農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

河原宿登山

2017-08-31 22:30:06 | 学校行事
4、5年生参加の自然体験学習。
2日目は鳥海登山(七合目の河原宿往復)です。


高曇りだけれど山に雲はかかっていません。
目指す河原宿の雪渓や外輪の尖った七高山も見えています。

そのかわり朝はかなり冷えました。
家族旅行村の朝はかなり寒かったようです。


インタープリターの登山ボランティアの方々の
サポートを受けながら9時に駐車場を出発。

雲海の下は新庄盆地。
宮城県境の奥羽山脈がくっきりりそびえています。






八丁坂が始まりました。


野生のブルーベリーをつまみ食い。




庄内平野が一望できました。
広野はどこかな?




河原宿上部の心字雪。
お盆からまだ2週間なのに、
雪渓がかなり小さくなっています。


雪渓の下でお弁当。


集合写真だけど、
つかれて笑えないよー。


高曇り、陽は差さなくて時折雨。
風なく涼しい。

それでも山も里も終始はっきり見えているという
稀有な一日でした。

みんな運が良かったね。



解散後、帰路はあっちこっち寄り道しながら。

升田からの鳥海山。


松山外山からの鳥海山。


そして見事な日没ショーを見ることができました。

晴れ山

2017-08-30 20:37:13 | 学校行事

これはもう大げさに言えば奇跡ですかね。

つい先日まであんなに天気予報が悪かったのに、
お昼には鳥海からきれいに雲が取れました。

朝こどもたちが自然体験学習に出発した時は、
まだ厚い雲が山の上半分は覆っていました。

正直、明日の登山の実施の確率は2~3割と思っていました。
ましてやこの3日間、お山が頂上まではっきり見える日は
ないだろうと思っていました。

いやがうえにも登山ゴーサインの期待が高まります。
明日の予報は曇りのち晴れ。
悪くはありません。
朝の時点でのお山の雲の様子が気になります。

お願いします。晴れてください!

パッキング

2017-08-29 21:27:27 | 家族
アイちゃんたち小学校の4、5年生は
明日から2泊3日の日程で自然体験学習に出かけます。

行き先は八幡の家族旅行村。
集合ケビンに寝泊りしながら、野外活動を満喫するそうです。
いいなあ。

気になるのがお天気。
特に中日の木曜日には河原宿までの登山も予定されていますから。
(私もその日はボランティアで参加します)

当初予報では傘マークが並んでいましたが、
明日は晴れるようですよ。
期待しましょう。

出発前夜の準備は持ち物の最終確認とそれらを
リュックにきちんと詰めること。

まず荷物を全部リストにそってリュックの前に整列させました。
それをアイちゃん本人がリュックにパッキングします。

衣類がけっこう多い。
服装は基本長袖長ズボンで着替えも必要(下着や靴下は3日分)、
そのほか学校の運動着(長短がそれぞれ上下セット)、
靴も長靴、短靴、内ズックと3種類。
タオルも3日分。
雨具も必需品。

虫除けジェルに防虫ネット付きの帽子(ホームセンターで買いました)。
水筒、軍手に懐中電灯。
筆記用具、洗面用具、ビニールシートなどなど。

衣類はリュック中の底の方。
サイドポケットには小物類。
すぐ使いたいものは・・・

などとつい親が口出しだけではなく、
手も出してしまいがちですが、
そこはぐっとがまんして本人にやらせます。

パッキングを親が全部やってしまうと、
帰るとき同じ荷物をまた詰める作業が、
こども本人だけでは出来ない前例があるのだそうです。
さもありなん。


さあ上手にリュックに詰めることができました。
思ったよりコンパクトにまとまっています。
さあいよいよ明日出発です。

長袖半袖

2017-08-28 22:45:48 | 家族
朝晩涼しくなりました。
もう今週末からは9月ですからね。

早朝の田んぼの見回りでは長袖着用で。
したがって朝送り出すこどもたちの服装にも気を使います。

気候気温に合わせて服装は小まめに対応させるのだと、
ユウちゃんには昨日しまむらで買ってきた
長袖Tシャツを着せて保育園へ送りました。
(オカアチャンは早番で出勤済み)

朝の通学路。涼しい空気を切って
自転車で走ってくる中学生たちはまだ短パンTシャツの夏姿。
若いからいいけれど(?)いかにも涼しすぎるかのようです。

保育園到着。
ユウちゃん、先に来ているお友だちの格好を見て言いました。
「(あれ?みんな)はんそで」

「きょうさむいから、ながそでで来た」
と先生に服装をことわっていたユウちゃん。
「さむいー?」と逆に聞かれています。

(いいのだー今日は長袖で正解なのだー)
と出社した私でさえ、直に長袖は脱いで半袖姿に。

やっぱり日中は暑くなりました。
それもお昼近くには真夏のように。

(あー長袖のユウちゃんどうしているかなー、
 半袖も持たせてあげれば良かったなあ)
と気にすることしきり。

それでもユウちゃん、着替えることなく
長袖姿のまま、夕方元気に帰ってきましたよ。
暑かったという不平不満は無し。

良かった。
なんたって左前下のポケットがポシェットのように
紐がデザインされたおしゃれなシャツなんです。
この秋にはきっと重宝するでしょう。

朝晩とお昼の気温差。
服装は小まめにチェックしましょうね。




日本一低い山

2017-08-27 21:15:34 | 

日本一高いお山富士山にはなかなか登れないけれど、
日本一低い山には簡単に登れそう。
いやぜひ登ってみたい、って
日本一低い山ってどこにあるの?

それが意外と遠くないんです。
お隣宮城県にある日和山。
(仙台市宮城野区蒲生)

標高は3m。
だからあっという間に登れる山らしい。

一時期大阪府の天保山に抜かれてしまって、
「日本一低い」が「元祖日本一」になっていたそうですが、
2011年の大震災による津波と地盤沈下で
再び日本一の座に返り咲いたのだとか。

参考までに非公認ながら、
「標高0m」のもっと低い山があるらしい。
それもお隣秋田県大潟村にある人口の山「大潟富士」。
なんでも標高マイナス3mの土地にそびえる「標高3776mm」の山なんだそうです。
こちらも一度登頂してみたいものです。
海も近そうだからシー・トゥー・サミットで。

酒田のご近所で低い山としてイメージするのが
土門拳記念館のとなりに盛り上がる砂の山飯森山。
飯森山はの標高は41mありますから、
参考までに覚えておきましょう。

それじゃあ酒田市内の日和山、祖父山(ぢぢやま)、上ノ山の標高は?
応用問題ですね。


まるっと鳥海スタンプラリー

2017-08-26 20:41:29 | 

鳥海山を囲む秋田と山形の4自治体(由利本荘、にかほ、遊佐、酒田)の
合同企画「まるっと鳥海スタンプラリー」が今年も開催中です。

これは指定された道の駅や観光施設をめぐって、
台紙にスタンプを押して集めて応募するもの。

抽選で宿泊券や特産品が当たります。


今年は20ヶ所以上とかスタンプを多く
集めると有利になるとか、遠隔地の飛島や
鳥海山山頂のスタンプを集めると当選確率が
アップするとか、よりゲーム性を高めているようです。

6月にアイアイ平田で見つけて以来、
ちょこちょこ集めているのですが、
お盆にせっかく鳥海山に登ったのに、
スタンプラリーのことなどすっかり忘れていました。

締め切りまであと1ヶ月強。
スタンプをたくさん集めるには集中して
計画立てて回るしかない。

と思い直し、今日はお昼から半日
娘たちと由利本荘方面へドライブに出かけてきました。

数ヶ所の道の駅回り。
西目ではおいしい酒粕ソフトクリームいただきました。
それから初めて行った大内道の駅には、
良さげな温泉が併設されていましたよ。
今度また行かなきゃ。

くもじい、くもみ庄内を飛ぶ

2017-08-25 20:55:29 | 日記
ついにくもじいとくもみが庄内に!
夕べ放送のBSジャパン空から日本をみてみようplusは、
山形県庄内、地元も地元、飛島から酒田鶴岡を経由して
月山までの回でした。

飛島を西側の海上から近づくくもじいとくもみ。
島の唯一の中学生、新くんの家族が登場。
釣り上げたばかりのクロソイを刺身にした夕食。
まさしく「じゅるる」でした。

酒田市内では馴染みある観光施設が続々登場。
日和山公園から鐙屋、山居倉庫に旧本間家邸、美術館庭園などなど。

酒田からは県縦断駅伝ばりに国道112号線、
砂丘地を南下します。
特産のメロンおいしそう。
波乗り発祥の地湯野浜海岸では板切れを持った波待ちおじさんが、
ふんどし姿で。お疲れさまでした。

加茂坂を越えて鶴岡市内へ。
アルケッチャーノに松ヶ岡開墾場、月山ワイン、
くもじいとくもみはどんどん月山に接近していきます。
湯殿山神社から稜線を越えて姥沢リフトへ。
くもじいもリフトに乗って高山植物を眺めます。
姥沢岳の斜面で夏スキーを楽しむ人々。
そして月山山頂でカメラを構える人びと。

「今回はここまでじゃ」
次回は鳥海山から由利本荘だそうですよ。

見慣れた風景でも、空から眺めるとまた味わい深いものですね。


グリーンハウスの思い出

2017-08-24 21:20:32 | 映画

昭和29年正月の映画館グリーンハウス。
「地上最大のショウ」を絶賛上映中。
路上に停めた自転車の数がすごい。
(撮影 じっちゃん)


地元紙に6月に掲載された少し古い記事です。
この秋開催される山形ドキュメンタリー映画祭で、
かつて「世界一の映画館」とも評された伝説の映画館
グリーンハウスを再現する企画があるそうです。

そこでグリーンハウスに関する資料、動画や写真を
探しているそうなのですが、じっちゃんに訊いてみた所、
「あるよ」とアルバムに貼られていたのが上の写真です。

私も高校時代は映画小僧でしたが、
残念ながらグリーンハウスを撮った写真は1枚も持っていません。


こちらは新聞記事にも載っている資料館蔵の写真。
昭和50年なので大火の1年前ですね。

上映中なのはスピルバーグの出世作「ジョーズ」。
高校1年だった私ももちろん観に行きました。

看板左側は次回上映策の宣伝。
「コンドル」はレッドフォードとフェイ・ダナウェイ主演のCIAの映画。
「フリック・ストーリー」は当時多作だった
アラン・ドロンの刑事物でした。

当時、1本200円で観られる名画座シネサロンを含めて
毎週のようにグリーンハウス通いを続けていた私は、
グリーンハウス最後の世代だったかも知れません。

ここで映画館グリーンハウスの内部の間取りの記憶を
思い出してみましょう。
いかんせんもう40年前の思い出なので、
うる覚えで記憶違いもたぶんにあるとは思いますが。

まず入り口を入ると数メートルのプロムナードがあって、
片側(?)のはショーウインドに入ったお洒落な商品
(バッグや服や靴?)が陳列されていたと思います。

1枚200円くらいで映画のポスターも販売されていて、
当時買ったポスターは現在自宅車庫の壁面に貼られています。

回転扉をくぐると受付(モギリ)です。
女性従業員の制服はグリーンのツーピースだったかな。

ロビー入り口には左右に階段がありました。
右側の階段は二階の名画座シネサロンへあがる通路。
シネサロンは全席10席しかない試写室のような空間で全席指定。
席を予約するために、よく電話ボックスから電話したものでした。
200円と言う廉価料金は高校生にとってはありがたかったものです。

この階段の下にはグリーン茶房(?)という名前だったか、
コーヒーが飲めるカウンターがありました。
いつも煙草をくゆらせながらコーヒーを飲んでいる
常連さんが座っていた記憶があります。
コーヒーのいい香りは大人の香りそのものでした。

反対の左手(モギリの背中側)にある階段は、
おそらく有料の個室観覧室に上がっていくもの。
中を覗いたことはないし、ここを利用している人も
見かけたことはありませんが、オープン当初から
ソファー席でテレビ付きの豪華個室は話題になったようでした。

ロビー全体の間取りの記憶はほとんどありません。
長椅子や備品がどのような配置だったのか。
壁にはどんな掲示物があったのかも。

ただ客席をL字型に囲むような間取りで、
客席にはスクリーンに向かって後方か左側から
入退場できたと思います。

トイレはロビーの左手奥にあったように思います。

客席は何席あったのでしょうか。
意外とそれほど広くなかったのかも知れません。

上映直前幕開きに流れる「ムーンライト・セレナーデ」。
お洒落で格好良かった。
以前鶴岡市内にあった映画館スカラ座でも上映前、
同じ曲が流れた記憶があるのですが、
経営者が同じ人だったのでしょうか。

入場するときに必ずもらえたオリジナルプログラム
GREENなんとかと横長の上映スケジュール表は
すべてストックしてあったのですが、何処に行ったのか
現在行方不明です。

近いうちに探し出したいと思っているのですが。

魅惑のバイキング

2017-08-22 20:55:09 | 日記
「きょーはたのしいーきょーはたのしーバーイキング♪」
(サザエさんエンディングテーマの節で)

ということで夕方、娘たちは先日神社の盆踊りに参加したご褒美として、
ホテルのバイキングレストランに連れて行ってもらいました。
うらやましいなあ。

豊富なメニューの中から、自分が食べたいものを
食べたいだけ選んで食べることができるバイキング。
大好きです。

それでも齢とともに食べられる量がだんだん少なくなっていって、
3000円も払って入場するバイキングでは、
元が取れないと思うようになってきました。

ふだん外食しても大盛りだと、食べ過ぎ感がして
後味を悪くしてしまうこともあるように。

少なくてもいいから美味しいものを食べようよ。
食べ放題なんてイッセイやジュンなど若者向けなんだよ。

とは思うものの、
○○放題」
「お替り自由」
「無料バイキング」
なんてうたい文句に敏感に反応してしまうのは、
小市民の証しなんだろうなあ。

家の食卓なんて、毎日
「ご飯味噌汁(あるだけ)食べ放題」なんですよ。

東京オリ・パラ 酒田市ホストタウン推進協議会設立総会

2017-08-21 21:58:34 | 日記
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて
ニュージーランドのトライアスロンチームをホストタウンとして
名乗りを挙げた酒田市。

本日市役所でその推進協議会の設立総会が開催されました。

参集は酒田市内の体育関係団体、商工会、運輸業界、
自治会とコミセン団体、福祉協議会、観光業界、
青年会議所、歯科医師会、公益大、日本郵政ほかマスコミなど
33団体の代表者。

私はトライアスロン協会の代表として、
大会実行委員長の富樫氏、
副会長の高橋氏とともに出席いたしました。

まず事務局の市長公室よりホストタウンの説明がありました。

それによりますと東京オリンピック・パラリンピックに向けて、
参加国・地域と人的・経済的・文化的な相互交流を図る地方公共団体が
ホストタウン。

対象をニュージーランドに決定されたのには、
公益大の「ニュージーランド研究所」の存在が大きく関与しています。

そしてもちろん競技種目をトライアスロンに絞ったのには、
32年続いているトライアスロンおしんレースの存在があります。

南半球の島国であるニュージーランドは
気候が日本に似ているとも言われます。

日本の本州と九州を足したくらいの国土の中に、
人口は約459万人(日本のおよそ20分の一!)。

恵まれた気候と自然の中でアウトドアのスポーツが
とても盛んな国という印象があります。

またニュージーランドは多文化共生社会の素顔を持っています。

多様な人種・性別・障害などの差別撤廃に積極的。
世界で始めて手話を公用語にしたり、
世界で始めて女性参政権を実現した
社会福祉・社会保障の先進国です。

酒田市ではホストタウンでニュージーランドと交流を図り、
スポーツのみならず社会保障・文化・産業・観光など
いろいろな分野でニュージーランドレガシーを残したい意向です。

酒田市では事前活動として、
今年6月には日本ニュージーランド学会に、
ニュージーランド大使を招聘。
また同月のおしんレースには、ニュージーランドから
若手選手を招聘しています。

そのカイル・スミス選手は、
「酒田市がいろいろな要望に応えてくれる素晴らしい場所であり、
トライアスロン選手にとってトレーニングするのに最適な場所だと思う。
素晴らしいサイクリングルートや施設、フレンドリーな地元の人びとが
たくさんいますよ」
と同国のチームのHPに酒田のことをとても好意的に
感想を表わしています。

ホストタウン推進協議会総会では、
会長に丸山酒田市長、副会長に弦巻商工会議所会頭が推挙されました。

今後の活動としましては、時期を空けずになるべく早く
ニュージーランドトライアスロン協会を訪問。
そして協会を酒田に招聘して、オリ・パラ事前キャンプ地
としての誘致活動を行う予定です。

また同時に地元酒田における機運の醸成、
ニュージーランドの理解事業を行っていきます。

現在日本国内でホストタウンとして登録した自治体は179あって、
うち対象がニュージーランドなのが11自治体。
その中でもトライアスロンに絞って誘致を表明しているのは
酒田市だけなのだそうです。

キャンプ招致が決まれば、私たちトライアスロン協会の出番が
おのずと増えてくるでしょう。

3年後の東京オリンピック・パラリンピックに向け、
酒田市はニュージーランドのホストタウンとして
熱く結びついていくことでしょう。