<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

引き合う力と退け合う力

2007-06-26 12:22:50 | エコロジジイの落ちない噺
えー、なんですな、相対性理論てもんがあります。アインシュタインという人が提唱した理論なんですな。まあ、とても難しい理論だそうで、発表された当時は、三人しか理解できないといわれてたらしいんです。

それはそうと、物は引き合うってのはニュートンのことからわかっていたんですな。でも、いくつかの問題点がニュートンの理論にもあった。ところが、相対性理論においても、解決できないことがあったんです。というのは、物は引き合うのに、どうして宇宙はつぶれないんだってことなんですな。

そりゃそうでしょ、みんなが引き合ってるんですよ、いつかは、ひとつにくっつくはずですよね。ところが、そうはなってない。むしろ、ハッブルが発見したように、宇宙は膨張しているわけですわ。

おっ、そこの人、あたしの顔になんかついてますか。じろじろ、みて、えっ、なんですか「おまえ、頭がはげてるくせに、変なこと知ってるな」ですって? 頭がはげてるのは余計でしょ。あたしゃ、エコロジジイといってこの辺じゃ、インテリ隠居として有名なんですからね。

そんなわけでですな、アインシュタインは宇宙は安定してなきゃいけないって思ったんです。いつかみんながくっついてしまうようなことはないはずだってね。それで、宇宙定数って言う排斥力を作ったんです。あとで、宇宙定数は人生最大の失敗だったと言ったとか、言わなかったとか。

そんなわけで、今では、宇宙というのは膨張しいるのは常識になっていますが、アインシュタインのころは、そうでもなかったらしいのです。ただ、現在の物理学では、排斥力をあらわす宇宙定数が常識になっているらしいんですがね。


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