農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

500ml

2010-06-30 22:19:01 | 日記
先日トライアスロンの準備作業中のことです。
一息入れようということで、ペットボトルのジュースが配られました。
スポンサーから大会協賛品としていただいたものです。

喉が渇いていたので美味しかったのですが、
1回の休憩で飲む量としては、500mlという量はおじさんたちには意外と多くて
飲み余した方が何名かいました。

ペットボトルに入ったジュースやスポーツ飲料、お茶などは、
蓋も付いていて携帯にも便利なので、いまや広く普及していますね。
いつでもどこでも自販機やコンビニで買い求めることができます。
そしてその標準的な内容量が500mlです。

子ども会などのイベントで、一人一人に配られるのが500mlのジュース1本だったりします。
またお昼に弁当が配られる際、セットで配られるお茶も500mlのペット1本だったりします。

何が言いたいのかといいますと、
小さい時から飲み慣れている子どもたちは、
平気で500mlのペットボトル1本空にしていますよね。
(幼児の頃はさすがに量が多いかなと思い、
「1回で飲まないでね」と言って渡していましたが・・・)

物心ついた時分から身近にあったペットボトル。
したがって1回で飲むジュースやスポドリの量が500ml、
これがいまやすっかり標準になってしまっているなあということです。

私たちが子どもの頃は、1回で飲むジュースの量といえばコップ1杯か、
せいぜい180mlの瓶1本だったと思います。
小学生の時初めて350ml入りの缶ジュースが出てきましたが、
量が多くてとても飲みごたえがあったものでした。
中学になってコーラの500ml瓶など飲んでいましたが、
これはもう1回で飲みきる量だとは思いませんでした。

水分補給やおやつという名目で、
ずいぶん糖分を多く摂取してきた現代の子どもたち。
スナック菓子や高カロリー食と相まって、
身体にいろいろな弊害をもたらす要因の一つになっていないのかなと心配になります。

いまさら遅いのかもしれませんが、
子どもたちへのジュースの与え方、
見直さなければならないのかも知れません。

えっ!おとうさんこそ宴会でビールを何リットルも飲んでいるじゃないかって?

いまさら遅いのかもしれませんが、
自分へのアルコールの与え方、
見直さなければならないのかも知れません。
(数値が悪いと待ったなし!)



寺田屋の前で

2010-06-29 21:36:07 | 思い出
本日のNHKスタジオパーク、嬉しいことに武田鉄矢さんのアンコール放送がありました。
1ヶ月ほど前の本放送を見逃してしまい、一生の不覚と地団太踏んで悔しがったものです。

武田鉄矢さんといえば、自他共に認める大の龍馬ファン。
大河の「龍馬伝」では、龍馬の師ともいえる勝海舟役を熱演されていますね。

番組では龍馬の生き様と、重ね合わせて歩んできた武田鉄矢の半生が
とても興味深く楽しく拝聴しました。
(それらを聞き出す住吉アナの実力はたいしたものです)

龍馬が京都伏見で定宿としていたのが「寺田屋」。
当時の面影を残しながら、現在も旅籠を続けていらっしゃいます。
今年はまた特に観光客が多いことでしょうね。

寺田屋といえば・・・そうあんなことがありました。
思い出して古い写真を探してきました。

30年前の春、兄弟で寺田屋を訪ねた時のことです。
そこである方とばったりお会いしました。

雑誌か何かの取材なのでしょうか、寺田屋の門前でカメラマンがある女性(おばさん)をカシャカシャ撮影していました。
いったい誰?・・・

撮影が済んで、おばさんの方から声をかけてきました。
「わたしヤマムラミサ、推理小説書いてるの。本、買ってよね」

ただのおばさんではありませんでした。
山村美沙、推理作家。
(後に作品の多くがドラマ化され、サスペンスの女王と呼ばれましたね)

その時はそうとも知らず、「ハイ・・・・・・」と社交辞令的にあいさつしただけのシブヤ兄弟なのでした。
サインもらっておけば良かったなー。

残念ながら山村美沙さんは、平成8年に心不全で急逝されました。
寺田屋でお会いした後、すぐノベルス「花の棺」買って読みましたよ。

今日は武田鉄矢→龍馬→寺田屋→山村美沙という流れの思い出話でした。

さー、パラグアイ戦まであと1時間半!






サンダル

2010-06-28 22:01:36 | 家族

小学校のプール清掃があるから、サンダルが欲しいということで
ジュンと買いに行きました。

最近流行のクロックス(というメーカーが有名なんだって)タイプ、
風呂場用のスリッパに丸い穴がいくつも開いているようなやつです。

「クロックスが欲しい」
生意気にもブランドを気にし始めた息子です。

ところがこのサンダル、ブランド品は4000円近くします。
高くてそんなの買えませーん。

幸い店頭にはクロックス風の廉価サンダルが、山のように展示してありました。
値段は数百円です。
何色もありとってもカラフル。

「これがいい、これでいい、充分じゃないか、本物みたい」
と3回呪文のようにくり返し、ジュンもしぶしぶその気に。
で選んだのが真ん中の黒、780円でした。

どうしてこのサンダル人気あるんでしょう?
履き心地がいいのかな。
指むき出しタイプより通気が悪く、蒸れそうな感じがしますけど。

むかーし子どもの頃、まだスニーカーなんでしゃれたズックが出回る前ことです。、
外遊びで履くのは、ゴム製ののっぺらぼうの靴でした。
長靴に対して、丈が短いので浅靴(あさぐつ)と呼ばれていました。
これを素足で履いて、野道を駆け回ると、靴の中が思いっきり蒸れて
汗と埃で足が真っ黒くなったものです。
(なんか土門拳の世界みたい)

このサンダルを見ると当時の「あさぐつ」を連想してしまいます。
ためしに自分用にも580円のやつを買ってくれば良かったかな。
色はオレンジがいいかなー。

引退

2010-06-27 23:08:01 | 家族
「あー ブカツ 終てしまたー」
県大会(全軟)の準決勝で破れ、悔し涙を流したイッセイは放心状態です。

中学の3年間なんてあっという間だよ、とよく言われますが、
これで引退というには早すぎる、今日の梅雨の空です。

完全燃焼できなくて、まだ気持の整理がつかない様子ですが、
思えば監督コーチをはじめ、すばらしいチームメイトに囲まれて、
充実した野球部生活だったのではないでしょうか。

またサポートしてくださる保護者の皆さまからは、
いつも暖かい声をかけていただいて、日々成長の糧となったと思います。

「人は人によって生かされる」
常に周囲の人たちへの感謝の気持ちは忘れるな。

あんまり応援に行かなくて頼りないオヤジであったけれど、
まずはお疲れさま!
よくがんばった!

少し気持ちも身体も休ませてから(期末テストもあるけれど)、
新たな目標に向かって元気よく前進して行きましょう。


     *                 *

昨日はジュンと一緒に夕方酒田を発って、
日暮れ前小雨の米沢に到着しました。

いまの時期、米沢の旬といえば小野川のホタル。
小野川温泉ではホタルまつり開催中で、
土曜日ということもあって人が出ていました。
公園内の露天風呂からもホタルの群舞がよく見えましたよ。

その後米沢在住のトライアスロンの友人、ミズキ選手と合流。
食事と寝所(町中の公園にテント泊)を世話していただき、
たいへんありがとうございました。
ジンギスカンが美味しくて、飲みすぎてしまいました。







ド根性ガエル

2010-06-25 23:35:41 | トライアスロン
先日のおしんトライアスロンでいろいろお世話になりましたケンズの河原選手。
前日のクリニックでのお話です。

レース中、調子がいいときは、自分を前に前にと
引っ張ってくれる何か見えない力が働いているような気がするそうです。

たとえばスイム(水泳)。
頭の先からレーザービームのような1本の線が、進行方向に伸びていて、
その線がまるで自分を手繰り寄せてくれるような推進力を感じるそうです。

それからランニング。
胸から前方にぐいぐい引っ張ってもらっている感覚、
例えればマンガの「ド根性ガエル」が、主人公をシャツごと
前に引っ張ってしまう感覚だそうです。
うーん、分かりやすい。

もちろんこんな感覚は一流選手ならではのこと。
でもこんな状態でレースができたら、どんなに気持ちいいだろうなあ。


      *               *

今晩は中学校の学級懇談会でした。
参加者は少なかったものの、お互いの話がすべて届き合い、
ほのぼのと楽しい懇親の場になりました。
キクチ先生、出席して下った保護者の皆さんありがとうございました。
志幡さんの料理も大満足でした。

その中で、今年の親子レクは
「座禅(ZAZEN)体験」に決定しました。
1組の皆さん、奮ってご参加くださいね。

W杯サッカーもデンマークに快勝して1次リーグを突破したし、
今日もいい日でした。

明日はイッセイの野球の応援で米沢に移動します。
お休みなさい。

おしょうさんがくる日

2010-06-24 22:35:10 | 家族
わが家では毎朝、炊き立てのご飯とお水を仏壇に供えます。
朝ごはんの前に、線香をともして仏様を拝んでから
食卓に着くのがしきたりです。

今朝、アイちゃんと鐘を叩いて仏様に手を合わせました。
「あ、おしょうさんがくるんだ」
アイちゃんが見たのは、仏壇の前に置いてある
いつもはない大きめの茣蓙座布団です。

今日は月参りで和尚さんがいらっしゃって
お経を唱えてくれる日でした。

菩提寺の若住職さんがアイちゃんは大好きです。

いつもお菓子を用意してきてくれるし、アイちゃんより
ちょっと年下のユヅキちゃんのお父さんでもあるからです。
何よりやさしいおしょうさんの笑顔が、アイちゃんは好きなのでした。

けれど今日は保育園がある日です。
「今日はおしょうさんがくる日だよ。アイちゃん、ほいくえん休む?」
と私が聞くと、アイちゃん、ちょっと考えてから、

「アイちゃん、きょうほいくえんにいくから、おしょうさんとあえない。
だから おしょうさんにごめんなさいと じっちゃんから いってもらう」

とすぐに伝言を頼みに、「じっちゃーん!」と走っていきました。

アイちゃんはいつも、うれしい気持ちや感謝の気持ちを、
素直に言葉に出して私たちに伝えてくれます。

ふだん私たちなら、家族に面と向かってだと照れくさかったり、
言わなくてもわかっているでしょと思ってしまったりして、
胸の奥に飲み込んでしまう言葉です。

アイちゃんの発する素直な一言、そのたびに家族は暖かい気持ちになります。

だれでも「ありがとう」「ごめんなさい」と言われて
いやな気持ちになる人はいませんよね。

上の二人の兄弟が幼児だったのは、もうずいぶん昔のこと。
いま年の離れたひとりの娘によって、私たちは忘れかけていた育児を追体験させてもらっています。

アイちゃんからは逆に教えられることが多いですね。

恥ずかしがらずに面倒くさがらずに言葉に出して言いましょう。
「おねがいします」
「ごめんなさい」
そして「ありがとう」。

家族だからこそ。





映画のポスター

2010-06-24 06:38:17 | 映画

わが家の車庫の壁面です。
昔(高校生の頃)集めた映画のポスターを貼ってあります。
当時グリーンハウスやシネマ旭でちょこちょこ買い集めていました。
たしか1枚200円くらいだったと思います。
色褪せていい雰囲気になってきたポスターもあります。


こんなところに貼ってもったいない、とおっしゃるかたもいます。
いいえ「サウンドオブミュージック」も「十戒」も「太陽がいっぱい」も
リバイバル上映の時のものです。
ポスターはもともとは宣伝用のグッズであって、
衆目の下にさらされるのが本望なのではないでしょうか。


唯一貴重なものをあげるとすればこれ。
ノーマン・ジェイスン監督作品
「ジーザス・クライスト・スーパースター」です。

本物です。
ロードショーやスクリーン誌の付録ではありませんよ。

大会終了

2010-06-22 06:07:21 | トライアスロン

第25回おしん大会終了しました。

レギュラーの部(51.5km)
ちびっこアクアスロン
一般アクアスロン
エリート女子
エリート男子

お腹いっぱいの一日でした。

写真はレギュラーの部、スイム1周(750m)を終えて、
2周目に移るところです。

ただ2周目の後半、大部分の選手がバイクに移った頃、
激しい雨に見舞われました。
逃げも隠れもできない浜辺で私はたちまちずぶ濡れに。
長年大会をやっていますが、この時間帯の雨は第6回大会(平成3年)以来?でしょうか。

いったん雨は上がったものの、ちびっこのアクアスロンが始まる直前、
また激しい雨風に。
競技説明を中断していったんテントに非難したものの、
水着姿の子どもたち(小学生20名)は寒さに震えています。

そんな中ケンズの河原勇人選手(国内トップアスリート)が
競技のお手伝いを献身的にしていただきました。

雨の中、河原選手が実際のスイムスタート地点から、
上陸地点、ミニランをしてトランジット仕方、そしてランコースを
走ってゴールまで実演してくださいました。(わたしも後ろから走りました!)

競技説明担当Tスポーツのカナコちゃんはさすがに上手で、
やさしい語り口に子どもたちはリラックスできたのではないでしょうか。

幸い雨が止んできて競技開始です。
水温は20度。
子どもたちがふだん泳いでいる温水プールよりかなり低めです。
「冷たーい!」それでも子どもたちは元気よく50m(低学年)、
100m(高学年)を泳いで、それぞれ200mと400mの砂浜ランをこなして、
全員ゴールインしてくれました。

ちびっこの時間が押した関係で、一般のアクアスロンのスタートも
10分繰り下げ。
ただ急いでスタートの誘導をしたため、一部の選手に連絡が行き届かず、
結果的に3名の方々がスタートに間に合わなかったことは、
たいへん申し訳なく思います。

選手の皆さん、ボランティアの皆さんたいへんお疲れ様でした。
早朝からの準備、そして暗くなるまでの後片づけ、ありがとうございました。

カーボパーティー

2010-06-19 22:56:42 | トライアスロン

トライアスロンの前夜祭はカーボパーティーと呼ばれます。
カーボ食つまり持久力の源としての炭水化物を補給して
レースに臨んで欲しいという配慮から、マラソン大会でも
カーボパーティーは行われているようです。


テーブルにはおにぎり、スパゲッティ、焼きソバなど
カーボ食がずらり並びます。
そのほか兵六玉提供の豆腐うどんも振舞われます。

飲み物はビール、日本酒、お茶にスポーツドリンク。


さらに庄内といえば米どころ。
おいしい庄内米のおにぎりオードブルです。
めずらしい赤飯のおにぎりも入っています。
これらはすべて広野のお米です。(えぷろんまま謹製)


そしておしん大会名物の生寿司。
いつもは八月(はづき)のマスターが目の前で握ってくれるのですが、
今回は参加者が多い(17年ぶりに400名越えました)ので、
あらかじめ握ってパックに詰めたものが配られました。

カーボパーティーへの参加は選手は無料、
家族友人は有料です。(大人1000円、こども500円)
これだけのメニューを提供できるカーボパーティーは、
他の大会から負けないと自負しております。


明日のレースは内容が盛りだくさん。

8:30スタート レギューラー(一般の部)
         スイム1.5km、バイク40km、ラン10km

10:30スタート ちびっこアクアスロン(小学生)
          低学年スイム50m、ラン200m
          高学年スイム100m、ラン400m

10:50スタート 一般アクアスロン
           スイム500m、ラン、5km

11:30スタート エリート女子
          スイム1.5km、バイク40km、ラン10km

13:00スタート エリート男子
          スイム1.5km、バイク40km、ラン10km

という豪華5本立て。

明日の私の仕事は、スタート管理とアクアスロンの統括。
すべての競技のスタート時間をタイムキーピングします。

実行委員は早朝5:15集合。
すべてのレースと表彰が済み、後片づけが終ると夜8時近くなるのでないでしょうか。
長い一日になりそうです。

四中野球部もがんばれ!