富士山世界遺産センターには予定通り2時間余り居ました。予想以上に充実した施設で、展示もカフェも楽しめたので良し、でした。ゆるキャン△の聖地になったことで初めて訪れる方も多いだろうと思いますが、もともと河口湖エリアでは人気の観光地の一つで、団体ツアー客のコースの定番スポットでもあるそうです。
バスで河口湖駅へ戻る予定でしたので、入り口のバス停に行きました。これでこの日の聖地巡礼スポット3ヶ所は無事に回ることが出来ましたので、安堵しました。同時に疲労感に襲われました。記念の自撮りをしましたが、疲労のせいか笑いすらこみ上げてきませんでした。目付きも死んだようになっています。
予定では、上図左側のブルーラインの河口湖駅行きの15時8分の便に乗ることにしていましたが、なんと一時間余りもの遅延があったため、乗ったのは16時22分でした。普通ならば怒るか、バスを諦めてタクシーを捕まえるかのいずれかになりますが、この時は疲れてベンチでウトウトしていたため、一時間余りの居眠りタイムとなって、相当の疲労回復効果がありました。
河口湖エリアの路線バスは、渋滞の多い箇所を幾つか通るため、一時間前後の遅延はザラにあるそうです。そのことをあらかじめ事前調査で知っていたため、バスがなかなか来なくてもあまり気にならず、遅れてるのならば幸い、ベンチでじっと休もう、と割り切っていたのでした。
なので、河口湖駅に戻ってきた頃には、疲労感もやわらいでかなりスッキリした状態になっていました。さあ、旅はまだ続くぞ、宿に入るまでがコースだ、と気合を入れ直しました。
河口湖駅前の5番乗り場に行きました。ここから甲府駅行きの路線バスに乗ります。この日の宿を甲府にとったからです。
甲府駅へのバスは2通りあって、私が乗るのは上図左端の「甲府駅(南口)」行きでした。河口湖駅に着いたのが16時37分でしたから、16時58分発の便に乗れることが分かりました。すぐに河口湖駅内のバス切符売場へ行って切符を買いました。運賃は1500円でした。
16時58分発の便に乗りました。バスの旅が好きなので、こういう路線バスでの一時間半の移動はとても面白かったです。河口湖から国道137号線をたどって御坂峠を越え、金川沿いに甲府盆地へ一直線に降りてゆくというルートでしたが、途中の景色を見ていて富士五湖エリアと甲府盆地との高低差がよく理解出来ました。御坂トンネルを抜けたらあとはひたすら下り坂を下っているという感じだったのでした。
途中の停車地のひとつ、JR石和温泉駅前です。昔、甲府の歴史研究団体に参加していた時期、団体の事務局長さんのお宅がこの近くで、二度ほどお世話になった記憶があります。そのときに見た駅舎は建て替えたようで、立派な建物に替わっていました。
甲府駅南口には18時25分に着きました。先程の河口湖ブルーラインバスの見事なほどの遅延とは対照的に、こちらは時間ピッタリに着きました。降りた直後に記念に撮っておきました。
この日は三島から甲府に至るまで、移動手段のメインがバスでした。昨日の伊豆伊東巡りが鉄道利用メインでしたから、今日の河口湖エリア巡りはバス旅の一日として位置づけられます。とにかくバスを利用して行ける所まで行ってみよう、という試みは、いちおう成功したと思います。昼のブルーライン路線バスの便がもっとあれば完璧でしたね・・・。
やあ武田晴信クン、こないだの川中島は激アツだったな・・・! (お前は上杉謙信か)
この日の宿、甲府駅北口から徒歩3分の「ホテルクラウンヒルズ甲府」です。これまでの「ゆるキャン△」聖地巡礼でも2度利用していますので、もうお馴染みです。料金もリーズナブルですが、朝のバイキング朝食が美味しいので気に入っています。
ホテルクラウンヒルズ甲府の公式サイトはこちら。
部屋も広めで個人的にはリラックス出来ます。こういうので良いのです。いちおうユニットバス付きなので風呂もつかえますが、ホテル内に大浴場があってそちらがゆったり出来ますので、今回も大浴場を利用しました。じっくり湯煙に沈んだので身体がフワーッとなり、部屋に戻ったらそのまま眠りに落ちました。
かくして、「ゆるキャン△」聖地巡礼の河口湖エリアもつつがなくクリア出来ました。レポートもここで一たん区切りをつけます。 (河口湖編 完結)