この年末年始はずっと勤務でした。正月三ヶ日もその後の一週間も働くのが当たり前になっている職場なので、まとまった休みをいただくのは大体一月中旬からでした。今年2016年度の初の連休は1月13日からになったので、それを利用して大洗へ息抜きに出かけました。初詣もまだやっていなかったので、今年も大洗磯前神社にお詣りしよう、と考えました。
1月13日は朝から快晴でした。8時21分水戸駅発の列車は、嬉しいことにガルパンラッピング列車でした。
しかも、2号車と3号車が繋がっていました。2両のガルパンラッピング車輌を含めた列車に乗ったのは、今回が初めてでした。
3号車は、車体上部などにパネル設置店および協賛店舗などの名前が並べてあるため、広告車輌のような外観になっています。
知波単学園チームの面々です。センターに位置する玉田が一番堂々としていて存在感もあるので、玉田が隊長のように見えてしまいます。玉田のポジションは、副隊長ではないかと予想していたのですが、劇場版ではチームの一員としての描写にとどまりました。多くて22輌を登場させた知波単学園チームですが、すべてを西絹代が直率しているのでしょうか。
劇場版ポスターと同じデザインのあんこうチームです。今までで最もカッコイイ図柄です。試合時の表情は、これまであまり意匠化されていませんでしたので、なにか新鮮な雰囲気があります。
3号車の車内には、蝶野亜美も居ます。大洗の「月の井」にある新パネルと同じ図柄です。
お約束の切符画像です。ここ数回やっていなかったので、復活いたしました。(苦笑)
常澄駅を過ぎて右手に見える田んぼアートは、戦車のデザインのようでした。全体が大きいのでカメラのフレーム内におさまりませんでした。
大洗駅です。劇場版では、この建物の前を戦車部隊が通り過ぎていました。追撃戦での発砲があれば、間違いなく駅舎にも流れ弾が命中していたことでしょう。
今回は「世界一楽しい片道切符2」の実施期間にあたっていたので、切符を購入してひたちなか海浜鉄道の往復も楽しむことにしました。切符は大洗駅内の売店で販売しており、大人用と小人用のデザインが異なります。記念のために両方を買ってゆく方が多いですよ、と言われましたので、私も同じように両方を買いました。
駅のバス停に、運よく那珂湊駅行きのバスが停まっていたので、切符を見せて乗り込みました。客は、他に地元住民の老人一人だけでした。全てのバス停を停まらずに過ぎて海門橋を渡り、15分もかからずに那珂湊の街区に入りました。窓から「伊勢増」が見えました。ほのぼの作戦の参加店舗の一つです。
那珂湊駅には、9時6分に着きました。
駅舎の横の茨城交通事務所に行きました。「世界一楽しい片道切符2」イベントの特典配布を受けました。
特典の缶バッジは、上図のように切符一枚につき一個配布されます。二枚ならば二個になりますが、今回のイベントにおいては大多数の方が切符を二枚購入しているために、当初の予想よりも早く缶バッジが無くなってしまったそうです。それで急遽追加注文した分も、また無くなってしまい、私が訪れた時には二度目の追加注文分が配布されていました。
ガルパンのイベント等にて配布する缶バッジは、どのイベントにおいても必要最低限以下の数で準備されるため、イベント当日の午前中で無くなってしまうケースもあると聞きます。主催側の数量予測が実際の需要にかみ合っていないためでしょうが、聞くところによれば、生産数が限られるために必要数を確保したくても出来ない、といった事情があるようです。
乗る予定の勝田行き列車の時刻まで、一時間余りの余裕がありました。駅前で周囲を見回すと、右手遠方に反射炉の双塔が見えました。
以前に行った時は雨の中でしたので、景色もあまり見えなかった記憶があります。今回は快晴で気温もさほどに低くないため、反射炉まで散歩してもう一度見学しよう、と思いつきました。 (続く)