風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

ナビを頼りに行ってみました(豊橋市カタクリ山)

2022年03月29日 | ひとりお花見
ダンナさんがオークションで大型の品物を落札して
お隣の豊川市まで私が直接引き取りに行く事になりました。
経路を調べると1時間くらいなので、一人で行けると思い出掛けました。
国道を通っていくとほぼ直線なので(笑)ナビは使わずに、2、3か所の曲がるところの信号名と
そこにあるお店を覚えておいて、すんなりと目的地に到着できました。
荷物を積んで、時間も早いしどこか寄り道しようかな(^^♪

スマホで検索して、カタクリの花が群生している「カタクリ山」という場所をみつけました。
経路を調べると、ここから20分くらい。
行ってみたくなって、Googleのマップで目的地をセットしました。
音声案内が開始して一言目に「北東へ進みます」と・・・(´A`)
それってどっち?
自分は方向音痴ではないと思うのですが、スタートは今停まっている場所から右か左で言って欲しい(笑)
勘で右に曲がったら、違ってたみたいでUターンして、やっとナビの軌道に乗れました。

車のナビは苦手です。
なぜかというと、私には距離というか、寸法を推し量る感覚が欠けているようなのです。
だいたい、コレが何センチというのも分からなくて
試しに自分の中指をじっと眺めて、長さを「15センチ」と予測したら半分の7センチでした(ll゚д゚)
中指が15センチあったら、アイアイです(笑)
距離はもっと分からなくて、「200メートル先、右折です」とナビが言うと緊張してしまうのです。
200メートルって、どれくらい?(。・Д・)ゞ
曲がる直前に「右です!」と言われるのもヒャッと思ってしまいます。

カタクリ山まで約20分、案内されたのは川沿いの堤防道路でした。
曲がれと言われた場所で曲がって、見晴らしのよい堤防道路へ出ると
「この先、400メートル道なりです」と言ったのを最後に、ナビが口をきかなくなりました。
行けども行けども、はるか彼方まで細い道が続いているのが見えるだけで、どんどん心細くなってきます。
交差する大きな道路に出ると、ナビは「道なりです」と言ってまた沈黙します。
20分走るのって、こんなに距離があったっけ?
もしかして、私をとんでもない所へ連れて行こうとしてるの?
怖くなって、車を停めてナビを確認すると目的地まであと9分と表示されました。
合間に「この道は走りやすいですね」とか、「目的地にちゃんと向かってますよ」とか
ちょっとした雑談を言ってくれるナビがあればいいのに。
信号もない道路をひたすら走る20分は、とんでもない距離だったのかもしれません。

そんなこんなで、知らない町の知らない場所へ
やっと目的地へ連れてきてもらいました。
前置きが長くなりましたが、カタクリ山は壮大な景色でした(#^.^#)




カタクリの花の中には、桜の模様があります。


整備された遊歩道を登って丘の上へ。


案内板によると、昭和21年の春に栗を栽培するために開墾した山に
数輪のカタクリの花を見つけ、それから何十年もかけて植え増やしていかれたそうです。


大木の栗の木は、みんなきちんと剪定され芽吹きを待っていました。




丘の下には柿畑が広がっていて、のどかな景色です。
もう少ししたら柿の葉が茂ってきて、秋には実がなって冬に紅葉したら
きれいな景色だろうなぁ


カタクリの花の色、濃いのもあれば


白色に近い、薄いピンクのもありました。


種がとんで歩道にもたくさん生えています。
カタクリは発芽から開花まで、約7年もの年月がかかるそうです。


平日だったせいか、お花見に来ている人は20人くらいでした。
観光地というより、近所の山を歩いているような感じでゆっくり散策できました。


近くのお寺に「5色ツバキ」の木があると案内板があったので、歩いて見に行ってみました。


大福寺のオトメツバキ、樹齢は350年だそうです。


葉がサザンカみたいな感じでしたが、ツバキの花が沢山咲いていました。




駐車場は、カタクリ山の近くに12台ほど止められる場所がありました。


またいつか、ここへ来られる日があるかな。
帰り道にナビを「自宅」へセットしたら、来た時と違う道を案内されて
疑いつつも走って(笑)無事に帰ってこられました。


思いもよらず遠くへ行って、思い出に残る「ひとりお花見」になりました(^^♪
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする