キットの説明書です。組み立て指示図もありますが、手描きの大雑把な図です。
組み立て指示図を拡大すると、こんな感じです。この図が全てですが、キットの車体や砲塔などのパーツの組み立て指示がどこにもありません。
それでレトロモデルのホームページにアクセスして、関連ファイルを検索したら、上図の完全な組み立て指示図がありました。これが使えそうなので、プリントアウトして今回の組み立てガイドとして利用しました。
参考までに、上図のカラー側面図もネット上で見つけてプリントアウトしました。劇中車のカラーに似ていますので、塗装時は概ねこのカラーを採ることになるでしょう。
中性洗剤で洗浄して乾かして、パーツを分類してトレイに整理しました。
御覧のように、最初からパーツの欠け、不良が散見されました。特に履帯のパーツは半分ぐらいが割れたり、成型ミスで歪んだりしていて使い物になりませんでした。
車体の左右フェンダーの欠けや歪みはなんとか治せましたが・・・。
車体の底面部分が成形不良で大きくはみ出し気味になっており、左の底板パーツが全く入らない状態でした。はみ出し部分が大きいため、削るにしても相当の作業量を必要とします。車体パーツに繋がって一体成型のようになっているので、下手に削ると車体本体も削ってしまいかねません。
そこで、しばらく考えた末に、底面の正位置までいちおう削っておくだけにして底板は貼らないことにしました。車体の底面ですから、完成後は見えなくなります。 (続く)