8月に組み立てを終え、暑さのために塗装を控えていたフェイズエリカ仕様の継続高校T-26でしたが、、9月末にようやく機会を得て塗装を行いました。
フェイズエリカ仕様の継続高校チームにおいては最も明るい車体色であるようなので、ミスターカラーの308番のグレー FS36375を使用しました。履帯パーツは28番の黒鋼色で塗りました。
転輪パーツの5Cおよび6Cのタイヤゴム部分を、ポスカの黒で塗りました。
続いて、上部転輪パーツ7Cおよび8Cのタイヤゴム部分を、ポスカの黒で塗りました。
サスペンションの組み立てに進みました。16Cを二つ貼り合わせて転輪パーツの5Cおよび6Cをはさみました。塗装した後でないと組み立てられない部分です。
ドンドン組み上げてゆきました。
車体に、上部転輪パーツ7Cおよび8Cを接着しました。
足回りの各部品を仕上げて、車体への取り付けに進みました。
ですが、仮組みしたところ、履帯パーツの長さが約2ミリ足りない事が判明しました。このまま強引にはめ込もうとすれば、駆動輪や誘導輪にも負担がかかるうえ、履帯パーツの繋ぎ目が裂ける可能性がありました。
そこで、念のため、二つの繋ぎ目のうちの片方は、上図のようにホッチキス留めとしました。やむを得ない処置でした。
もう片方の繋ぎ目は、少し引っ張ると思った通りに外れてしまいましたので、不足する約2ミリだけ離してこれもホッチキス留めとしました。古い製品であるためか、樹脂製の履帯パーツが縮んでしまっているようでした。
なんとか履帯パーツを装着しました。御覧の通り、転輪部にも相当の負荷がかかっています。履帯パーツのまま装着することは物理的に不可能でした。このイタレリキットの難点です。
ですが、御覧のとおり、いちおう軽戦車としての姿にはまとまりました。一番の難関であった履帯さえセット出来れば、残る作業は楽になります。 (続く)