<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

マテバシイという木

2006-03-17 09:14:07 | ガルマルの鼻歌で散歩
先日、シラカシのドングリにまつわる話をしました。今回は、同じドングリでもマテバシイと呼ばれる木の話です。

この木も、シラカシと同じく、関東地方の公園には、どこでもあります。



葉は、上の写真のようで、楕円形をしています。特徴のある葉の形なので、すぐわかると思います。この木のドングリは煎って食べることができます。



マテバシイの木の下の様子です。シラカシとマテバシイのドングリが一緒に落ちています。真ん中にある、少し細長いのがマテバシイのドングリです。

このドングリを拾って、発芽させようとしているのですが、なかなか芽を出してくれません。



沢山拾ってきたドングリのうち、やっと一個が発芽しました。それが、上の写真です。シラカシと同じように、先が割れて、中から幼根と呼ばれる芽が出ています。

シラカシは半分以上が発芽しましたが、同じドングリでもマテバシイは、あまり発芽しません。もう少し時間がたってから発芽するのかもしれません。それとも、発芽する割合の低いドングリなのでしょうか。

そういえば、シラカシは、地面にたくさんの子供がいる場合がありますが、マテバシイの子供はあまりいません。シラカシに比べると、繁殖力が低いのかもしれません。



上の写真は、ツツジの植え込みの中で育っているマテバシイの子供です。まるで、ツツジの中に隠れるように育っていました。こんな風に、誰かの陰に隠れながら育っていく木なのかもしれません。