オランダせんべいで有名な酒田米菓に、
工場見学ができる観光施設ができました。
その名は「オランダせんべいFACTORY」。
本日オープンです。
早速見学に。
工場南側の駐車場から、この見学入り口まで500mの距離があるため、
スタッフが車で送ってくれます。
FACTORY受付。
入場料が一般は300円なのですが、
ここでファクトリーメンバーカードに記入すると、
なんと無料になりました。
さあ片道395mの工場見学スタートです。
ワクワク。
ここから窓越しにせんべいの製造ラインが順次見られます。
中の製造作業は撮影禁止です。
そして途中にはせんべいにまつわる様々な展示物が。
最初は「庄内の米づくり」について。
昔の農具が視覚的に分かり易く展示してありました。
そして一俵(60kg)のお米から、
果たして何枚のオランダせんべいが出来上がるのでしょうか?
答えは、なんと16,200枚も出来るのですね。
びっくりです。
いろいろなせんべいの見本。
どれもおいしそう。
こちらはかつてオランダせんべいを作ってきた、
往年の機械の展示品。
子どもたちに人気のトリックアートコーナー。
こんな写真が撮れます。
お次は、オランダせんべいに関するうんちくコーナー。
あの懐かしいCM,
「ゆう、ゆう、ゆうの酒田米菓」を観ることが出来ますよ。
酒田米菓の工場は長さが545mと
せんべい工場としては日本一の長さを誇ります。
これはせんべいの生地を乾燥させるために、
必要なラインの長さなのだそうです。
これも工場の一つの売りですね。
もう見学時間の終了間際なので、
工場内では最後の工程、包装作業を行っていました。
できたてほやほやのオランダせんべい美味しそう。
食べたーい!ジュルル
とここまで観てくると誰でも思いますよね。
そこでちゃんと焼きたてせんべいの試食が出来るように、
お皿にせんべいが並んでいました。
なんてうれしい配慮なんでしょう。
オランダせんべいうまーい!
そしてここは見学コースの出口なんですが・・・
出口手前の階段を2階に上がると、
オレンジ色の内装が鮮やかな、売店とカフェがありました。
ここではせんべいの手作り体験や、
かしゃかしゃせんべいを作るコーナーがありました。(有料)
カップの中のせんべいに、自分の好きな味付けをして
かしゃかしゃカップを振るのです。
娘たちはそれぞれ「梅塩味」と「チョコレート味」を
チョイスしていました。
カフェではオリジナルスイーツやドリンクが楽しめます。
私たちはカウンター席から最上川河川敷を眺めながら
プレミアムソフトクリームを頂きました。
売店では各種せんべいのほかに、
バンダナなどのオリジナルグッズもありました。
見学を終えて、あらためて全長500mの工場を振り返ります。
オランダせんべいといえば、
私たちが子どもの頃から馴染みがあって、
地元酒田の名産品として食べ続けてきた、
いわばソウルフード的なせんべいです。
なにしろ原料が地元産の「庄内米」なのですから。
私たちのせんべい」ということで「おらだのせんべい」から、
「オランダせんべい」になったのが名前の由来だそうです。
もともとやけに細長い工場だとは思っていましたが、
今回その製造工程を生で見ることができる、
観光施設が出来上がったことはとても喜ばしいことです。
これをきっかけにオランダせんべいのファンが
ますます増えるといいですね。
オランダせんべいFACTORY、
メンバーズカードも作ってもらったことだし、
またゆっくり見学に来ることにしましょう。
知り合いや親戚を案内するのもいいかもね。