ステップ5の続きです。上図のワイヤー固定具C16を取り付けます。組み立てガイドにおいては車体側面の方形張り出しの上に載せる形での取り付けを指示していますが、劇中車においては方形張り出しの側面に付いており、固定具の後端はステーの反対側に突き出た状態になっています。その形にあわせます。
ステーにて分断される後端部を切り離しました。
上図のように、方形張り出しの側面に取り付けました。ステーを隔てた後ろに、切り離した後端部を取り付けて位置を合わせました。
ステップ6では、砲塔上部を組み立てます。ガルパン仕様への改造が2つ、3ヶ所にあります。
作業前のパーツです。右下はコマンダーズハッチのC5です。これをガルパン仕様に改造のうえ、接着固定しますので、内側のパーツC1、C2、C3、C4、C21は不要です。
コマンダーズハッチのC5は形状を変更し、C5が付く開口部の周縁も改造します。
劇中車のコマンダーズハッチはシンプルな円形で、ヒンジもラッチもありません。ハッチの中心にボルト状突起があるのみです。
削ったりヤスったり埋めたりして、上図の状態に仕上げました。ヤスり傷がかなり残ったので、流し込み接着剤を表面に塗って表面を整えました。
ガルパン仕様への改造の2つ目は、2ヶ所にあるベンチレーターの形状変更です。御覧のようにキットのパーツでは四囲の裾が広がっていて、富士山みたいな形になっていますが、劇中車のそれは垂直に立って円筒形になっています。
2ヶ所とも、裾の広がった部分を削って、円筒形に直しました。 (続く)