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けいおん!の聖地をゆく18 その9 豊郷小学校酬徳記念館での作業 その七

2018年10月26日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 今回、展示に追加した寄託提供フィギュアの一つ、バンプレストの5thあにばーさりーシリーズの平沢唯です。ナガシマさんが愛蔵の品をわざわざ送ってきてくれていたのですが、9月23日の作業時に荷物から出すのを忘れてしまい、今回ようやく取り出した次第です。

 

 9月23日の作業時には、上図左の田井中律1体しかありませんでしたが、今回、私も上図右の琴吹紬を寄託提供させていただきましたので、まずは3体が揃って、フィギュア群としての存在感が一気に増しました。ですが、5体シリーズであるので、全て揃えないと本来の雰囲気、アニメ世界観が発露されません。

 

 ところが、残る2体も物置の非展示在庫の中から発見しました。これには驚きましたが、上図左の秋山澪は台座を欠いていましたので、そのまま出すわけにはゆかず、Kさんと共に、もう一度ガラクタの山の中を丹念に探し回ったものの、台座を見出せないままに終わりました。
 これは参ったな、と思いつつナガシマさんにメール連絡したところ、台座を作りましょうか、との返事がありました。とりあえず任せることにして、次へ進みました。

 

 バンプレストの一番くじプレミアム不思議の国deティータイムシリーズには、今回私が上図右の琴吹紬を寄託提供させていただきましたので、とりあえず3体が揃いました。残る2体のうち、中野梓はサークル交流仲間のモケジョさんより寄託提供の申し出をいただきました。平沢唯も、別のモケジョさんに寄託の交渉をしていましたが、のちに意外な展開がありました。

 

 セガのエクストラフィギュアシリーズです。このシリーズはブーム全盛期に最もよく売れたフィギュアとして知られ、現在も中古品市場に豊富な在庫があって、たいていの中古ショップで売られているのを見かけます。当時のファンの中核であった中高生層のおこづかいでもなんとか買えた品であったのが大きかったと聞きました。他のアニメ作品と違って、関連グッズの多くが低価格で大量に販売されていた「けいおん」シリーズの動向を象徴するような低価格フィギュア、と言えるかもしれません。
 ですが、上図の展示においては、惜しいことに中野梓が欠けています。幸いにも、サークル交流仲間のモケジョさんより寄託提供の申し出をいただきましたので、次の作業時に追加することになりました。

 

 バンプレストの一番くじプレミアムのけいおんシリーズの記念すべき第一弾のシリーズがこれです。けいおん関連フィギュアに関しては業界最多の100体余りを発売して人気を支えたメーカーの、最初の商品ですが、当時のファンは狂喜してローソン等の一番くじ実施店に殺到したと聞きました。
 アニメ放送当時は平沢唯たちと同世代または同級生だった、サークル交流仲間のモケジョさんたち7人の全員がこのシリーズを揃えていることからも、当時の爆発的な人気ぶりがうかがえます。
 それで、いま欠けている平沢唯についても、快く寄託提供の申し出をいただきましたので、次の作業時に追加することになりました。

 

 今回、新たに展示に加わったマックスファクトリーのシリーズの田井中律、中野梓の2体です。いずれもサークル交流仲間のモケジョさんより寄託提供いただきました。上図では名札が逆になっていますが、後日付け直しました。
 このマックスファクトリーのシリーズは、アニメ世界観の再現表出に関しては定評のあるメーカーの品だけに、デザインの基本構想と表現手法の巧みさが鮮やかなまでに目立ちます。
 従来、けいおんフィギュアの最高ランク品はアルターの製品であるとされてきていますが、それに劣らないクオリティを示す一群です。なにしろテレビシリーズにおける各キャラクターの名場面などを再現しており、1体ごとに服装が異なるうえ、季節感も織り込まれていて見事なものです。ひょっとするとアルターよりもこちらの方がアニメ世界をリアルにうつしとっているかもしれない、と思います。

 それで、個人的にこのシリーズの展示資料的価値の高さに気付いておりましたので、出来たら一時的にでもいいから展示に加えてみたい、と考えておりました。発売当時は高価でしたから、持っている人も余り居ないと聞いていましたので、駄目だろうな、と思いつつモケジョさん達に相談してみましたところ、「それ持ってるよ、寄託しましょうか」との申し出を相次いでいただきました。
 それで今回、田井中律、中野梓が展示に入りましたが、さらに琴吹紬が別のモケジョさんより寄託提供される運びになりました。実家にあるので取り寄せます、ということで、しばらく日数がかかるようです。
 また、ナガシマさんが秋山澪をゲットしたとかで、これも近日中に寄託されることになりました。かくして4体が揃うことになりましたので、残る平沢唯についても、各方面に交渉中です。

 

 なので、残る3体のためにスペースも空けておきました。

 

 今回、一階左側の棚のミニフィギュア展示の仮棚を、木製の棚に交換しました。棚材は、私が作成した仮棚の寸法図面にしたがって正式にサイズを決め、それに合わせてKさんが棚材を調達して下さいました。前回と同じく彦根のホームセンターへ出かけてゆきました。

 

 これで、盤石の構えとなりました。フィギュアの寸法より割り出した正式なサイズの棚材なので、今後の展示入れ替えや追加にも柔軟に対応できるようにしてあります。真ん中の支持材は移動自由で、展示するフィギュアシリーズのサイズに合わせて位置をずらすことが出来ます。

 

 空いているスペースには、次の作業日以降に入れる展示品が大体決まっています。ですが、破損品が多くて修理が追い付かず、今回の作業日には間に合いませんでした。

 

 このように名札もつけて、製品名、発売時期、発売メーカーを記しています。まだ時系列で並べる段階には至っていませんが、それでもけいおんブームの歴史の流れなどを見て感じ取っていただければ、と思います。  (続く)

 


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