銀城歌劇団楽屋日記

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松本復興相は中二病?

2011年07月05日 22時32分53秒 | 劇団楽屋日記
ども。本当はBUCK-TICKのFC会報60号の話を今日で終わらせるつもりだったのに、今日、突然辞任した松本龍復興担当相の問題発言パフォーマンスがあまりにも中二病すぎてヤバかったので、ブログに書くことにしました。

正直コノ人の発言は「気が荒い」「上から目線かつ傲慢」で片付けるにはあまりにも安直過ぎると言いますか、多分彼は漫画に登場するニヒルキャラ及びダークヒーローを目指していたフシがあるんじゃないのでしょうかね?放言するたんびに松本氏の頭の中にはアニメよろしく、カッコよく登場する美化された自分の姿の妄想がバチバチ弾けてた可能性は高いね

特に、激励メッセージが書かれたサッカーボールを達増知事に向かって蹴って「キックオフだ」なんて言ったニュース映像なんてサッカーのスポ魂漫画で主人公達がグラウンドで練習している所にライバルがいきなりサッカーボールを蹴りいれ、「○○(主人公の名前)、俺と勝負しろ!」と見得を切って乱入してくるシーンみたいに見えたもんね

例えば、大臣就任時にサングラス姿で登場し、いきなり

「民主党も自民党も公明党も嫌い」

と言い放った姿からは漫画の始まりの所で、魔物に支配された村の村人が呼び寄せたダークヒーローが登場した際、聞かれてもいないのに(←ここ大事)

「・・・・最初に言っておこう、俺は魔物もこの村の人間も役人どもも嫌いだ」

とニヒルに言い放つシーンにそっくりだし、岩手県の達増拓也知事に

「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とかわからんのだ」

と言ったのは村周辺の事を説明する村人を尻目にダークヒーローが「俺は異界から来た人間だから、人間界の事はわからんのだ」とポソリと言うシーンにも似ていたし。

そしてそして、問題の達増知事に向かって放たれた「知恵を出さない奴は助けない」の失言こそはまさにダークヒーローの美学が存分に発揮された一番カッコいい決め台詞と勝手に思ったのでしょうな。

そうなのだ、ダークヒーローは安易に人助けしないのがお約束と言いますか、大抵招かれた村長宅にて村人達の魔物退治に対する対応を人通り非難した上で

「その程度の努力で俺を呼んだとは笑わせるぜ、お前ら(ヒーローは基本的に上から目線)が真剣に立ち向かう所を見せなければ俺は助ける気はない」

と村人達がもう本当にこれ以上打つ手がなくて悩み、希望が無くて苦しんでいるのに厳しい事を言って一度は村を去る・・・・黄金のパターンですな。だけど、現実に苦しむ人達の前ではヒーローの美学なんて解るもへったくれも無いのだ。はい、ダークヒーローごっこお終い~

結局、松本復興相は「岩手でキックオフ、3日でノーサイド」と言う迷言を残して去りましたが、最後の最後まで「俺は自分限定脳内連載漫画「地上最強ウルトラハイパーデラックスメガトップストライカー龍」の主人公だ!」と言う意識が捨てられなかったのでしょうな、トホホなオチ・・・・
コメント
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