気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く29 その7 「梅原屋とさくらい食堂です!!」

2017年03月02日 | 大洗巡礼記

 大洗ホテルを出て、Aさんお気に入りの加納屋へ行きました。そこのガルパン寄贈展示品コーナーの構築の案を女将さんに聞いたり、寄贈品の候補などをAさんと話したりしました。女将さんによると、現時点では店内のレイアウト変更をやりたいとの事で、長い陳列ケースが不要なので撤去したい、引き取り先を探しているがなかなか見つからない、との事でした。立派な陳列ケースで重量もあり、大人が6人ぐらいでやっと動かせる程度の大型什器です。果たして引き取り先は見つかるのでしょうか。

 その後、江口又進堂を見て、大貫まで移動して梅原屋に行きました。横の奥まった所に駐車場があり、Aさんの車をそこに停めました。


 前日にAさんが寄贈したガルパンフラッグです。店先に鮮やかな彩りを添えてなかなか目立ちます。ガルパンファンは必ず注目することでしょう。


 店内に入ったところの内側にある継続キャップ販売コーナーです。この日も沢山売れたようです。背後にはガルパンフラッグシリーズの継続高校旗が掛けてありました。コスパが最近に発売したシリーズで、ガルパンの各チームのフラッグが網羅されています。私自身は、以前にアニメイトで黒森峰女学園旗を買いました。


 ガルパン衣料販売スペースの脇にあるグッズコーナーです。缶バッジの陳列ボードは、もとはレジ横の柱の上に掛けてあったものです。
 このあたりも出来たらリニューアルしたいな、と梅原さんが話していましたが、それをやるとなると壁に並ぶポスターやイラスト類の並びも含めて全面的に手直しする必要があります。今後の課題の一つとなりましょう。


 私が以前に寄贈させていただいた、倉吉限定販売品のねんどろいど桜ミクです。ジョイントなどに不具合があったのが綺麗に手直しされていました。どなたかが手入れして下さったのでしょう。有難いことです。


 店内にてAさん(左)と記念撮影にのぞみました。この時Aさんが着ていたサンダースハーフコートは、この時点では見本品の展示のみで、予約受付の段階でした。Aさんは大変気に入ったようで、試着して御機嫌でした。発売前のガルパン衣料を着られる機会は滅多に無いと思うので、この写真はある意味貴重です。
 ちなみに私が着ていたのは、ムービック発のガルパンタンカースジャケット戦車道連盟バージョンでした。下手な防寒着よりもあたたかくて着やすいので重宝しています。


 梅原さんをセンターにして三人で記念撮影しました。とにかくノリノリな梅原さんでした。以前にも倉吉の知人Tさんと同道した際にも同じように三人で記念撮影しましたから、梅原屋は私にとっては記念撮影の定番スポットみたいになっています。


 その後、Aさんのリクエストで田口理容所に行き、加納屋への寄贈品として西絹代のタペストリーを購入、そのまま加納屋へ直行して女将さんに渡したりと、けっこう忙しく動きました。 
 この日は共に大洗を出る予定でしたので、最後の昼食をさくらい食堂で共にしました。奥のガルパンコーナーは色々と変わっていて、メインの戦車プラモデルも、以前は黒森峰チームだけだったのが各校の隊長車の並びになっていました。


 知波単学園チームの車輌も新たに加わっていました。左が福田の搭乗車九五式軽戦車、右が玉田らの搭乗車九七式中戦車新砲塔タイプです。


 そして、西絹代の搭乗車九七式中戦車旧砲塔タイプです。いずれもファインモールドのキットのようですが、基本的に同社の模型開発時の3Dデータがアニメ制作時に提供されて劇中車に反映されているということなので、これら知波単学園チームの車輌の制作においてはガルパン仕様への変更点が少ないです。強いて挙げれば、背面のナンバープレート取り付け部のカット、前面の星章の円座の追加、ぐらいです。
 それよりも迷彩塗装の方が大変で、きっちり劇中車に合わせるというのは、まず無理だろうと思います。出来れば、緑や土色や黄色帯の部分ぐらいはデカール化してほしかったと思うのは私だけでしょうか。


 各校隊長のねんどろいどぷちがそれぞれの搭乗車に乗っています。これがガルパン戦車ならばでの楽しみ方でしょう。ねんどろいどもあのシリーズで各チームの戦車が商品化されていますが、狙いは同じだと思います。


 ただ、1/35スケールの模型のキューボラにねんどろいどぷちがうまく入らないケースもあるようで、その点はねんどろいどもあシリーズ製品のほうが適しているわけです。
 寄贈展示品は他にも色々ありますが、ガルパン戦車プラモデルを作って楽しんでいる一人としては、どうしても完成展示品に視線が固定されがちです。後進にとっては、得られる情報や学ぶべき要素が沢山あるからです。


 その後、Aさんがスマホを紛失したことに気付きました。その記憶を頼りに、場所を絞り込んで再び梅原屋に行き、試着していたサンダースハーフコートのポケットに入っていたのを見つけたりしました。私はスマホを持たないのであまり実感がありませんが、スマホというのは無意識にポケット等に入れたりするから、どこへやったか覚えていなくて、紛失し易いそうですね。
 それでも時間的には余裕があり、ゆっくりと回って最後は大洗駅まで送っていただきました。列車の時刻の直前に改札口で握手して別れました。二日間の楽しく有意義な大洗巡りを共にしていただいたAさんに、この場を借りて感謝申し上げます。


 水戸駅に移動し、常磐線特急の時刻まで一時間ほどの余裕があったので、北口のマイムビルのらしんぱんへ寄りました。そこでガルパン巡礼の方に声を掛けられ、少し話をしました。同じ常磐線特急に乗るということで、そのまま同道する形になり、上野までの移動中、楽しく語り合いました。

 先方は40代前半、福島の方で、昨日から大洗に滞在、この日は秋葉原に行って一泊するのだと話してくれました。セガのガルパンコラボカフェが目的の一つだそうでした。そして拙ブログは一年前ぐらいからツイッターで見て知っている、と話しました。
 私自身はツイッターをやりませんので、ツイッターで拙ブログを見たというのはどういう状況ですか、と問い返しました。相手は笑いながら「これなんです」とスマホの画面を示してきました。十数名の方のツィートに拙ブログ記事の引用などがあり、かなりの数が展開されているのでした。それを初めて知ったので驚いていると、向こうは「最初はこの人のツィートで星野さんのブログを知ったんです。どうも僕と同じ福島の人みたいでしてね・・・」と言いました。示された画面には、怒羅なんとかのネームがあり、「第6機甲師団」の語句が見えました。
「第6機甲師団って、何だったっけ・・・」
「ありゃ、星野さん御存知ないですか?ゆかりんのオッドボール三等軍曹のあれですよ・・・」
「そうか、戦略大作戦のか」
「そうそう」
「あれは映画の話だけど、実際に第6機甲師団って存在したんですかね」
「いや僕もそういうの詳しくないんで・・・。ところで星野さん、ツイッターはやっておられないんで?」
「はい。携帯がこれ、ガラケーのままなので」
「それ、考えようによってはいいかもしれませんよ。スマホ持ってるとどうも縛られるっていうか、見ていないと落ち着かない中毒みたいになるし、自分もいつかは疲れちゃうかもです。ガラケーは絶対楽ですよ」
「私は携帯ではメールのやり取りだけなんで、ネットとかもPCで時々やるだけ。ブログを毎日出してるから、それを書くだけでもう精一杯なんでね」
「でしょうねえ。ガルパンおじさんは大体星野さんのブログ見てますからね。一昨日と昨日泊まった宿で何人かと話したんですけど、全員が星野さんのブログ読んでるって言ってましたよ」
「そうですか、こっちも頑張らないといけないですな」
「プラモの記事も毎回楽しみにしてますんで、出来たら継続BT-42の続きを・・・」
「ああ、それよく言われるんですがね。そんなにあれは人気なんですかね?」
「ええ、そりゃあ、人気あると思いますよ。僕だってプラモの経験無いのに買いましたんで」
「あははは、それで作っておられるので?」
「いやBT-42はまだやってないんです。星野さんの記事が中断してるので」
「それは、申し訳ない」
「代わりに、まほのティーガー作ってます。記事の通りに全部やってるんですけど、プラモって子供の遊びかと思ったら全然違う、結構大変ですねえ。でもなんだろう、ものすごく面白いんですよ。ハマっちゃってます」
「すると、秋葉原へ行くというのも・・・、セガのカフェだけでは無いですな・・・?」
「いやあ、実はプラモも幾つか買う予定なんで・・・。あっそうか、星野さんそういうの詳しいんですよね。おすすめの店とか教えていただけませんか」

 そんな感じで盛り上がった後、名刺を交換して相手は上野駅で降車しました。ホームから私に軽く会釈して連絡階段に消えた彼とは、その後もガルパン戦車プラモデルの件などでメール交流が続いています。ガルパンファンの輪は、様々な契機によって少しずつ広がっていくのですね・・・。

 以上にて「ガルパンの聖地・大洗を行く29」のレポートを終わります。
コメント (3)
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