<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

シラカシのあるところとないところ

2006-03-15 10:40:40 | ガルマルの鼻歌で散歩
えー、なんといいますか、きのうは、シラカシの発芽の話をしました。まぁ、シラカシというのは、関東地方だったら、どこの公園にもありますので、ぜひ、探してみてください。親切な公園だったら、名札をつけてくれるはずです。



というわけで、上の写真はシラカシの根元です。公園の場合は、こんな風に土が露出していることが多いんです。森の中ですと、もう少し、葉っぱなんかが積み重なっていることが多いんですがね。ところで、この根元に近づいてみます。



すると、こんな風に、きのう、お見せしたシラカシのドングリが沢山落ちているのがわかります。とにかく、シラカシというのは、毎年、たくさんのドングリを作って落としています。

じゃぁ、なんのために落とすのかというと、子孫のためなんであります。ドングリが芽を出して、大きな木になって、また、ドングリを作って落とすと言うことをするわけです。シラカシは、そうやって、何千年、何万年、それ以上、生きてきたわけであります。

でも、上の写真のタネは発芽していないじゃないかとお思いかもしれません。実は、まだ、寒いんで出てこないんです。昨日、お見せしたのは室内の暖かいところに置いたので、発芽していたんです。

えっ、なんですか? それにしても、毎年、たくさんのタネを落としているんだから、もっと、沢山、シラカシの子供がいてもいいんじゃないかって。そうなんです。いいところに気がつきましたね。確かに、上の写真にはシラカシの子供は、全然いません。でも、下の写真を見てください。



上の写真は、別のシラカシの根元を写したものです。どうです、たくさんのシラカシの子供がいるじゃありませんか。ここは、さっきのところと違って、枯れ葉が沢山あります。そのせいで、たくさん、シラカシが生育しているのかもしれませんね。

そういうわけで、お近くの公園に行ったときは、シラカシの下に子供のシラカシがいるかどうかも、ぜひ、調べてみてください。そして、どうして、シラカシの子供がいるところといないところがあるのかを考えてみるのもいいかもしれません。お子さんの夏休みの宿題にいかがでしょう。あるいは、総合学習のネタに困っている学校の先生、こんなことをやってみてはいかがですか。