風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

彼岸花の種を見つけました

2019年11月24日 | 雑草のタネをまいてみた
今日も仕事の帰りに、昨日と同じ場所へ行ってみました。
風も強くないし、蜘蛛の糸がみられるかなと思って。

今日、午前中に耕運機が入ったみたいで、田んぼが耕されていました。
ここに麦が蒔かれて「麦の季節」がやってきます(^^)


背の高い草の穂も、しゃがんでみた草の上もみんな留守で
蜘蛛も、他の虫も、人っ子一人いません・・・
昨日のあの光景は夢だったの?と思うほど、今日はひっそりとした曇り空でした。
でも、彼岸花の葉の中に黒いものが見えたので、虫かなと思って近寄ってみたら


種でした(^^)
生まれて初めて見ました!


黒い瞳のような、ピカピカしたきれいな種です。


うちに帰ってから調べたら、彼岸花の種はとても珍しいそうです。
蜘蛛はいなかったけど、しゃがんだおかげで、また新しい出会いがありました。
運よく発芽しても、花が咲くまでに7年くらいかかるそうです。
でも、待つのは好きです(笑)明日、種を蒔いてみたいと思います(#^.^#)
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蜘蛛のバルーニング

2019年11月24日 | 蜘蛛の観察
昨日のことです。
仕事の帰りに農道を車で走っていたら、
虹色に輝く幾筋もの細い光が、なびくように流れているのが見えました。
キラキラ、サラサラ・・・
太陽の陽を浴びて、それはもう非現実的にきれいで・・・
思わず車を止めて、外へ出てしばらくじっと眺めていました。

虹色の光は、蜘蛛の糸でした。
「バルーニング」と呼ばれる、蜘蛛の空中飛行が行われているところでした。
写らないとは思いましたが、カメラで撮ってみました。
肉眼ではここ、キラキラなんです(^^ゞ


昨日は暖かくて、風も弱かったのですが、そよ風に乗って
左側の川の土手から、右側の田んぼの方向へ、数メートル先まで何本も糸が流れていました。
振り向いて、反対側も・・・ひび割れた道路と、のどかな田園風景が撮れました(笑)


蜘蛛が見たいなぁ・・
そうだ!と思いついて、空中で糸を1本捕まえて、たぐり寄せてみました。
綱を引っ張るように、両手を前後に交互に動かして・・・
でもいくら引いても蜘蛛の姿は見えてきません。
次に、両手の手首を胸の前でグルグル回して、絡めとる作戦に変更しましたが
飛んでいる蜘蛛を捕まえることはできませんでした。
これでは路上で踊る不審者にしか見えないので、諦めて田んぼで蜘蛛を探すことにしました。

袖に付いた糸、写真の左下ですが、見えるでしょうか(^-^)

田んぼの畔、背の高い草の穂には
子蜘蛛ではないけど、この蜘蛛がたくさんいました。


お尻からは、糸が何本も出ているのが見えました。(写ってないけど(^^ゞ)


「茶色い蜘蛛」で検索したけど、名前は分からず。


うちに帰ってから、蜘蛛のバルーニングについて調べてみたら、驚くような事をいくつも知りました。
まず一つ目は、バルーニングには、風だけでなく「空中電気」が関係しているとのこと。
空中電気とは、「大気中を流れる電流などの現象」だそうです。
無風の日にもバルーニングを確認した例があるそうです。

二つ目は、蜘蛛は飛ぶ前に、風速や上昇気流などの、気象コンディションを慎重に調べるのだそうです。
しかも、人間が風向きを調べるときに、指を1本立てるのと同じボーズで
前脚を1本上げて念入りにチェックするそうです。
画像を見たけど、それがもう可愛くて(#^.^#)
その結果、風速が秒速3メートル以下なら、お尻から3メートル程の長さの糸を空に向かって放出し
手元の命綱を切り離して、空に飛び立つそうです。

三つ目のビックリは、飛ぶときにお尻にある「糸疣」という器官から出す糸の本数です。
数本から、数十本まで、自分の体重に合わせて調節するそうです。

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飛び立った先の着地点が、良いところでありますように。
なんなら、私の肩に降りてくれてもいいのだけど。
そうしたら、うちの庭へ連れて帰って、ずーっと観察できるから(^_^)

コメント (6)
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