農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

世界新記録

2015-08-30 22:40:34 | スポーツ
2年に一度の楽しみ、世界陸上の
北京大会が閉幕しました。

リレーは男女ともジャマイカが強かったですね。
アメリカは男子の4×400mリレーでようやく
一矢報いることができました。

競技では選手たちアスリートは記録と順位を争います。
世界選手権やオリンピックの舞台で、
世界新記録(WR)で金メダルが取れたら、
これはもう最高ですね。


今回それを実現したのが、
十種競技のアメリカのアシュトン・イートン選手です。
まさにキング・オブ・アスリートですね。

来年はリオデジャネイロ五輪が控えています。
またいくつかの世界記録が更新されるかも知れません。
期待しましょう。


オランダせんべいFACTORY

2015-08-29 21:21:30 | おもしろ情報

オランダせんべいで有名な酒田米菓に、
工場見学ができる観光施設ができました。

その名は「オランダせんべいFACTORY」。

本日オープンです。
早速見学に。

工場南側の駐車場から、この見学入り口まで500mの距離があるため、
スタッフが車で送ってくれます。


FACTORY受付。
入場料が一般は300円なのですが、
ここでファクトリーメンバーカードに記入すると、
なんと無料になりました。


さあ片道395mの工場見学スタートです。
ワクワク。

ここから窓越しにせんべいの製造ラインが順次見られます。
中の製造作業は撮影禁止です。


そして途中にはせんべいにまつわる様々な展示物が。

最初は「庄内の米づくり」について。


昔の農具が視覚的に分かり易く展示してありました。


そして一俵(60kg)のお米から、
果たして何枚のオランダせんべいが出来上がるのでしょうか?


答えは、なんと16,200枚も出来るのですね。
びっくりです。


いろいろなせんべいの見本。
どれもおいしそう。


こちらはかつてオランダせんべいを作ってきた、
往年の機械の展示品。



子どもたちに人気のトリックアートコーナー。


こんな写真が撮れます。


お次は、オランダせんべいに関するうんちくコーナー。


あの懐かしいCM,
「ゆう、ゆう、ゆうの酒田米菓」を観ることが出来ますよ。


酒田米菓の工場は長さが545mと
せんべい工場としては日本一の長さを誇ります。

これはせんべいの生地を乾燥させるために、
必要なラインの長さなのだそうです。

これも工場の一つの売りですね。


もう見学時間の終了間際なので、
工場内では最後の工程、包装作業を行っていました。

できたてほやほやのオランダせんべい美味しそう。
食べたーい!ジュルル
とここまで観てくると誰でも思いますよね。

そこでちゃんと焼きたてせんべいの試食が出来るように、
お皿にせんべいが並んでいました。

なんてうれしい配慮なんでしょう。
オランダせんべいうまーい!


そしてここは見学コースの出口なんですが・・・


出口手前の階段を2階に上がると、
オレンジ色の内装が鮮やかな、売店とカフェがありました。



ここではせんべいの手作り体験や、
かしゃかしゃせんべいを作るコーナーがありました。(有料)



カップの中のせんべいに、自分の好きな味付けをして
かしゃかしゃカップを振るのです。

娘たちはそれぞれ「梅塩味」と「チョコレート味」を
チョイスしていました。


カフェではオリジナルスイーツやドリンクが楽しめます。
私たちはカウンター席から最上川河川敷を眺めながら
プレミアムソフトクリームを頂きました。


売店では各種せんべいのほかに、
バンダナなどのオリジナルグッズもありました。


見学を終えて、あらためて全長500mの工場を振り返ります。

オランダせんべいといえば、
私たちが子どもの頃から馴染みがあって、
地元酒田の名産品として食べ続けてきた、
いわばソウルフード的なせんべいです。

なにしろ原料が地元産の「庄内米」なのですから。

私たちのせんべい」ということで「おらだのせんべい」から、
「オランダせんべい」になったのが名前の由来だそうです。

もともとやけに細長い工場だとは思っていましたが、
今回その製造工程を生で見ることができる、
観光施設が出来上がったことはとても喜ばしいことです。

これをきっかけにオランダせんべいのファンが
ますます増えるといいですね。

オランダせんべいFACTORY、
メンバーズカードも作ってもらったことだし、
またゆっくり見学に来ることにしましょう。

知り合いや親戚を案内するのもいいかもね。


稲穂の波

2015-08-28 20:44:47 | 田んぼ

もう何日目なのか思い出せないほど、
毎日強いダシ風が吹いています。

「ヒエ取り」で田んぼに入りました。
穂が出てからほぼ1ヶ月経過した田んぼ。
黄色く色づいた稲穂が、ダシ風で揺れています。


その圧倒的なボリュームにめまいがしそうです。

刈り場に近づいた稲穂の海の中に入るのは、
なんとも不思議な感覚ですよ。



「くもじい、たいへんです。
 田んぼの中に、黒い大蛇が這っています」

「そんなわけはない・・・・
 本当じゃ!くもみ、いってみるぞ!」

「ラジャ!」
(空から日本を見てみようふうに)

大蛇の正体は、田んぼの周囲に
漏水防止用に張っていた黒マルチなのでした。

稲刈前の最後の草刈に備えて、
アゼマルチを撤去しています。

今日は本物のヘビと出合わなかったので、ホッとしました。


畦の両側から垂れ下がってくる「ひとめぼれ」の稲穂。

畦が埋まってしまう前に、草刈を急ぐとしましょう。


入れっぱなしの無駄

2015-08-27 20:59:46 | 日記
来月の稲刈を控えて、トラックを車検に出しました。

ふだんから特別貴重品などは入っていないのですが、
念のためダッシュボードなどに入れている小物などを
全部出して、コンテナ箱に移しておきました。

車検証や自動車保険の証書は別にしても、
車内のポケットには、何枚もの紙切れやボールペンなどが雑多に詰まっています。

中には使えなくなった電卓や
何の部品か分からないボルトやナット、
存在すら忘れ去られているなぞの物体なんてものが入っていたりします。

で車検が終わって帰ってきたトラックのダッシュボードに、
車検前に入っていたそれらのものを戻すかと思うと、
戻さなくても特に何も不自由しないんですね。

ふだんいかに不必要なものを、
ダッシュボードやポケットに入れていたか。
そして入れっぱなしの「無駄」を認識していなかったか。
思い知ります。

家の中も同様ですね。
タンスや引き出しや棚の中を考えて見ますと、
あまりにモノが増えすぎたために、
使わないモノ中に、使えるモノが埋没しています。

早いうちに整理したいものです。

車検が済んだトラック。
心なしかその走りは軽く感じますよ。


台風15号

2015-08-26 19:00:27 | 季節
昨日九州を縦断した台風15号は、
温帯低気圧になって日本海を北上しました。

進路が東北から逸れてほっとしましたが、
昨日今日と強烈なダシ風(東風)が吹き荒れました。

ここまで順調に稔ってきた稲穂。
強風に煽られて倒伏が心配されましたが、
「ひとめぼれ」は柔軟な柳腰(?)を発揮して、
あらかた無事のようです。

今回の台風、雨が期待できそうになかったので
可能な限りの水田には入水しておきました。

夕方になり、幾分風は収まってきました。
明日は午前中を中心に雨が降りそうです。



朝晩はずいぶん涼しくなりました。
季節の変わり目です。
体調を崩さないように気をつけましょう。



サニブラウン決勝進出は成りませんでしたが、
16歳で世界陸上の準決を走るなんてアッパレ!
しかも予選より緊張しなかったって。
ガトリンも賞賛していましたよ。


あねちゃまめ

2015-08-23 21:10:34 | 日記

枝豆の新品種「あねちゃまめ」の販売開始式が
酒田市の山居館で行われました。

アイちゃんたちトゥインクル・スターは、
チアリーディングでセレモニーを盛り上げました。

左脇で踊って(?)いるのは、酒田市のゆるキャラ
「もしぇのん」と「あののん」です。


「あねちゃまめ」は山形大学農学部で育種されました。
食味がよく大粒で晩生が特徴です。


畑から直送の「あねちゃまめ」が、
オープニング特価で大袋800円で飛ぶように売れていました。


会場の山居館は山居倉庫の一角にあります。
倉庫の周囲には、名物のケヤキ並木が。


ご覧のような洒落たテラスもあります。


ケヤキは陽射しや強風から倉庫を守ってきました。


この木陰には、人も安らぐなあ。




鳥海山 夏雲

2015-08-16 21:05:46 | 
3年ぶりに鳥海山に登ってきました。
お盆休みの中では、初めての登山日和に。

日中の山は夏雲に覆われて、視界が利きませんでしたが
時折雲が切れて絶景が望めました。

以前と同じペースで歩けたとしても、
ブランクがあったので3倍は疲れました。



大平口 とよ


笙ヶ岳三峰


笙ヶ岳一峰


二峰との鞍部


岩峰


鳥ノ海への巻道


笙 連山


鳥ノ海南端分岐


御田ヶ原


御田ヶ原より稲倉東壁


フェライトのぼよんぼよん

2015-08-15 21:40:39 | 日記
にかほ市にあるフェライトこども科学館は、
遊具を使って科学を楽しく学べる施設として
こどものみならず大人にも人気があります。


その中でも科学館の外にある
白い大きな丘のような風船遊具は、
こどもたちに大人気です。


裸足になってドームに上り、
跳んだり跳ねたりぼよんぼよん。


私も娘たちに混ざってぼよんぼよん。
これがまた楽しー。

お兄ちゃんたちも小さいとき、
ここに遊びに来てぼよんぼよん飛び跳ねていました。

今日は午後から晴れて良かったね。
ばばへらアイスのおばちゃんも言っていました。


      *           *

終戦記念日の15日、
鶴岡では3つの大きなイベントがありましたね。

夏の甲子園、鶴岡東は花咲徳栄(埼玉)に惜敗。
あと一歩が出ず残念でしたが、お疲れさまでした。

荘内神社では例大祭。

そして夜は赤川大花火大会でした。
来年こそは観にいくぞー。

そして覚えていること

2015-08-14 21:35:22 | 日記
お盆の14日は毎年、
菩提寺である砂越の長応寺にお参りに行きます。

開山堂でご先祖様に手を合わせてから、
本堂で行われるお盆の特別法要に参列します。

「亡き人を偲んで手を合わせるのが供養です」
ミンミン蝉が鳴く杉林から吹いてくる、
涼しい風に憩いながら、住職の法話を聴いていました。

人は一生のうちに、多くの人と出逢っては、
別れを繰り返していきます。

出逢ったその人たちと自分とは、
確実に同じ時代の一時期を生きていました。

そしてたとえその人が亡くなったとしても、
その人を覚えている限り、思い出し偲ぶことができます。

故人は、覚えている人の心の中では、
いつまでも生きているものですよね。

中島みゆきは、その歌『誕生』のなかで、
すべての生を受け入れて、肯定し、
大きな愛で包んでくれています。

「Remember 生まれた時 だれでも言われた筈
 耳をすまして思い出して 最初に聞いた Welcome

 Remember けれど もしも思い出せないなら
 私いつでもあなたに言う 生まれてくれて Welcome

 Remember 生まれたこと
 Remember 出逢ったこと
 Remember 一緒に生きてたこと
 そして覚えていること」


生まれて、出逢って、一緒に生きて、
そして覚えている。

心が慈愛の気持ちで満ちてくるようです。

29年前、グランドジョラスに消えたひとつの命。
今日は正明の命日でした。
合掌