松山伝承館でとてもいい企画が始まりましたよ。
「庄内の山男展」ー池田昭二・拓親子と佐藤守利ー
伝説の山男池昭さんに関するこのような展示会は、
おそらく初めてではないでしょうか。
2月の7日までというロングランの今日が初日。
あさイチで市役所に行く用事があったので、
そのついでに(かなり強引だ)寄らせていただきました。
なにしろ楽しみにしていたので。
おかげで来館者第1号だそうです。
現在空き家になっている砂越の池田邸から、
今回お借りした数々の展示物を運ぶのがまず大変だっだ、
と館長さん?からお聞きしました。
企画展に携わった山男の皆様、まことにありがとうございました。
2千数百回の登山回数とその記録が残っている池田昭二さん。
その分厚い記録帳の束が展示してあります。
もうそれだけでも感動もの。
そして本では見たことがある
詳細な鳥海山の地形図や沢のルート図の実物が・・・
高瀬川の上流である中折沢の手書きの図面なんか、
今更私が言うのも何ですが、丁寧で見やすくて
掛け軸にして飾っておきたいくらいの出来栄えですよね。
先生、沢を登降しながらの探索はもちろん、
記録を持ち帰ってから表す図面描きも
楽しくてしょうがなかったんじゃないでしょうか。
展示室には拓さんが南北アメリカ大陸を徒歩旅行したときの
リヤカーも展示されています。
そして事故で亡くなった年に登った鳥海山での親子写真も。
来月13日のギャラリートーク『池田親子を語る』も楽しみだなあ。
29日の守利先生のギャラリートークは、
残念ながらすでに定員に達してしまったそうです。
著書「忘れがたい山」をまた出してきて読み始めました。