寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

悲しい記事を読んで

2015年05月07日 23時29分24秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今日の報道で、父親が4ヶ月の自分の子どもの上半身を殴って

死亡させてしまったという。少し前には3才の子どもを段ボール箱

に入れて衰弱死させた夫婦の話が記事になっていた。

 慈しみ大事に育てなければならない年端もいかない子どもを死

に追いやることが可能だとは到底考えられない。何がどうなるとそ

のようなことが出来るのだろうか。

 経済的な理由で育てることが出来ない状態になってしまったら、

役所に相談したら良いと思うのだが、よく聞くのは泣いてうるさい

から、折檻した。そうしたらぐったりなってしまったので病院へ救急

車で連れて行ったという。言葉も理解できない赤子を折檻すると

いうのは何だろうか。しつけは言葉を理解できるようになってから

でも間に合うと思うのだが。

 赤ん坊は泣くのが仕事だと昔からいわれている。泣くことで運動

になり運動して大きくなっていくのだともいう。

 昔の親は、自分はどんなに苦労してもそしてひもじい思いをして

も子どもには出来る限りの世話をしたと言われている。

 世の中が変わって、親の気持ちも変わってしまうのは困ったもの

である。教育の問題などとは考えたくないが社会も行政ももっと真

剣に少子化対策を立てなければならないだろう。

 企業のマタハラについての話題も困ったものである。

 

 


変心

2015年05月07日 22時35分46秒 | 日記

 最近電話で話をした後輩(A氏)が、同僚のS氏について困ってい

るといっていた。A氏の勤務しているところは60才定年で、その後

給料を減額して5年間、健康で仕事に差し支えがなければ常勤嘱

託として勤務でき、さらに5年間同条件で勤務可能であるという。

その上更に1年契約で2年間嘱託として勤務可能だという。最後の

2年間は給料が大幅に減額(非常勤勤務と同額)されるが社会保

険などは継続され、72才まで仕事を続けることが出来るのだそう

である。考えてみるとこの制度は、働く者にとっていろいろな利点

がある。通常の給料をもらっていた状態で退職すると翌年の税金

や健康保険税などが高額になるが、減額された給料で退職する

と、これらが大幅に低額になるという。そんなわけで多くの人が72

才まで勤めるという。

 しかし、職員の若返りに大きな影響を与え、職場の平均年齢を下

げる妨げになることもあるが、雇用者は低賃金で同等の能力をもっ

て仕事が出来れば経営的にも可としているようである。

 S氏について、彼は仕事の能力は彼の職場の基準から見

て中間より下と言うことであり、経営上貢献するとは思えな

いという。S氏は72才まで勤務するつもりのようだという。

最後の2年間は職場の長が継続するかどうかを判断するこ

とになっているが、はたしてどう判断するのだろうかと心配し

ているという。

 S氏を知っている人は、余り彼をよく言わないという。自分の仕事

が出来ないことを他人に知られないように、有能な人を攻撃して陰

で讒言するという。こういう性格の人は結構社会にいるようである

が困ったものである。

 私も以前のS氏を知っているが、彼の前任職場でかなりお世話

になった上司の悪口を口汚く言うので何回もたしなめたことがある。

が彼は自ら変わることが出来なかった。

 A氏の電話では、最近S氏が以前から何かと相談してお世話に

なっていた人の悪口を言っているという。何がS氏をして変心させ

たのだろうか。それとも"三つ子の魂....."ということなのだろう

か。困ったものである。