいきますけど・・・、でもこれって旧キットの扱いなんで、タミヤでもスポット生産品にしてるみたいですし、今じゃ普通に入手するのはまず無理ですね。中古品市場で探さないといけないかもしれない」
「そういうことか。Mk.Ⅱが入手困難になってるから、いま公式でも模型誌でも現行モデルのMk.Ⅲ/Ⅳの方を紹介してるわけか・・・」
「おそらくは、そういう事情でしょうね」
「でもなあ、それっておかしいと思わへんか?キット買って組み立てたら、劇中車とあちこち違うっていうのに、「決定版」はない、思うで。プラッツのケースとはまた違うけど、こっちもキットがガルパン戦車に絶対ならないわけや」
「残念ですが、ガルパン戦車プラモに関しては、100パーセントピッタリのキットは存在しないと思っておいた方が無難ですよ」
「まったくや」

 結局、T氏は購入した現行モデルのMk.Ⅲ/Ⅳのキットを改造して劇中車に少しでも近づけるべく努力する、という方針を固めたようです。事実、それしか選択肢が無かっただろうと思います。


 それではダー様のチャーチルもあちこち違うのかね、とT氏が話していましたので、この機会に調べてみました。上図は、去年9月に発売された公式キットです。発売元はファインモールドですが、キット自体はタミヤからのOEM供給です。
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 公式キットのベースとなったタミヤの製品がこれです。公式資料と同じ名前で、外見もほとんど劇中車と共通しています。ガルパン仕様への修正点は五つぐらいですが、さらに後部ラックのガソリン缶のパーツが2個ほど不足し、パーツの形状自体が劇中と異なる、といった相違があるようです。
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 はからずも、聖グロリアーナ女学院チームの戦車のキットの紹介になってしまいました。チームにはあとクルセイダーも登場していますが、現時点で1/35スケールの適応キットはイタレリの古いキットしかなく、それも入手は困難でありますので、実質的には対応キットが無いに等しい状態と言えましょう。
 したがって、今後のクルセイダーの公式キット化にあたっては、イタレリの古いキットをOEM供給してもらうか、新規に開発してゆくかのどちらかでしょう。
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プラウダ高校チーム戦車のキット (その二)

2016年01月15日 | ガルパン模型制作記

 三番目は、KV-2です。去年の8月12日にプラッツより公式キットが発売されました。キット自体はタミヤからのOEM供給によるものです。
 このキットは、劇中車と共通点が多く、そのまま組んでも再現度は高いです。あくまでもガルパン仕様を目指すのであれば、転輪の穴の追加、車体上面の眺弾リングの除去、車体上面前端の形状の修正、などが必要になりますが、いずれも簡単な作業で済みます。

 プラウダチームの劇中車に関しては、テレビシリーズに登場した車輌のほか、OVA第5話「スノー・ウォー」に登場した車輌の仕様もあって、幾つか相違点があります。この公式キットで普通に組み立てて出来上がる姿は、テレビシリーズに登場した車輌のほうになります。
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 プラッツ公式キットの元になった、タミヤの製品です。MMシリーズの初期に出たものなので、相当に古いキットですが、最近のキットと比べても何ら遜色はありません。これが公式キット化された点に、この製品の出来の良さが示されていると言えましょう。
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 KV-2のキットは、上図のズベズダの製品のほか、トランペッターの製品も知られています。公式キットが出る前は、これらのキットで劇中車を再現するケースが多かったと聞きます。外見上は、いずれもOVA第5話「スノー・ウォー」に登場した車輌の仕様に近いので、OVA第5話の劇中車を再現する場合にはこちらの二点のいずれかを選べば良いでしょう。
 なお、劇場版の劇中車は、OVA第5話の劇中車の仕様を受け継いでいるようですので、前述の公式キットで作る場合にはフェンダーステーなどの改造が必須となります。
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 四番目は、劇場版でノンナが搭乗していたIS-2です。公式キットは、去る12月11日にプラッツからリリースされたばかりです。
 ISとはイシーオフ・スターリンのことですが、英語圏での読みが「ジョセフ・スターリン」になるので、第二次大戦中の連合軍陣営ではJS-2とも表記されていました。プラウダチームのIS-2は、全体的には後期型の特徴でまとめられますが、主砲防盾の形状だけは初期型のタイプです。公式キットはその点もフォローしているので、他キットのパーツを転用するというような手間が省けます。

 元キットはドラゴンサイバーホビーの製品ですが、公式キット化にあたって劇中車に合わせた姿になるようにパーツ等のアレンジがなされているため、ガルパン仕様への修正および改造は小さなものばかりです。主な修正ポイントは背面パネルとエンジンフード上に集中しています。
 また、付属のデカールにある車番015は、冬季塗装時の黒字のみです。劇場版劇中車のようなロシアングリーン塗装時の車番デカールは、モデルカステンのデカールセットから調達することになります。
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 公式キットの元になったドラゴンサイバーホビーのキットです。85mm砲搭載のJS-1(IS-1)と122mm砲搭載のJS-2(IS-2)のいすれかを選択して製作出来るようになっています。
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 IS-2のキットは、タミヤからもJS-2の名で発売されています。公式キットが出る前はこのキットでガルパン劇中車を再現するのが一般的であったようです。その場合は防盾の形状などの修正が必須となるほか、履帯も劇中車のものと異なります。ただ、車体の鋳造肌が細かいので、劇中車のようなツルツル面に容易に修正出来るうえ、手摺やハンドルなどの配置もそのままであるため、公式キットが出た現在においても、適応キットとしての位置は揺るがないでしょう。履帯が連列式、ベルト式の2種類用意されているのも魅力的です。
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 以上をふまえますと、KV-2、IS-2のいずれも公式キットが利用出来ますが、他メーカーのキットもそれぞれに特徴や長所がありますので、お好みで選べば良いと思います。
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懐かしい景色

2016年01月14日 | ガールズ&パンツァー

 ガールズ&パンツァーの劇場版を観た後は、テレビシリーズの各話を再び見直す機会が多くなりました。物語の上では繋がっていますから、色々な場面や描写、要素や伏線などがあちこちで結びつきます。それらを確かめるためもあって、楽しんでDVDを観ています。

 最近は第4話を見ましたが、やっぱり大洗の景色が出てくると、これまでの巡礼の記憶も鮮やかによみがえってきて楽しくなります。
 でも、上図のマチルダⅡからの眺望シーンなどは、新道設置計画工事に伴う景観の変化によって、すっかり過去のものとなりました。画面左手の「日の出屋」こと「お好み焼き道」の建物も、右手奥に見える「金子屋薬局」こと「兼子屋薬局」の建物も、いまは取り壊されて無くなっています。

 こういった「懐かしい景色」が他にもありますし、劇場版に登場した景色の一部も、既に現時点で移ろいつつあります。大洗町の都市計画基本構想に基づく諸事業が各所にて進められているため、道路だけでなく民家や店舗もあちこちで変化していきます。
 年月が経つにつれて、その変化は大きなものとなるでしょうし、「懐かしい景色」も沢山増えてくることでしょう。その場合に、ガルパンの映像は、貴重な景観の記録媒体の一種となるのでしょう。
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プラウダ高校チーム戦車のキット (その一)

2016年01月13日 | ガルパン模型制作記
 私のガルパン戦車キット制作は、最初は大洗女子学園チームの車輌を対象として進め、昨年より黒森峰女学園チームの車輌にも対象を広げてまいりました。現時点では、大洗チームの全車種と黒森峰チームのほぼ八割が揃ってきています。
 折しも「全戦車公式キット化プロジェクト」が進行中で、少しずつ公式キットの新商品が発売されていますので、他のチームの車輌を作って見ようか、という気分が私の中にも芽生えてきています。

 ここでの他チームとは、聖グロリアーナ女学院、サンダース大付属高校、アンツィオ高校、プラウダ高校、知波単学園、継続高校、を指します。あと大学選抜チームも「全戦車公式キット化プロジェクト」の対象になっている筈ですが、これだけでも大変な数です。
 ですが、現在においてキットが割合に購入出来て、チームの全車種をなんとか揃えられるのは、大洗女子学園や黒森峰女学園を除けば、プラウダ高校ぐらいのものです。

 そこで、ガルパン戦車プラモデルキット記事の第三弾として、プラウダ高校の全4種の車輌を、制作上の基礎情報やポイントなどを交えて簡単に紹介してみたいと思います。
 周知のように、プラウダ高校は、テレビシリーズで15輌、劇場版で8輌の戦車部隊を試合に参加させていますが、いずれも4種の車輌から編成されていました。T-34/76、T-34/85、IS-2、KV-2です。2種ずつ二回に分けて紹介しましょう。


 最初は、T-34/76です。第二次大戦中の独ソ戦中期から戦場に投入され、ソ連軍の反攻の主役となった中戦車であり、プラウダチームにおいても多数を占めて大きな戦力となっていました。その公式キットはまだ出ていませんが、「モデルグラフィックス」2016年1月号に収録された「全戦車公式キット化プロジェクト」中間報告書では、上図のドラゴンサイバーホビーの製品が適応キットとして紹介されています。
 しかし、このキットは売り切れて久しく、現時点では入手がほとんど不可能に近いとされています。
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 それで、現時点では、上図のタミヤの製品がよく利用されているようです。プラウダチームのT-34/76の外見上の特徴として、砲塔が六角形であること、砲塔上にキューポラが無いこと、の二点が挙げられますが、それに合うキットは、前述のドラゴンサイバーホビーの製品を除けば、このタミヤの製品しかありません。MMシリーズでも初期に位置する古いキットであるにもかかわらず、市場に多く出回っているようです。価格も手頃で、入手も容易です。
 また、古いキット故のパーツの少なさ、組み立て易さ、という要素も魅力的です。ガルパン仕様との相違点も幾つかありますが、大半は穴埋め、モールド除去といった作業で修正が出来ます。また砲塔下にエッジがありますが、劇中車にはありませんので調整が必要です。
 最も目立つ相違点は一部の転輪の形状です。10個の転輪のうちの4個が前期型の段付きディスクタイプであるため、他キットからの転用が必須となります。
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 タミヤからは、段付きディスクタイプの転輪を有するT-34/76のキットも発売されています。上図の製品がそれです。
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 続いては、T-34/85です。T-34/76の強化後継型として1944年に採用され、戦後も使用されてソ連軍の中核戦力となった車輌です。既にプラッツより公式キットが発売されています。
 元キットのドラゴン製品は、大体劇中車と同じ形状ですが、細部に幾つかの相違点があります。ガルパン仕様に仕上げるには色んな修正や改造が必要です。主な修正点はギアハウジング、牽引フック、砲塔ピストルポート、履帯張度調整用金具などが挙げられます。
 最大のネックは転輪で、いちおうディスクタイプのパーツが入っているものの、後期型の段無しタイプです。劇中車のは前期型の段付きですので、他キットから持ってくる必要があります。前述のタミヤの製品からの転用、という方法もありますが、タミヤのパーツはポリキャップによる装着形式で軸部の寸法も異なるため、転用する場合は多少の調整が必要です。ドラゴンのキットで段付きディスクタイプを備えている製品は少なく、私が見かけた限りでは、サイバーホビーの6584や6614、CH6759ぐらいですが、売り切れが多いので入手が難しいでしょう。
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 公式キットの元キットが、こちらのドラゴンの商品です。劇中車の特徴である、ウラル戦車工場製の砲塔や角フェンダーなどを再現しているキットということで、公式キット化されたものと思われます。
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 T-34/85のキットは、上図のようにタミヤからも出ています。劇中車はこのタミヤキットによく似ているとされており、転輪もそのまま段付きディスクタイプを備えています。ドラゴン系の公式キットよりは楽に作れますのでオススメですが、惜しむらくはスポット生産品であるために普段は売り切れ、在庫無しの状態が続いています。
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 以上をふまえますと、T-34/76はタミヤ製品、T-34/85はプラッツ公式キットを購入するのが一番手っ取り早いと思われます。いずれにおいても、ガルパン仕様への修正や改造は必須となりますが、大洗や黒森峰の車輌キットに比べれば、大規模かつ難しい作業は少ないです。

 なお、「全戦車公式キット化プロジェクト」による公式キットは、プラッツでもファインモールドでもデザインを一新して劇場版仕様も含めた新シリーズとして展開されているため、それまでの旧シリーズは生産終了となっています。今回取り上げたプラッツのT-34/85も旧シリーズに属して市場在庫も僅かになっているため、新公式キットが出るのではないかと予想されています。
 同様に、T-34/76も公式キットが発表される可能性が否定出来ませんので、これらの公式キットが発売されるまで待つ、という選択肢もあるでしょう。 (続く)
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サークルKサンクスプリントのガルパンイラスト

2016年01月12日 | ガールズ&パンツァー

 この1月から、サークルKサンクスのプリントサービスにガルパンのコンテンツが加わったと聞きました。職場の向かいのサークルKサンクスを毎日利用していますので、試しにプリントサービスを利用してみました。詳細はこちら

 販売中のガルパンイラストは、上図の2枚でした。一枚500円、意外にも綺麗な仕上がりであるのに驚きました。コンビニのマルチコピー機の印刷機能は、家庭用プリンターのそれよりも格段に上である、という話を関連メーカーの担当者に伺った記憶がよみがえってきました。下手なポスターよりも発色が良く、見た目の鮮やかさが際立っています。

 ただ、夏場のシーンのイラストなので、多少の違和感がありました。季節に合ったイラストをチョイス出来るようにするか、またはポストカードとして利用出来るようにする、といった発想なり配慮なりが欲しかったと思います。
 右のイラストでは、背後に戦車が見えますが、一部しか出ていないので、よく見ないと戦車があるということが分かりにくいです。それよりも、戦車に乗ってるシーンとか、戦車道の試合シーンのイラストがあったらなあ、と思います。ガルパンは戦車抜きでは語れないアニメですので・・・。
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ガールズ&パンツァー コミックアンソロジー SIDE 黒森峰女学園

2016年01月11日 | ガールズ&パンツァー

 一迅社さんより刊行されている「ガールズ&パンツァー コミックアンソロジー」の五冊目が、「SIDE黒森峰女学園」として去る12月25日に発売されました。アマゾンでの紹介記事はこちら


 ドイツ機甲師団・・・、いや黒森峰女学園チームの車輛が好きな私にとっては、待望の一冊でした。黒森峰女学園の戦車道の日々が様々に描かれるのかな、と期待していましたが、試合らしい試合はほとんど出ておらず、所属車輛も登場せず、ただただメンバーたちの日常がコミカルに、時にはシリアスに展開されるのみでした。参加されている執筆陣が、そっちの系統の漫画を専門とするからでしょうか。

 ともあれ、このシリーズも五冊目に達しました。現時点では、この巻でラスト、というような情報は全く得られていませんので、さらに続くのでしょうか。もし次があるとすれば、それは劇場版のカテゴリーに入る筈です。知波単学園、継続高校、大学選抜、の三つのSIDEで出してくるのでしょうか。もしそうなったら、楽しいでしょうね。

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ガールズ&パンツァー 戦車プラモデル 2016年1月からの新製品

2016年01月10日 | ガールズ&パンツァー
 劇場版のヒットにより、「ガールズ&パンツァー 登場全戦車キット化プロジェクト」は今年2016年度に何らかの大きな動きを見せてくることが、かねてより予想されているようです。来たる2月のワンフェス、4月のホビーショーなどで何らかの新情報が出てくるものと思われますが、現時点で確実な発売予定がアナウンスされたのは、2点にとどまります。
 ですが、ガルパン戦車キットの数の多さを思えば、新公式キットが2点も増えたことの意味は、決して小さくはないと思います。


 1点目は、プラッツ発の大洗女子学園あんこうチームの搭乗車、IV号戦車D型改(H型仕様)です。既にあった同車輌の公式キットをリニューアルし、劇場版バージョンとして1月31日に販売される予定です。
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 この新キットは、ドラゴン系のキットを使用しているので、元キットは以前の公式キットのものと同じのようです。ですが、かつてのパーツ不足等の不手際による酷評の数々を教訓として、劇場版バージョンに合わせての新規パーツが追加されているようです。判明しているだけでも、起動輪、マズルブレーキ、シュルツェン先端部、エアクリーナー等のパーツが修正または追加されています。
 加えて、車輌のアニメデータ自体が見直されて劇場版仕様になっていますが、実車本来の形状に近くなっている傾向があるということですので、既存キットとの相違点は少なくなっているのかもしれません。

 以前に、テレビシリーズのIV号戦車D型改(H型仕様)を作ったときは、タミヤのキットを利用し、各所で相当の改造や修正を施しました。が、シュルツェン先端部や履帯などはキットパーツをそのまま組んだため、劇中車の完全な再現には至っていません。
 なので、今回の新キットで、劇場版登場車をどこまで再現出来るのか、というのがとりあえずのテーマとなります。完成させて、テレビシリーズ版と見比べて差異を見極めるのも楽しそうです。


 2点目は、プラッツ発の黒森峰女学園チームのパンターG型です。劇場版には二両が登場して赤星小梅らが搭乗していました。初の公式キットとして、1月31日に販売される予定です。
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 これの元キットは、この年末から再販が始まったドラゴンの「Sd.Kfz.171 パンサーG後期型」であろうと思います。従来より、ガルパンの劇中車はドラゴンのキットをモデルにしていると言われてきましたが、これがそうかもしれません。そうであれば、キットの精度も難易度もかなり高いものと思われます。組み立て甲斐がありそうです。
 黒森峰女学園チーム車輌は全部で9種類ありますが、このうちの6輌までが公式キット化されたことになります。「ガールズ&パンツァー 登場全戦車キット化プロジェクト」が着実に進行していることが伺えます。

 既にテレビシリーズ版をタミヤキット利用にて作りましたが、今回の新キット登場によって、ドラゴンキットでの制作が視野に入ってきました。タミヤキットでの制作は、ガルパン戦車のなかでも一、二位を争うぐらいの作り易さでしたが、今回はドラゴンキットですので、それなりに大変かもしれません。
 ですが、パンターG型は個人的に一番好きな戦車ですし、これが二両揃えば、劇場版ひまわり中隊の黒森峰小隊が再現出来ます。いろいろ楽しめそうなので、それを励みにしつつ、劇場版仕様がどうなっているかを確認したうえで、制作を試みたいと考えています。

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ガールズ&パンツァー 戦車道のよこみち

2016年01月09日 | ガールズ&パンツァー

 去る12月23日にアスキー・メディアワークスさんより発売された、「ガールズ&パンツァー 戦車道のよこみち」です。たまたま書店で見かけて即座に購入してまいりました。
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 タイトルからも分かるように、最近まで「電撃G’sマガジン」で連載されていた同名の記事の集成版です。 「電撃G’sマガジン」はたまに買いますので、連載記事「戦車道のよこみち」も知っていました。最初に読んだのが一昨年のことだったと記憶していますので、二年にわたって続いていたことになります。

 そんなに長く続いていたのか、一冊の本にまとまるわけだな、と感心しつつ目次を開くと、全部で21回ありました。初めて見るイラストが大半でした。これに劇場版記念の記事も加わっています。
 連載当時は、特集記事の中に含まれていたりして、その一部みたいな感じがありましたが、今回の集成版ではすっきりとまとめられて良い感じになっています。

 メインは当然ながらイラストで、アニメシリーズでは描かれなかった日常のシーン、キャラクター達の様々な交流の場面が季節ごとに多彩に展開されていますので、ガルパン世界のイメージが限りなく広がって楽しめます。
 今回改めて読んでいて、戦車が登場しているのが最初の2回しか無いことに気付きました。ほぼ完全に戦車道を離れた普段の生活の日々、であるわけです。ガルパンの場合は、動き溢れる戦車戦のシーンが必須であり、ダイナミックな動感の積み重ねが物語の中心的な場面を占めますので、こういった静かで穏やかな日常の有り方の描写が、思った以上にストーリー世界に深みと安らぎを添えてくれているように思います。

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ガールズ&パンツァー IV号戦車D型改 (H型仕様)エンディングVer.

2016年01月08日 | ガールズ&パンツァー

 去る12月22日に発売された、ピットロードさんのガルパンエンディング.Verシリーズ第4弾のⅣ号戦車D型改 (H型仕様)です。あんこうチーム5人のフィギュア付きです。
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 手元には、発売日の翌日に届きました。パッケージはいつものサイズ、デザインでした。


 パッケージ裏面はこんな感じです。


 早速取り出して乗せてみました。どうも冷泉麻子の頭が主砲基部につっかえてしまいます。まあ、仕方ないですね。


 見ているだけで、楽しくなりますね。


 Ⅳ号戦車D型改 (H型仕様)も、細部までよく表現されています。さすがにピットロードさんですね。


 箱に入っている背景シートをバックに撮ってみました。相変わらず窮屈そうな冷泉麻子です。


 戦車の誘導輪のスポークはちゃんと6本になっていますし、転輪のハブキャップは中期型ですし、シュルツェンの掛け金具も再現されています。劇中車の特徴は全ておさえてあります。見事ですね。

 続く第5弾は、カメさんチームの38(t)戦車の筈ですが、現時点ではまだ情報がありません。この調子で大洗の全チームの車輛を揃えてくれると楽しいのですが、果たして全部が実現出来るかどうか、ちょっと分かりませんね。

 なにしろ、戦車をデフォルメして小型化するので、フィギュアを全て乗せられるかどうか、という問題がつきまといます。だいたいは戦車のハッチ類の数が、チーム人数より少ないのです。
 それで、アヒルさんチームでも無理して河西忍が操縦席バイザーから出ています。同じようにカメさんチームでも小山柚子が操縦席バイザーから出ています。アリクイさんチームやカモさんチームやカバさんチームは何とかなりそうですが、レオポンさんチームは難しそうですね。ウサギさんチームに至ってはかなり無理しないといけないかもしれませんね・・・。

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コンテンツシードのガルパン劇場版缶バッジ

2016年01月07日 | ガールズ&パンツァー
 昨年9月の大洗行きにて出会った三重県のS氏とは、大洗行きの一週間後に京都で偶然出会って河原町界隈のアニメショップ巡りを楽しみました。
 12月には奈良で会い、橿原市の映画館で劇場版視聴を共にしたりしました。ついでに橿原今井町や飛鳥を案内しましたが、その御礼の品が伊勢名物の「赤福」と共に12月25日に送られてきました。


 開けて取り出してみると、上図のような銀色の袋に入った缶バッジでした。「劇場版ガールズ&パンツァーカンバッジ」とあり、販売元は「コンテンツシード」とありました。ああ、デカンバッチであんこうチームの5人を出してるメーカーさんだな、と思い出しました。それが劇場版の缶バッジを出していたことを、初めて知りました。

 添えられた手紙には、「東京新宿のマルイアネックスでやっていた限定ショップで買ってきたものです」とありました。そこで調べてみたところ、コンテンツシードさんの直営オンラインショップ「ザッキャラ本店」の限定ショップであったことが分かりました。公式サイトはこちら


 送られてきた缶バッジの袋は、全部で12個ありました。中身が分からないブラインドのタイプでした。「バッジは全部で11種類あります。どれが入ってるか開けて楽しんで下さい」とありました。


 開封した結果です。11種のうちの10種が揃いました。無かったのは角谷杏デザインのものでした。西住みほと島田亜里寿のボコマニアコンビが2個ずつ揃っていたのが、劇場版公開シーズンにはぴったりな感じでした。描画のデザインもデフォルメ系で、公式缶バッジには珍しいタイプです。

 関東地区では、秋葉原の品といい、オーケストラの特典といい、公式でも色々なガルパン缶バッジが出されているようですが、関西地区の我々にはあまり情報が入ってきませんので、今回のシリーズもS氏に頂いて初めて存在を知った次第です。

 劇場版関連の缶バッジといえば、上映劇場で販売されている全12種のシリーズも知られていますが、いずれもサイズが大きいです。大阪ぼちぼち作戦の特典もそうでしたから、企業発の品はサイズが大きいのが当たり前になっているようです。
 アニメイトなどで販売している他アニメの缶バッジも大体同じサイズのものが多いので、アニメ業界ではそのサイズが一般的であるようです。つまり、大洗発の公式缶バッジのサイズが小さいわけですね。

 いまのところ、私の手元にあるガルパン公式缶バッジの大部分は大洗発のもので、それを陳列ボードに綺麗に並べて飾っています。今回いただいた品も含めて、大きなサイズの公式缶バッジの陳列に関しては別に陳列用ボードを調達して飾ろうと思っています。
 それで、保護用のOPP袋が必要になってくるわけですが、シリーズ毎にサイズが微妙に異なっていたりしますので、それぞれにピッタリ合うサイズのOPP袋がなかなか見つかりらないのです・・・。
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メガミマガジン 2016年1月号

2016年01月06日 | ガールズ&パンツァー

 2015年11月30日に発売された、メガミマガジン2016年1月号です。劇場販売のパンフレットにすら収録されていなかった、劇場版ストーリーの主要場面などの紹介を含めた特集記事が収録されています。それで、発売日に職場の近くの書店で購入してまいりました。
 アマゾンでの案内記事はこちら


 購入直後に京都七条烏丸のカフェへ直行して模型サークルの定期会合に参席したため、私より前にアンドー氏やタダ氏が本を開いて特集記事を読んでいました。お二人とは一緒に劇場版を視聴しましたから、話題もノリノリで広がりました。聞けば、お二人とも五回は観に行ったとか。

 良いものは何度見ても良い、という意見で一致し、一番感動した戦車は何か、という話題においては、上図の継続高校のBT-42が挙げられました。あの大活躍を観て以来、アンドー氏もタダ氏も継続高校チームのファンになったようで、ミカちゃんカッコいいだの、風と一緒に流れて来ただの、カンテレの曲が素晴らしいだのと、絶賛しまくりでした。

 それで、私には「出来るだけ早い時期にBT-42を作ってくれ」と異口同音に言ってくるのでした。
「だからですね、まだキットも買っておりませんし・・・」
「早めに買っとくべきやったで、そういうのは」
「劇場版観るまでBT-42って戦車があるなんて知らなかったんですよ・・・、履帯無くても走れるっていうのにびっくりしましたし・・・」

 そこでアンドー氏は、参加者全員の顔を見回して言いました。
「誰か、BT-42のキット持ってる方おらへんかね?持ってる方、手を挙げて」
 しかし、手を挙げた人は皆無でした。一同を代表するようにI氏が「そもそも、フィンランド軍戦車作ろう、って発想自体がですよ、我々AFVモデラーん中でさえ、よっぽどのきっかけでもねえ限り出て来ないんですわな。なあ?」
 そうやな、と相槌をうつ人が何人か居ました。その一人のK氏は「僕は昔に継続戦争のⅢ号突撃砲作ったことあるんですけど、そのときにBT-42を作ろうか、って考えたこと無いですよ。だって戦歴大して無いでしょアレは・・・。数も無かったし、対戦車戦闘がまともに出来ない欠陥兵器やったそうですし・・・。それがガルパンで大活躍してみんなを驚かせちゃったから、いまああして注目されてて、プラモも売れまくったというわけでしょ」

 まったくその通りでありました。アンドー氏も、ウンと頷いていました。
「やっぱり、公式キットが出るのを待つしかねえ、ってことか・・・」
「出るんですかねえ」
「そりゃお前、出ないということは無いやろ?一応、公式でも全戦車キット化プロジェクトを謳ってるわけなんやから、いつかは必ず出される筈」
「出るんなら良いですが、その前に公式設定資料集のアハトゥンクが出て欲しいですねえ」
「ああ、それは言えるな」

 どのみち、劇場版に登場した戦車については、色々と紹介記事があるものの、キット制作の参考になる資料図面などはまだ絶対的に不足しています。
 それどころか、テレビシリーズに登場した戦車の多くが、劇場版において3Dデータの見直しやディティールの細密化が図られたそうです。既にウサギさんチームのM3中戦車リーの変化などを指摘していますが、やはり他の戦車も劇場版仕様になっているわけですので、テレビシリーズ仕様とは色々な所が違うことになります。それらを、劇場版のスピーディーな画面展開のなかで看取するのは不可能に近いので、公式設定資料集のアハトゥンク劇場版の刊行が、本当に待ち遠しいです。
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モデルグラフィックス 2016年1月号

2016年01月05日 | ガールズ&パンツァー

 昨年年末に購入した雑誌の一冊、モデルグラフィックスの2016年1月号です。ガルパンのオフィシャルガイドブック第4弾という位置付けで、劇場版公開スタートに合わせて特集を組むことが事前にアナウンスされていたため、最優先で予約して、発売日の11月25日に職場近くの書店で買いました。
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 劇場版のストーリーや見どころなどの特集記事も楽しいものでしたが、最大のお目当ては上図の記事でした。登場全戦車キット化プロジェクトの中間報告書、です。

 その内容は、ガルパンのテレビシリーズから劇場版に至るまでの全ての戦車のキットの基本情報です。既に公式キットがリリースされているものはそのまま紹介され、まだ公式キット化がなされていないものは適応キットが挙げられています。
 ざっと見てゆくと、適応キットの大半は、現時点では入手が困難であるようです。特にドラゴン系のキットはその傾向が顕著であり、値も張るので、タミヤの類似キットで制作する人が多いそうです。私も似たような考えで安価で入手し易いタミヤキットを利用してきましたので、そのことはよく理解出来ます。

 いずれにせよ、今回の雑誌の記事によって、現時点におけるガルパン戦車の全てのキットの動向がほぼ把握出来ます。なかには継続高校チームのBT-42のように、劇場版での活躍によってブレイクして購入が殺到してあっという間に市場在庫が払底してしまったキットもあります。

 にもかかわらず、一緒に劇場版を視聴に行った模型仲間のA氏やT氏には「次は継続のBT-42を作って詳しくレポートしてくれ」と言われています。キットが売り切れで入手も出来ない、と答えたところ、A氏に今後はタミヤの再生産待ちになるので、その一部をOEM供給にまわして公式キット化が図られる可能性がある、という噂を知らされました。
 確かに、人気沸騰の戦車なので、再生産すれば絶対に売れる事が確実です。そして、市場在庫が無くなってしまった現在が、公式キット化には絶好のチャンスと思われます。もしBT-42の公式キット化がなされるのであれば、そのタイミングは早くてもガルパンアハトゥンク劇場版が刊行される夏ぐらいの時期に合わせてくるであろう、というのがA氏の予想でした。

 したがって、それまでは、継続高校チームの所属車の完全な公式設定資料というのは無いわけです。今回の雑誌にも公式設定図が紹介されていますが、右側面とエンジンフードの一部だけしか掲載されていません。劇場版のシーンを観る限り、他にもタミヤキットと各所で差異があるように思います。そのあたりを確認出来ない今の段階では、たとえキットが入手出来たとしても、ガルパン仕様に仕上げるのが難しいと思います。

 なので、継続高校チームのBT-42に関しては、完全な公式設定資料が揃うまで待って下さい、と答えておきました。
 そしたら、T氏にはこう言われました。
「そんならね、星野君は大洗と黒森峰は全部が揃いつつあるわけやからね、今年は別のチームのやつも作っていけばええんやないかね?」

 そのことは自分でもなんとなく感じていますので、おそらくそういう成り行きになることでしょう。聖グロリアーナ女学院、サンダース大付属高校、アンツィオ高校、プラウダ高校、知波単学園、のいずれかになることは間違いありません。
 あと、大学選抜チームもありますが、これは一応除外しておきましょう。高校生戦車道チームの車輛が、いまの私の制作対象でありますので・・・。
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いただいた一番くじガルパン劇場版の景品

2016年01月04日 | ガールズ&パンツァー
 昨年の11月21日から、劇場版公開スタートに合わせて始まった一番くじの劇場版は、私自身のチャレンジにおいては以前の記事に述べた通りの成果にて終わりました。

 ですが、その後にガルパン仲間のナガシマさんとやり取りし、前回の時と同様にトレードを実施しました。当方からは、A賞のプラモデル、B賞の特別編集DVD、D賞のイラストポスター知波単学園バージョン、E賞のクリアファイル二種、の計5点を発送しました。先方からは、計4点を送って頂きました。


 送っていただいたうちの、3点です。F賞の隊長色紙のうちのダージリン、G賞のアクリルキーホルダーのうちの2種でした。これで両方の賞の景品は全てが揃いました。


 もう1点は、E賞のクリアファイルでした。二枚セットのうちの一枚は、上図の知波単学園バージョンです。どこかで見たような、昭和ティストの映画ポスターのような、味わいのあるデザインです。
 キャラクターの名前は、右から玉田、浜田、細見、池田、西、福田、寺本、ですが、左端の人物の名前は不明です。確かエキシビジョンマッチでカモやレオポンと共に陣を構えていた九七式中戦車チハ新砲塔型の車長だったと思いますが・・・。名倉だったかな・・・?


 二枚セットのうちのもう一枚は、上図の黒森峰女学園西住まほの図です。ドイツ機甲師団の雰囲気が濃厚なデザインが良いですが、劇場版のグッズなのですから、こちらも知波単学園バージョンと同じように逸見エリカ、赤星小梅などのメンバーを並べて欲しかったですね・・・。

 ナガシマさん、どうも有難うございました。
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ガルパンコミックス3種

2016年01月03日 | ガールズ&パンツァー
 昨年の11月21日に、ガルパン系コミックスが三冊揃って発売されました。劇場版公開スタートのタイミングに合わせての刊行でした。映画もコミックスも楽しんで、ということだったのでしょう。
 近所の書店で発売日に購入しましたが、翌日には売り切れになったと聞きました。劇場版公開に加えて、テレビシリーズの再放送が全国各地で行われてきたために認知度も人気も高まっているからでしょうか。


 一冊目は、上図の「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」第5巻です。ガルパン系のコミックシリーズとしては最多の五冊目となったあたり、この種の作品がファンの支持を得ていることがうかがえます。
 個人的には、最後の二ページの子供時代の西住姉妹のシーンが印象的でした。劇場版に登場した子供時代の二人とはちょっと違いますが、仲良しである点は共通していて、時にはこういうシーンもあったのだろうな、と思わせる描写でした。
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 二冊目は、上図の「ガールズ&パンツァー 4コマアンソロジーコミック」です。計20人の作者による作品集です。筆頭カラーイラストは池上遼一先生の独特のタッチによる黒森峰ペアですが、これがまたなんとも凄いカッコ良さです。
 内容はいずれもガルパンキャラクターの日常を描いていますが、作者ごとのタッチや描写スタンスの差がよく出ており、それぞれのガルパンイメージ世界が楽しめます。
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 三冊目は、上図の「ガールズ&パンツァー リボンの武者」第3巻です。個人的には気に入っている作品ですので、第3冊目に達していること自体が嬉しいです。この調子で長く続けていただきたいものです。
 この巻では大洗が試合会場として登場しており、街並みの描写も実際の風景そのままですので、大洗巡礼の気分も味わえます。大洗女子学園の面々が対戦校キャラの雰囲気で表現されている点も新鮮でした。
 ガルパンの本編では常に大洗チームが主役なので、そのイメージに慣れてしまうと、他校チームを主役にしたストーリーが大変に面白かったりします。劇場版スタート後のファンの感想のなかに、継続高校チームが主役のストーリーが見たい、という声があったそうですが、その気持ちにはとても共感出来ます。
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 今回改めて思ったのですが、ガルパン系コミックスも発売後一ヶ月が経てば、売り切れ、在庫無し、中古本高騰、の流れになってしまうのですね・・・。
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ねんどろいどもあ Ⅳ号戦車 D型改(H型仕様)+ねんどろいどぷち あんこうチーム が届きました

2016年01月02日 | ガールズ&パンツァー

 以前に紹介した、グッドスマイルカンパニーさんの「ねんどろいどもあ Ⅳ号戦車 D型改(H型仕様)」が昨年年末に届きました。以前の紹介記事はこちら

 既に11月15日のあんこう祭にて先行販売されたものですが、購入された方からの情報によれば、箱は緑一色、中のIV号の箱はピンク一色、との事でした。届いた品も同様でした。
 グッドスマイルカンパニーさんにしては珍しい簡易仕様パッケージですが、そのためか、販売価格は7407円とかなり抑えられている、という感を受けました。

 この商品のウリは、ねんどろいどぷちシリーズのあんこうチーム5体が同梱されている点です。現時点での市場在庫は中古品しかないうえ、その平均取引価格が5体合わせて一万円以上に高騰しています。比較的安価な中古品を通販で買い集めても合計金額はそれなりにかさみます。そのあんこうチーム5体がセットですので、大変にお買い得でした。


 あんこうチーム5体は、気泡入り緩衝材に包まれていました。これも販売価格を下げるための簡易包装であるようですが、美麗なパッケージなどは不要と捉える私自身にとっては、これで充分でした。

 この簡易包装は、パッケージ自体の容積もなるべく減らすための方法であろう、と思います。メインのⅣ号戦車D型改(H型仕様)を保護する箱組みも最低限に抑えられており、表面印刷を緑とピンクの簡易カラーに絞っているのも、コスト削減の一環とみられます。ここまで徹底してやっていただけると、さすがだなあ、と感心してしまいます。


 中身を取り出してみました。細部のパーツの多くは組み立てが必要で、プラモデルのように取り付け工程を楽しむ事も出来ます。容積削減のために左右のシュルツェンを車体にぴったり寄せて梱包してあり、シュルツェン架を別パーツにすることで商品化時の組み付け作業も省けますし、輸送中の思わぬ破損も発生することがありません。
 校章やあんこうのマークはシールになっています。ユーザーによっては本格的に塗装するケースもあることを想定しているのでしょう。

 全体的に、よく考えられ、様々な配慮を交えての商品化がなされていることがうかがえます。外装の味気ないカラーにも、それなりの意義があるわけです。
 一見すると手抜きのように見えてしまいますが、品物を少しでも安い価格で提供したい、というグッドスマイルカンパニーさんの心意気がぎっしりつまっていると感じました。昨今の省資源、省コスト化の時流に合わせた商品の一つとして評価出来るのではないでしょうか。

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