<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

リハビリで体の動きを思い出す

2020-04-23 20:19:37 | 蜘蛛膜下出血
ジムに移ってからスムーズに歩けるためには筋力を高めることが大事だと思いました。リハビリでは筋力を上げることはできません。だからと言ってリハビリは無用だというわけではありません。リハビリは動作を繰り返すことで頭と筋肉のつながりを思い出すことだと思います。急性期の時は理学療法士に抱きかかえてもらって歩きました。回復期の時はトレッドミルに吊り下げられて歩きました。理学療法士やトレッドミルがなければ歩けなかったのです。でも歩く真似事をすることで体と脳がどうやって歩いていたかを思い出すのです。クモ幕下出血で壊れたのは脳だけです。残りの体は傷ついていません。だから両者がつながれば元のように体を動かすことができるはずです。この二つを結ぶことが大事なのです。ブルーバックから出ている「脳から見たリハビリ」とNHKの「リハビリ革命」にも壊れた神経はバイパスを作って元の機能を取り戻しているということが書かれています。そのためにも麻痺している部分を意識することで神経がその部分に向かって伸びていくんだと思います。だから意識して体を動かすことが必要だと思います。
このことを意識したのは病院のリハビリにいた時に作業療法士の人に両肩をあげてくださいと言われたときのことです。両肩を上げていると左肩から「あげてるよ」という信号が送られてきました。それなのに作業療法士さんに「左肩が上がってませんよ」と言われました。「えっそんなことないですよ。左肩は上がっているはずですよ」というと作業療法士さんは「じゃあ鏡の前に行ってご自分でみてください」と言いました。それで鏡の前に座って両肩をあげてみました。すると確かに左肩が上がってないのです。左肩は「あげてるよ」というのですが一目瞭然。上がってないのです。まだ脳と体が繋がってなかったのでしょう。何回かあげているうちにだんだん上がるようになってきました。体が思い出してきたんだと思います。そんな風に体が思い出す手助けをするのがリハビリなんでしょうね。

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