ステップ2では、背面部およびエアクリーナーを組み立てます。ガイド指示の通りに進めます。
パーツ類を切り出して並べました。ドラゴンのキットですと細かく分割されて組むのも手間がかかります。タミヤのキットがいかに楽であるかが分かります。
背面のエンジン点検ハッチの右側部分のパーツF8です。ハンドルが単なる突起でモールドされているので、これを手直ししました。
ジャンクパーツに手頃なものがあったので、モールドをカットして取り付けました。
全ての組み立てを終えました。
ステップ3では、下部車体の背面部の各パーツを組み付けます。ガイド指示の通りに進めますが、上部車体とのかみ合わせを決める重要なパーツとなるF21およびF22は、丁寧にしっかりと接着します。
パーツ類を切り出して並べました。
全て組み付けました。スラスラと進むあたりは、タミヤならばです。
パーツF21およびF22が正しく接着されているかチェックしました。歪んだりズレたりすると、上部車体とのかみ合わせがうまくいきませんので、注意が必要なポイントです。
一度、上部車体パーツと組み合わせて合いを確認し、ズレなどが無い事を確かめました。
ステップ4では車輪やサスペンションを組み立てますが、今回の制作では全てアスカの初期型パーツに交換しました。アスカのパーツは、アイドラーホイール(誘導輪)はA8とA9とP2、ドライブスプロケット(起動輪)はA5とA6とP2、転輪はB20、サスペンション本体はB18とB19、B21とB22、アームはB3とB5、B4とB6、スキッドはB15とB16、上部ローラーはB14、となります。
劇中車の足回りを御覧下さい。テレビ版でも劇場版でもVVSSは初期型に統一されています。以前に劇場版仕様でケイ、アリサ、ナオミの搭乗車を作った際に、ドラゴンやアスカのキットを使用した最大の理由が、これらのキットのVVSSパーツが初期型であるという点でした。公式キットやタミヤキットを使うと、VVSSは全部が後期型ですので、交換のコストがバカになりません。
それで、いずれアリサ車のテレビ版仕様を作る予定ですが、その際にはドラゴンのキットを選択します。
今回使用した、アスカのパーツです。左のアイドラーホイール(誘導輪)はA8とA9とP2、右のドライブスプロケット(誘導輪)はA5とA6とP2です。
転輪はB20、サスペンションアームはB3とB5、B4とB6です。
サスペンション本体パーツは、左側面がB18とB22、右側面がB19とB21です。スキッドは左側がB15、右側がB16、上部ローラーはB14です。
アスカのガイドでは、サスペンション本体パーツ内部に発砲ゴムシートを組み入れてクッション可動にする旨の指示がありますが、私の制作では可動とせずに固定しますので、発砲ゴムシートの代わりにプラ板を入れて接着しておきました。転輪のアーム部もこれによって固定出来ます。
こうして固着しておくことにより、ベルト式履帯パーツを装着した際に、転輪が動いて浮き上がったりして、足回りの仕上がりが不自然になってしまうのを防ぐことが出来ます。 (続く)