農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

気になる白鳥

2008-04-30 22:08:16 | 田んぼ

田んぼに白鳥。
雪が降る冬ならば珍しくもない光景なのですが・・・

ヤスオさんの田んぼに時々白鳥がやってきます。
いつも一羽です。
たぶん同じ白鳥なのでしょうか。

先週の夕方、肥料を散布している時に発見したのが最初です。
この時期いるはずのない鳥なのでびっくりしました。
まだ田起こししていない田んぼの真ん中にうずくまっています。

「怪我でもしているのだろうか・・・」

翌日も同じ田んぼに同じ格好でいました。

「やっぱり怪我を、それとも・・・」

しかし翌日には姿が見えなくなりました。

「良かった、飛べたんだ」

それ以来、白鳥はヤスオさんの田んぼに時々現れるようになりました。
今日は長い首を伸ばして、餌をついばんでいるようでした。

なぜにいつも同じ田んぼに飛来するのか?
ヤスオさんの田んぼに何か秘密がありそうです。
うーむ、どうしてだろう・・・

ウラオモテノラネコ

2008-04-29 20:28:02 | 田んぼ

田んぼ道を車で走っていると、畦にいるのを時折見かけます。
それが「ウラオモテノラネコ」です。

村からかなり離れた田んぼにも出没します。
それは季節を問いません。
おそらく野ねずみを探して、長距離を移動してきたものと思われます。
ご苦労なことです。

私は田んぼでウラオモテノラネコを見ると、唱歌「待ちぼうけ」を連想します。
畦にねずみ穴を見つけては、じっと辛抱強く獲物が出てくるのを待ち続けているようです。
一日の成果はどれほどなのでしょうか。

ウラオモテノラネコは非常に警戒心が強く、写真を撮ることは困難でした。
それが今回はカメラに収める事ができました。
感無量です。(!)

(ウラオモテノラネコは通称ノラネコともいいます)

シャボン玉

2008-04-28 21:50:20 | 家族

夕方、子どもたちがシャボン玉を作って遊んでいました。
ストローひと吹きで小さいシャボン玉の連発。
けっこう大きいのもできるので、見ていて面白かったです。

今日も大きな夕日が沈んでいきました。
今週は天気が続きそうです。
ただ異様に気温が上がり、連日夏日の模様。
明日はハウスをがらっと大きく換気しよう。

御輿かつぎ

2008-04-25 20:56:08 | 暮らし

皇大神社の祭礼です。
今年は6年ぶりに神宿が降り、わが元気村から渡御行列が出発しました。
大きな御輿も行列の後尾をくねります。

担ぎ手は村の若者たち。
(いわゆる二代の人方)
今回はイッセイが御輿かつぎに初参加しました。
中学生が担ぎ方を勤めるのは、わが村始まって以来との事です。

「重くて肩がマジ外れそうだった」
たいへんだったけれど、やり遂げてご祝儀もらってご機嫌でした。
いい経験をさせていただきました。

ちなみに私は紋付袴の正装で五色旗を。
ジュンは梵天をもって行進しましたよ。


路上のマナー(トラクター篇)

2008-04-24 21:59:21 | 田んぼ

田起こしが盛んなこの時期、われわれ農家が気をつけなければならない事があります。
トラクターのタイヤに付いた土(泥)の処理です。

田起こしの作業中、土の湿り具合によってはトラクターのタイヤに大量の土(泥)が付着します。
作業を終え、トラクターが道路に上がり走り出すと、タイヤに付いた土が路上に散乱してしまいます。

道路が農耕車しか通らないような農道だったらまだしも、写真のように舗装された一般道だったら、路上に落ちた土は通行車両にとって大迷惑です。
マナーをわきまえない農家がいるため、ドライバーから苦情が寄せられることがあります。
怒られるのも当然ですね。
この時期いっときだけだから・・・と甘えは許せません。

ちなみに私は、田んぼから一般道路に上がった場合、路肩を徐行して最寄の未舗装の農道に入り、そこでタイヤの泥を落とすようにしています。
写真の路上の泥はもちろん片付けましたよ。

坊主頭

2008-04-23 23:06:13 | 家族

イッセイが床屋で頭を坊主刈りにしてもらってきました。
野球部に本格的に入部するためです。

当初、坊主頭になるのが嫌で、中学で野球を続けるかどうか迷っていました。
今はもう迷いなく、自分から潔く実行してきました。

イッセイは頭の格好がいいので、なかなか坊主が似合います。
それにしても叔父のタカ兄に似てきたのでびっくりしました。

私の中学時代、男子は全員坊主でした。
私は額が広く、髪の生え際が奥まっていて、しかも後頭部がゼッペキだったので坊主頭はぜんぜん似合いませんでした。
バリカンを入れられて髪が極端に短くなった日は、学校に行くのが嫌でしたね。

いつから校則が坊主にしなくてもよくなったのでしょうか。
中学時代を思い出すと、短く刈り揃えられた頭髪をなでた手のひらの感覚が蘇ってきます。


春霞の夕方

2008-04-22 21:26:02 | 季節

穏やかで暖かい日が続いています。
春霞の中、田んぼの水路の水路の掃除をしていたら、まるで時間が止まったように静かに夕日が沈んでいきました。

最上の新庄や金山では、今日もかなり気温が上がったようです。
北海道でも旭川で24度!など異常に高い気温が続いています。
桜前線の北上が一気に速まりそうです。

ラジオでは来週28日以降の高温に関する気象情報を出して注意を意うながしていました。
天気が良いに越したことはないのですが、あまり気温が高いと先行き不安にもなります。

温暖化で晩成品種のコシヒカリの栽培適地が北上している、と聞いたことがあります。
そのうち北海道でもコシヒカリが作れるように成るかも知れません。

周りの田んぼでは、田起こしが順調に進んでいます。
今年ほど田んぼが乾いた年もありません。

25日は地区の皇大神社のお祭りです。
どうか雨になりませんように。

桜吹雪

2008-04-21 21:31:14 | 家族

昨日は見事な桜吹雪でした。
木の下で花見をしたなら、きっと茶碗にたくさんの花びらが入ったことでしょう。

今朝、子どもたちが花びらをほうきで掃き集め遊んでいました。
1年のうちでも、今しか今日しかできないぜいたくな遊びですよね。

種まき爺さん

2008-04-19 21:18:17 | 季節

鳥海山の残雪に雪形「種まき爺さん」がはっきり現れています。
笙ヶ岳の南斜面に、左側に少し腰を曲げ種まきをしているお爺さんの姿が見えます。
今年はどんぴしゃり、種まきの時期に見え始めました。

登山道で言えば、急な尾根道の長坂道に雪形があります。
お爺さんの腰から背中にかけて登っていくルートが長坂道です。
尾根のため水場はありませんが、眺望に優れています。
お爺さんの頭の上の残雪が比較的遅くまで残っていて、6月から7月始めに登ると残雪歩きが楽しめます。
そして笙ヶ岳の三峰からの斜面にはニッコウキスゲの大群落が見事です。
今年は田植が終ったら、久しぶりに笙ヶ岳に行ってみようと思います。