9月16日に豊郷小学校酬徳記念館にてナガシマさんと実施した、けいおんコーナーの整理清掃修復作業の続きを、一週間後の9月22、23日にやりました。上図は、23日の朝9時の開館直後の旧校舎群の景色です。
日曜日の開館直後ですが、この通り誰も居ませんでした。
しかし、この日は講堂にて高校生たちの軽音楽イベントがあるということで、ほどなく運営スタッフらしき数人の方がワゴン車で入ってきて機材などの運び込みをやっていました。
さて、私は、昨日に引き続いて酬徳記念館に入りました。まもなくKさんもやってきました。16日の作業時から一緒にメンテ作業をされておられた方で、それを機に縁が出来ましたので、今回の作業についても事前に打ち合わせて一緒にやることになりました。
酬徳記念館の二階に、現在は楽器類や非展示品や在庫品の物置として使用されている部屋があります。もとは図書館の書庫および閲覧室だった一画です。
その片隅に、私とナガシマさんが16日に作業した際の資材や荷物などを預けてあります。ここをとりあえず仮の作業場として、前日の22日は一生懸命に展示リストと名札作成、フィギュアの修理などをやっていました。
館内を見おろしました。開館直後なので誰も居ませんでした。
朝日が差し込んで明るくなっている二階展示室に、おなじみのキャラクターパネルが並びます。
二階の展示棚は、前日22日からの展示再構成の途中の状態のままにしてありました。
向かい側の楽器類については、ナガシマさんが「いずれ説明や名札を付けて分かり易い展示にしたい」と話していました。ナガシマさんが次に来た時には、これらの楽器類の展示の再構成を手掛けることになるでしょう。
16日の作業時にナガシマさんが「窓からの西日がきつくて展示品が褐色している」と指摘していた窓ですが、Kさんが西日対策として大型のパネルを置いてくれました。窓の下半分ですが、効果はあるでしょう。
作業中の二階展示棚の左側の棚です。前日の整理で食器や小物類を一階に移しましたので、各所にスペースが出来ています。寄託展示への模索がこれによって可能となりました。
作業中の二階展示棚の右側の棚です。こちらにもかなりの余裕が生まれています。展示のメインであるフィギュア群の不足分を寄託によって補完して展示出来るだけのスペースが取れていますが、それを確保するのが今回の整理および再構成の目的の一つでもありました。
物置への通路入口のタペストリーです。一般見学者は立ち入り禁止、ということになっているので、このように5th記念のタペストリーを飾って仕切ってあります。
ですが、物置の部屋も、いずれはけいおんコーナーの新たな空間として再活用したいとの案があり、それをふまえての物置の在庫品の整理および処分が、この日の作業の課題の一つでした。 (続く)