「末は博士か、大臣か」ってか

えー、昔はできのいい子供がいると「この子は頭がいいね。末は博士か大臣だね」なんていったもんです。あたしも、子供のころはよくいわれました。半分以上は親の欲目です。その証拠に、あたしはどちらからもほど遠い存在でございます。

今日の朝日新聞の朝刊に博士になったのに、年収140万という人がいるとでてました。高学歴ワーキングプアというんだそうです。日本の大学で博士の間口を広げたせいで、博士は増えたんですが、その行く先がほとんどないのが原因だそうです。そこであたしは知ったんですが、博士というのは大学でとる資格みたいなもんなんですね。勝手に名乗れるもんじゃないんです。要するに普通の大学の上の大学ってことです。つまり、博士ってのは、高学歴なんですよ。高い学歴でも貧乏なんでワーキングプアというんです。

ま、その年収140万の人を始め、高学歴が報われずにいる方に一言いうとすれば、「ざまあ、みろ」です。

何のた博士になるのは知識を愛しているからじゃないんですか。知識を追求した結果、博士になると思うんですよね。その知識を追求した結果に公的な機関が博士と勲章をあげるのはおかしい。もっと、私的なものじゃないのかと思います。つまり、自分は博士の資格があると思えば博士と名乗っていいんじゃないかと思います。だから公的な博士は廃止しべきですよ。知識を大学や博士に集中するのはやめましょう。