気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く その8 「Wホシノです!!」

2013年11月21日 | 大洗巡礼記

 「かま家」の次は、37番の海産物問屋「飯岡屋水産」に行きました。創業が明治二十九年という老舗ですが、建物は最近に建て直しています。瓦と白壁でまとめた和風テイストの外観がいい感じです。


 店頭には、サンダース大付属高チーム隊長のケイが居ました。各校の戦車道チーム隊長のなかでは最も明るく社交的で、西住みほ達に対してもおおらかに接していますが、戦車道に関してはフェアプレーにこだわります。戦車道に対して独自の哲学を抱くところは、アンツィオ校のアンチョビと似たところがあります。三年生で、出身は長崎県佐世保市。好きな花はルピナス、好きな戦車はM4シャーマンで、そのまま自身の搭乗車にしています。


 店内には、M4シャーマンをかたどった箱がずらりと並んで、劇中の多数のM4シャーマンの進撃シーンを彷彿とさせてくれます。人気ガルパングッズの一つ、「サンダース大付属高校戦車珍味入り」です。珍味は好きなので、買おうかと思ったんですが、まだ満腹感が続いていて食べられない気がしたので、次の機会に回すことにしました。


 お店の車も、サンダース仕様になっていました。校章はもちろん、店名を入れた戦車カッティングシートも貼ってありました。店の方々がノリノリで楽しんでいる様子がうかがえます。面白いですね。


 「飯岡屋水産」の隣は、36番の「浜野屋」ですが、これも海産物店です。この日は閉まっていましたが、ガラス越しに篠川香音のパネルが見えました。「ささがわかのん」と読み、戦国時代の種子島家(島津家臣)に仕えた砲術家の篠川小四郎が元ネタです。劇中では、日本戦車道連盟から派遣された審判として、試合で主審を務めました。


 続いて向かいの35番の造り酒屋「月の井酒造」を見ました。関西テレビが2006年春に放送したドラマ「さいごの約束」のロケ地にもなった、大洗の地酒蔵元です。このドラマは私も見ておりまして、舘ひろしと安田成美が演じる夫婦のラブストーリーが印象に残っております。ドラマの原作は、このお店を経営されている坂本敬子さんの自伝です。
 それで、以前からこの店のことは知っていて、見学してみたかったのですが、工房の方に団体らしき大勢の人々が詰めかけていて、忙しそうな様子だったので、入るのは止めておきました。評判の「酒粕アイス」も、次回の楽しみにとっておくことにしました。


 店先のガラス戸越しに、蝶野亜美が立っているのが見えました。陸上自衛隊富士教導隊所属の自衛官で、階級は一等陸尉。大洗女子学園の戦車道復活の際に教官として派遣され、最新型の10式戦車に乗って登場しています。ガルパン交流板では「大酒飲み」とか「呑兵衛」とか言われていますが、これはパネルが造り酒屋に置かれたからでしょう。


 来た道を引き返す形で曲り松商店街を南へ抜け、30番の惣菜店「かじま」へ行きました。水産加工品会社カジマの工場に隣接する店舗で、カニの冷凍品やコロッケなどが人気です。


 店の玄関脇にはレオポンさんチームのホシノが居ました。運転がうまく「大洗一速い女」との異名をもつ三年生で、チームでは砲手を務めます。出身は茨城県下妻市、好きな花はたんぽぽ、好きな戦車は特二式内火艇です。私の大好きなガルパンキャラですので、このホシノには絶対に会いたかったのです。
 やあホシノ、ホシノがはるばる会いに来ましたよ・・・。やっぱりホシノですね。なんてったってホシノですよねー。横のPOPには「ずわいがにたっぷりコロッケ」「えびまるごとエビカツ」とあるけど、これがホシノの手作りだったら幾らでも買って食べられますよー。ウキーッ !!  (アホかお前は)


 店内には、あの有名な大洗限定グルメ「ミリメシ」も並んで販売されていました。カジマが開発し販売する人気商品の一つで、ガルパンファンならば必ず一個は買うそうです。しかし私は今回は「ずわいがにたっぷりコロッケ」と「えびまるごとエビカツ」の方を選んだので、「ミリメシ」は次の機会にとっておくことにしました。パッケージのデザインはみんな同じなのですが、中身はカレーとかハンバーグとか牛丼とか、色々なバリエーションがあるみたいです。


 店の横には、ガルパン仕様の自販機もあります。ウサギさんチームですね。ていうか、ホシノの横に置くならレオポンさんチームの方がふさわしいんじゃないのか、と思いました。写真を撮っていると、同じようにガルパンファンの方が撮っていて、「他の自販機の場所を知ってますか?」と尋ねられました。
「いや僕は今日が初めてなんで、自販機もまだこれで二台目なんです」と答えると、「僕も二台目です」と答えてきました。共に一台目は同じ「肴屋本店」前のアヒルさんチームを見てきたことが判明し、笑ってしまいました。


 それから、ホシノとの記念写真を撮りました。このツーショットはどうしても実現したかったのですよ。なんてったって、Wホシノなんですから。 (続く)

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