農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

村の夏祭り

2010-07-31 22:55:36 | 季節

元気村恒例、夏祭りです。
自治会館前の広場にシートを敷いてビヤガーデン。
村人が一堂に会します。

つまみはエダマメ、玉コンニャク、焼鳥、ウインナーに漬物。
あるだけ食べ放題です。
おにぎりにかき氷もあります。

会費はなし。
来場者にはもれなく缶ビール(発泡酒)1本進呈。
2本目からは1本100円をいただくというシステムです。


役員のハルオさんが素敵なディスプレイを作ってきてくださいました。
昔田植えの時使った「型付け」に和紙を貼って、
絵や文字を浮かび上がらせています。
ムード満点!

全員参加のビンゴ大会も盛上がりましたよ。
アイちゃんは水ヨーヨーをたくさんもらってご満悦。
花火もきれいで、楽しい真夏のイベントでした。

出穂間近

2010-07-30 22:09:07 | 田んぼ

梅雨明け以来、お天気がよく気温が高いので
穂が出るのが早まりそうです。

「ひとめぼれ」は最後の葉っぱ(止め葉といいます)が抜け出て、
もうじき稲穂が出てくる様子です。

茎の少し太っている部分が穂が入っているところ。
徐々に上に上がってきます。
おそらく8月になったら次々と穂が出てくるものと思われます。


今田んぼには子どものイナゴがたくさんいます。
イネの葉っぱは意外と硬いのですが
(素手だと指が切れることがあります)
イナゴたちは盛んに食べています。


     *             *

夕方、三川町のいろり火の里で大規模な夏祭り(屋外ビヤガーデン)があって、
子どもたちを連れて行ってきました。
久しぶりに竹原田やまいすたぁの皆さんと会えました。

歌のゲストは中村晃子。
「虹色の湖」いやー懐かしい。
高校の時の担任の先生が彼女のファンだったのを思い出しました。

夏のお天気

2010-07-28 22:06:04 | 季節
暑い日が続いています。
今日は山形で今年初の猛暑日(35℃越えました)、
酒田は33.2℃で毎日少しづつ最高気温を更新しています。

こんな時期は昼休みを少し長めに取ります。
お昼の1時すぎではまだ暑すぎて身体にダメージが大きいからです。

そして日が沈む頃には海に行きます。(ちゃんと仕事もしていますよ)
今日も猛烈に高い波が打ち寄せていました。

晩ご飯を済ませ、田んぼの水を止めに行ったら
水路にホタルがたくさんいました。
そして東の空には赤い満月が昇ってきました。

夏の夜のちょっと得した気分でした。

今年はきっぱりと暑くて正しい夏がやってきてくれましたが、
去年までの夏はどんなお天気だったでしょうか?

ちょっと日記をひもといてみますと・・・

2009年→来ない夏

2008年→恵みの雨 非情の雨

2007年→猛暑日

2006年→入道雲

高波

2010-07-27 22:33:36 | 家族

夕方海へ行くのがほぼ日課になっています。
車で10分ほどの浜中海水浴場です。


午後6時を回ると、だいぶお日さまも傾きます。
日中西風が強かったので、波もけっこう高かったのでした。


結局今日の波はサーフイン日和なのでした。
ビニールボートはアイちゃん怖くて止めました。


この時間浜には人影がまばらで、ゆっくり夕日を堪能できました。
濡れた肌に浜風が寒く感じるようになったら、家路につきます。
また明日来ようね。
今年早くも7回目の海です。

物干し竿

2010-07-26 22:25:12 | 田んぼ

166cmの特大バットならぬ、円筒を持って夕日に構えるの図。

円筒は動力散布機の噴口に付ける部品です。
通常の噴頭にさらに塩ビの筒先を付けて延長しています。
機械の圧力で、粒状肥料を遠くに飛ばします。

広い田んぼでより遠くまで効率よく肥料を振るか。
この時期、稲作農家のおじさんたちは、自慢の筒先を構えて
田んぼに現われます。

「いやー長いねー」
長さの競争ではないのですが、そう言われると嬉しかったり?

連日の高い気温と強い日照で出穂(しゅっすい)が早まりそうです。
暑い中、最後の田んぼの肥振りがんばっています。




クリーン活動

2010-07-25 21:52:41 | 学校行事

夏休み恒例、子ども会のクリーン活動です。
中味は早朝のゴミ拾い。

小学生と中学生の二手に分かれて、
村の周辺の路上のゴミを集めていきます。

相変わらず空き缶や空のペットボトル、
お菓子の包みやコンビニ弁当の空などが目立ちます。
(特に国道沿いの側道)

「誰もゴミを捨てる人がいなければ、ゴミ拾いしなくてもいいのになあー」
毎年同じような感想がため息とともに出てきます。

ゴミは持ち帰る、
ゴミ箱に入れる、
ほんの些細な心がけ一つなんですけれどね。


いよいよ夏休み

2010-07-23 23:27:53 | 家族
小学校では今日が1学期の終業式。
いよいよ夏休みです。
暑さに負けず、元気よくすごしましょう。

それでは自治会総務の立場から、
子どもたちに連絡事項です。

☆ラジオ体操
7月26日(月)~8月6日(金) ※土日をのぞく
朝6時半から
自治会館前(雨が降ったら格納庫の中で行います)

☆クリーン活動
7月25日(日)朝6時半 自治会館前集合
村の周辺のゴミ拾いを行います。
(小・中学生一緒に)

☆村の夏祭りに参加
7月31日(土)夕方~
この日は自治会館に宿泊します。
(枕・タオルケット持参してください)

☆小学校のプール開放
プールの行き帰りは、徒歩または自転車(親の了解をえて)とします。
交通に気をつけ安全に行き来しましょう。

以上連絡でした。

これからはわが家の夏休み計画。

ジュンは週末ごとにサッカーの試合や合宿(大鳥池登山)が3週間続きます。
ただし夏休み期間中は通常の練習はお休みです。
これがM小サッカー部のいいところなんですねえ。

イッセイはひたすら勉学に励む(?)夏になりそうです。
と言いたいところですが、当の本人は
部活を離れ遊びで夏を満喫したいと思っているに違いありません。
具体的にはキャンプしてバーベキューしたいそうです。(結局肉が食べたい)

アイちゃんはお盆休み以外は保育園に通います。
海が大好きなので、夕方には海に浸かりに行きましょう。

家族でキャンプできるとしたら、お盆の土日か夏休み最後の土日になるでしょうか。
私個人の希望としてはイッセイを鳥海山の頂上まで連れていきたいと思います。(ジュンは昨年登頂)

せっかくの長期の夏休みです。
きちんと計画立てて、有意義な休みにしたいものですね。




鉄道唱歌

2010-07-22 22:30:02 | 
「汽笛一声新橋を
はや我汽車は離れたり
愛宕の山に入りのこる
月を旅路の友として」


明治に作られた唱歌「鉄道唱歌」です。

オカアチャンの勤め先の利用者さん(お年寄り)が、
この曲のメロディーで体操をすると、とてもノリがいいのだそうです。

そこでオカアチャンが小学校のリイチ先生にお願いして、
鉄道唱歌の歌詞をコピーしていただきました。

それによる冒頭の歌を1番として、
驚いたことに歌詞がなんと66番まであります。

ところが調べてみると、さらにびっくり。
鉄道唱歌は全部で第5集まであって、
66番まである歌詞の鉄道唱歌は、
実は「東海道篇」としての第1集だったのです。

ちなみに第2集は「山陽・九州篇」で歌詞は68番。
第3集は「奥州・磐城篇」で64番。
第4集は「北陸篇」で72番。
そして第5集が「関西・参宮・南海篇」で64番。

という総計334番という途方もない大作だったのでした!
(全部通して歌うと1時間10分かかるそうです)

なんでも元々は子供の地理の学習のために作られた曲であり、
膨大な詞の中に沿線の地理や歴史、民話や伝説、
名産品の紹介を折り込んでいるのだそうですよ。
(作詞はすべて大和田建樹という方によるもの)

第1集の東海道篇は、新橋を出発して神戸まで。
当時の東海道沿線の様子をつぶさに盛り込んでおられます。

車窓から見える情景の歌詞が、
一番ごとに西に向かって進んでいくのですが、
歴史や地理を盛り込んだ歌詞としては、

6番から9番は鎌倉の様子、
45番から53番までは京都の様子、
56番から59番までは大阪の様子、
そして62番から66番までは神戸の様子が歌われています。

やはり主要な町や古都では途中下車して、
ゆっくり散策し町の文化歴史に触れなさいということですね。

ああ旅情がそそられまするー。






熱中症 ~生涯一のおにぎり~

2010-07-21 23:31:47 | 
今日も朝からお日さまジリジリ。
気温もぐんぐん上がり、5日続けての真夏日となりました。

関東以西では各所で、35℃を越える厳しい暑さ。
熱中症で具合の悪くなる人も少なくなかったようです。

暑さに負けず今日も元気に、田んぼの肥ふりに畑の除草、
暑さにもだいぶ慣れてきました。

熱中症と言えば、むかし山でばてた思い出があります。
20歳の夏、単独で登った鈴鹿です。

鈴鹿山脈は滋賀県と三重県の境に位置し、
1000mを越える峰峰が連なっています。
天気がいいと尾根を境に、西にびわ湖、東に伊勢湾が望めます。

3泊4日で北の御池岳から南の鎌ヶ岳まで縦走する行程でした。

鈴鹿の縦走路は荒れていて、背丈を越える笹薮が随所にありました。
季節は7月梅雨明け前、暑くて湿度が高い時期でした。
ほかに縦走者はなく、観光地でもある鈴鹿南部の御在所岳付近以外では
まったく登山者とはすれ違わなかったと思います。

2日目、泊地の茨川から尾根に登りなおして南下。
竜ヶ岳(1100m)から車道が山脈を横切る石榑峠(680mくらい)まで大下りし、
再び1000m近くまで登りなおします。

相変わらずの笹道です。
時刻はお昼近くでしょうか。
雲が切れて日差しが強くなり、風も止まっていたように思います。
「暑いなあ、なんかくらくらするなあ」
そんな感覚でした。

ふらふらと蛇行していたかもしれません。

やっと登りついた八風峠の木陰で横になりました。
動悸が激しくなっていました。
それからしばらく記憶がありません。

気がついたら1時間半が経過していました。
少し具合がよくなって、水を飲んでボウとしていました。

なにか腹に入れようか・・・
そうだおにぎりがあったんだ!
朝、茨川の飯場(たまたま山奥で泊りがけで工事をしている人たちがいたのです)
から好意でいただいたおにぎりがあったのです。

そのおにぎりの美味しかったこと!
そしておにぎりに添えてあった沢庵の塩っけが、なんと嬉しかったことか。
鈴鹿の山中で食べたおにぎりのおかげで、私の生気は戻ったのでした。

食は生きる源です。
山でハンガーノックを起しても、
食べ物を口にするだけで、元気が出てくることがあります。

本来なら食べ物を口にしたのち、それが消化してエネルギーに変わってという過程と時間が必要です。
しかし人は食べたという行為だけで、気持ちが安定し、エネルギーが湧いてきます。
脳が救われたと認識して、気持ちが安定するからなのでしょうか。

生涯でいちばん美味しかったおにぎり。
それは熱中症というキーワードから、思い出が甦ります。



海の日の海

2010-07-19 20:18:24 | 季節

祝日「海の日」でした。
今日も各所で今年一番の暑さだったようですね。

サッカー本部大会が終ったのが午後4時ごろ。
西風が強かったので、きっと海は波が高そうだなと思っていました。

帰宅後風呂を炊きながら(うちは薪風呂なのです)、
ピーマン入りの夏カレーを作っていると、
全身真赤に日焼けしたイッセイが帰ってきました。
午前中から海に行っていたのです。

「波が高くて、いろんなものを無くした」
(ゴーグル、500円玉、タイガースグッズのチタンネックレスなど)
そうで、消沈モードです。

それならオレが探してきてやる、
というわけではないけれども、ジュンを誘ってトラックを飛ばし浜中海岸へ。
午後6時を回ると駐車料金(500円)が要らないのです。


案の定波が高くて、まだ日没前なのに浜には数えるほどしか人がいません。
散歩している家族連れに、閉店した浜茶屋の前で缶ビールを飲んでいる若者2名。

水温は体感で25度は越えています。
この週末、一気に水温上がりましたね。
写真はジュンが撮ってくれました。

明日からの農作業では、「ひとめぼれ」に追肥予定。
暑さの中、過酷な作業になりそうです。
トラックにいつも水着とゴーグル用意しておいて、
夕方の上がり時間に、ひと風呂ならぬ、ひと海浴びて行こうと思います。