<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

かまくらが潰れたことありますか?

2005-02-03 11:39:14 | ガルマルの鼻歌で散歩
日本中雪ですね。幸い、私の住んでいるところは雪もなく、晴天が続いています。毎朝、洗濯物を干す時も、迷わず外に干すことができます。残念ながら今日は、先に妻に干されてしまったので、私は何もしていませんが。

というわけで、子供の頃にかまくらが潰れた思い出です。北海道の今ごろの雪は、乾いています。だから、かたまりにくいので、雪合戦用の雪玉や雪だるまがうまく作れません。それで、雪を固めるために水をかけます。かまくらを作る時も、水をかけて固めてから中の穴を掘ります。

ジンギスカンという料理があります。焼き肉の一種ですが、家の中でやると油で汚れます。それを嫌がって、鎌倉の中ですることになりました。いまから、40年近く前の子供の頃です。

前の日から、積み上げた雪に水をかけて充分に固めたつもりでした。小学生だった私は、雪の塊に横穴を掘っていました。彫り進んで体が全部雪の中に入った時でした。穴が潰れたのです。私は、しゃがんだままで、雪の中に埋もれてしまったのです。折り畳んだ両足の上に背中がかぶさって、その上に雪が乗った状態です。一瞬、パニックになってしまいました。雪の重みで胸が押さえられて息ができませんでした。でも、落ち着いて勢いよく立ち上がると、外にでることができました。北海道の雪の軽さがよかったのだと思います。外にでた時、父の心配している顔を見てほっとしたのを覚えています。

もう一つ、雪に埋もれた思い出があります。雪の積もった水田の上をスキーで滑っていた時です。雪の薄いところがあって、そこに頭から突っ込んでしまいました。スキーは長かったので、穴に引っかかっています。なんというか、頭を下にして、スキーがつっかい棒になって体がぶら下がったんです。その頃のスキーはワイヤーで止めるので、今のように簡単に外すことができません。私は、雪の穴に体を入れたまま、何もすることができませんでした。祖母が偶然近くを通ったので、穴から脱出することができました。

二回とも、子供心にパニックになっているんですが、雪に囲まれることでほっとすることもあるんです。雪の匂いというか、冷たさが心地よいのだと思います。

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