風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

種とタマゴと、みのむし

2019年01月30日 | 散歩
昨日の朝のお月様は、バナナみたいでした。
ついこの前は満月だったのに・・・
月が満ちて欠けて、また満ちて
日にちが経つのは早いなぁと思いました。


空もきれいでした。


どこに行こうかな。
交差点の「止まれ」で立ち止まった時
そうだ、「ヒマラヤスギ」を見に行こう!と思い付きました。


お目当てはこれ(^^)

去年よりたくさん落ちていました。

いくつか拾って、並べてみました。
薔薇の花に似ているから「シダーローズ」と呼ばれています。


ヒマラヤスギの球果は、こんなふうに細長い形をしています。
これが乾燥するにつれ、だんだん鱗片が開いてきて
やがて、3分の1くらいの位置で先っぽが、ポロッと落ちるそうです。

その落ちた先っぽが、シダーローズです。

鱗片を外すと、種が入っていました。




薄い膜のような翼で、風に乗って旅をします。
でも、これに種らしきものは見えないけど・・・

もしかしたら、根元の大きな鱗片に種が入っているのかも。
地面に落ちてるのを探すのは大変かな。
また見に行ってみようと思います。

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次に、去年イラガの繭があったカエデの木を見に行きました。
すると、去年の繭の下に新しい繭がくっ付いていました。


繭というより、鳥の「卵」みたい。
イラガの繭には、カルシウムが多く含まれていて
昆虫の繭の中では1番硬いそうです。
成虫になった蛾は、そんな硬い繭からどうやって出てくるのか?


繭の上部が、パカッと開く仕組みになっています(笑)

きれいな円形!
自然って本当によくできているなぁと、いつも感心します。
イラガがフタを開く瞬間を、いつか見てみたいです。

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帰り道、川沿いの道を歩いていたら
土手の下のほうに、細長い実をたくさん付けたツルが見えました。
見た事がない形の実です。
降りて行って見てみたら、実ではなく全部「ミノムシ」でした。

ザッと数えたら、40個くらいあります。

ミノの材料は、ツルの下で枯れている葉っぱと小枝です。
残っていた種から、ツユクサの枯葉かな、と思います。




全員が同じ材料で、同じ形のミノを作っているので
遠くから見たとき、植物の実にみえたのかもしれません。


ぶら下がっているのは、ヤマフジのツルでした。
対岸の親株から弾け飛んだ種が、土手で芽生えたようです。
近くに絡まる木がないので、地面で藪のようになっています。

ミノムシのおかげで、欲しかったフジのサヤが手に入りました\(^o^)/
部屋に置いて、爆発の実験をしたいと思います(笑)
コメント
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