銀城歌劇団楽屋日記

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ザレビューオブ「異空」・壱

2023年05月20日 12時22分20秒 | BUCK-TICK

どもども→お寿ぶりの登板ですが、BUCK-TICKは今日、京都で公演ですね&7MEN侍の佐々木大光くんお誕生日おめでとう

写真は書店にて見つけたかつてのアートディレクター・サカグチケン氏の著書なのだが帯には今井先生の名前が!

ケン氏については私が出戻った98年頃からB-Tのアート全般を担当しているのを知り

「あぁ、今はこの人に全部お任せしてるんだな」

と思ったですが、実はメンバーとはかなり古い付き合いでROMANESQUE、SEVENTH~、TABOOのジャケはともかく狂った大陽のパノラマクリアジャケットとタイトルフォントは容量が少ない家電じゃない頃のMacを駆使しての労作だったそうです

     

(写真は偶然古書店で手に入れたパノラマジャケ盤なのだが、もったいなくて開封してません)

文中にはメンバーや関係者の名前も沢山出てきますが、特に先生あっちゃんの二人とは運命共同体とまで記してあり、電話で創作についてのやり取りをするのが基本午前2時~3時な所にいかに多忙な時代だったのかがわかります

文体はかなりブッ飛んでて読みづらい部分もありますが(失礼)B-TのAlジャケ製作の裏側に興味のある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

さて本題→ここ数年は足を運べる会場が日程的に序盤が多くAl購入したらすぐ聴いてレビューUPしてたのですが、今回は私的初日のパシフィコまでほぼ一ヶ月あったのと以前ブログでも触れましたが身近な人が病気で倒れたのであまり死とか重いテーマの曲に触れたくないのもあったのですよね

ですが、今回何とか落ちついたので数回に分けて全曲の感想を↓

○「QUANTUM Ⅰ」

タイトルは英語で「量子」との事だが、テクノかつスピーディーな展開がワクワク感増幅でさぁ、一緒にサイバー空間をくぐり抜けて未来へ行こうよ!って気分になるインストナンバーですね(余談だがスピリチュアル界隈では量子コンピューターを始め、量子はにわかにホットな話題らしい)

           (写真は本文とは関係ありません)

○「SCARECROW」

初っぱなからやさぐれ&寂寥感全開と言うか、インストに導かれて異空ワールドにたどり着いたら見事にディストピアだったって感じが出てるな

系列的には「coyote」に近いが、途中からテンポアップして始まりから寂しくならない構成にしてるのはこれがB-T初トライと言う人達に敬遠されない様にしてるのか?(やっぱし1曲目って大事と言うか、最初から好みじゃなかったら「あっ、もういいわ」となるし)

あと途中からカラスが出てくるのはタイトルの「スケアクロウ」と「クロウ(英語でカラス)」を掛けてるのかな?「影法師~」の言葉の並びはラップみたいだし暗い中にもユーモアも忘れてませんよって感じ

○「ワルキューレの騎行」⚔️

OPのベースソロがまんま「EMBRYO」っつーか、愛とか恋とか歌ってる場合じゃないと言ってた割にダーク&ヘヴィーかつエロエロねっとり系のナンバーが入ってた事に安堵したりして→巻き舌最高

ワーグナーの同曲ほどじゃないにしろ、間奏の「ザンザンザンザン・・・・」と規則的なリズムの刻み方は軍隊の行進を連想させ迫りくる恐怖を煽りますね

北欧神話のワルキューレについては諸説あるが、私は「戦乙女」と言う呼称が趣きがあって好きですね~。女戦士といえば南米のアマゾネスの方が肉感的でワルキューレは禁欲的なイメージがあるのだが、北欧にエロスを求めるのはやっぱり年代的に北欧ポル・・・・(以下自粛)

 

 


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