<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

大きな息をすると血圧が下る?

2005-10-07 09:45:45 | ガルマルの鼻歌で散歩
「高血圧は薬で下げるな! 」という本を昨日、紹介しました。よっぽど高い血圧の人以外は、生活習慣を改めるだけでいいという内容の本です。

その本の著者が勧める生活習慣の改善の中には、大きい息をするというのがあります。確かに、血液は酸素を身体の隅々に届ける役割があります。だから、少ししか息をしないと、一回でたくさんの血液を送る必要があります。そこで、必然的に小さい息しかしない人は血圧が高くなる傾向があるんでしょう。

ちなみに、私は肺活量が5000CCあります。大人としては大きいほうなので、あまり大きな息をしていませんでした。いつも、小さくしか息をしなかったので、酸素が身体の隅々まで届かなかったのかも知れません。それで、血圧が高くなっていたのかも知れないなあと反省しています。この頃は意識的に背中を伸ばして大きな息をするようにしています。おかげで、少しは血圧も下ってきました。

家で測ると低くても、病院に行くと高くなるんですよね。それ見たことかって、医者はすぐに薬を飲ませようとします。「高血圧は薬で下げるな! 」の著者によると、日本では、昔から使われていた信頼性の高い薬は安くて、新しい信頼性に問題のある薬は高いのだそうです。まあ、そんなわけで昨今の医者は儲けの多い最近の薬を飲ませようとするんでしょうね。

ただ、私は思うのですが、自分の身体に責任があるのは自分なんです。医者じゃないんです。医者から欲しいのは、「大丈夫ですよ」の一言です。そんな簡単なことでいいのです。

血圧が高いから薬を飲めと高圧的にしゃべる医者には本当に辟易します。そんな医者の相手をするだけで、血圧は20も30も上がります。そうすると、「ほら、お前の態度が悪いから血圧が上がるんだ。俺の勧める薬を飲め」てな感じで威張りくさる医者の多いこと。

京都大学の先生と話す機会があったのですが、一昔前は理学部に多かったノーベル賞候補は、今は医学部に多いそうです。なぜかというと、医学部の偏差値は理学部よりも高いので、全国の秀才が医学部を目指すようになったからだそうです。医者としての適性よりも、受験生としての適性のほうが優先されるのです。だからといって、受験勉強を否定するわけではありません。受験勉強のできる人は、ノーベル賞がもらえる研究ができるくらい優れているのだと思います。

ただ、医学的知識の少ない私たち患者にできることは医者というものをきちんと認識することです。つまり、医者は受験勉強の勝者だということです。その辺の自尊心をうまく刺激しながら、降圧剤をもらわないで済むようにしなければいけないのでしょう。病院は医者にとっては、唯一、わがままのいえる場所なのですが、患者にとっては自己鍛練の場と思わねばなりません。もう、中年の私も、まだまだ、未熟者です。傲慢な医者に会うと、つい生意気なことを言ってしまいます。反省しなければいけません。これからは、病院を精神修業の場とすることにしましょう。そんな医者が現れても、我慢して最後は自分の主張を通すようにしなければいけないと思うのです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿