昨日、山形市印役町のカネチョウ味噌さんへお米の納品に行って来ました。
甘酒用の精米したつや姫です。
ここ鈴川地区はカネチョウさん以外にも、
味噌や醤油の醸造店が多いところ。
なんでも昔、馬見ヶ崎川の河川改修で立ち退きを余儀なくされた家々に、
お上が補償の意味合いも込めて、醸造業の免許を与えたのが始まりだとか。
カネチョウさんでも昔は醤油を醸造していたのですが、
今では長井の親戚の醤油屋さんに造ってもらっているそうです。
互助的分業ですね。
鈴川地区は町中とはいえ、ご近所には
茅葺屋根(トタンで覆っていますが)の民家もあって
農村的雰囲気の残る落ち着いた町です。
馬見ヶ崎の河原にはカネチョウさんの梅林があって、
収穫した梅は梅干しやジャムに加工されています。
ちなみに芋煮を作るときは、カネチョウさんは味噌屋さんだけれど
やっぱり味噌は入れずに醤油だけの味付けだそうですよ。
よし、この週末はまた山形風芋煮を食べてみよう。