ステップ3では車体の組み立てを進めます。ガルパン仕様への工作も幾つか加わります。順に紹介してゆきます。
組み立て工程は二つに分かれています。まず一つ目の組み立て工程にとりかかりますが、手始めに車体上部パーツにおけるモールド等の修正を行ないます。
上図のフェンダー上にモールドされているリブのうち、右から1番目と3番目と4番目が劇中車にありませんので削り取ります。さらにフェンダー縁に沿って並ぶ5個の掛け具も全て劇中車にありませんので削り取ります。
そしてペン先で示したアンテナ基部のモールドも劇中車にありませんので削り取ります。
不要なモールドを全て削り取りました。この後さらにヤスリがけを施して平滑に均しています。
続いて背面パネルハッチのA7でも修正を行ないます。ペン先で示した中央ヒンジを削り取って、リベット1個を植え付けます。また、左右の斜辺のリベットが1個抜けていますので、それぞれ追加します。
中央ヒンジを削り取りました。リベットを追加しました。
あとは、そのまま組み立てガイドの指示通りに組み立てました。
二つ目の組み立て工程に進みました。パーツのうちD7の警笛は、劇中車に合わせて向きを逆にします。他のパーツはガイドの指示通りに取り付けます。
この段階で車体前面のフック基部の溶接モールドを削り取ります。劇中車は全体的に溶接部の描写が無いからです。
フック基部の溶接モールドを削り取りました。
続いてガイド通りに全てのパーツを組み付けた後、劇中車に見られる各パーツをブラ板で追加しました。ワイヤーフックの固定具の両側のL字形金具、車体前端左右の履帯張度調整用金具です。
さらに、写真を撮っていませんが、操縦手ハッチ前の跳弾板も追加しています。
車体前端左右の履帯張度調整用金具には、御覧のように穴を二つ開けました。
続いて、背面に取り付けたパーツA11の中央の穴の右隣に、小さな穴をピンバイスで開けました。
この穴が、予備燃料タンク用パイプの引き込み穴となります。
ブラ材で予備燃料タンク用パイプを再現しました。同時に、A7の中央の円形ハッチのハンドルもジャンクパーツで追加再現しました。 (続く)