てこの原理

てこの原理を使った金融商品というのがあるそうです。今回の金融危機の原因の一つと多くの人はいっています。私は経済はずぶの素人なので、詳しくはわかりません。でも、何となく想像はできます。てこの中心が始めからずれているのです。長いほうのてこを動かす人と短いほうのてこを動かす人がいるんです。長いほうの人は一生懸命汗水垂らしててこを動かします。短いほうにいる人は長いほうの人が動かした分を横取りするんです。

そういえば、最近のほんのベストセラーに有名大学の教授で、政治家だった人が行列がどうと囲うとかという本を書いているのがあります。曰く、少しの努力でたくさんの利益を何手のがキャッチフレーズです。ご本人は少ししか努力していなくてもそれをっさえるたくさんの人がいるのに気がつかないんですね。大学の教授なんてそんなもんなんですね。

何年か前に、今までにない色のLEDを発明したからといって、何十億円を要求した守銭奴みたいな技術者がいました。あれも、ひどい話です。その発明をするために長いほうのてこを動かしていた人がたくさんいるはずです。そんな人たちに目をむけないのですから。

というわけで、額に汗して働いた分が、報われる世の中になるといいんですが。ほとんどの人が、長いてこの方にいて、報われない世の中になったんじゃないでしょうか。