農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

モンテプレイオフ決勝進出

2014-11-30 23:32:28 | スポーツ
モンテディオ山形がまたまたやってくれました!

J1昇格を賭けたJ2のプレイオフ第1戦、
ジュビロ磐田を2-1で退け、
あっぱれ決勝進出を決めてくれました。


その勝ち方がなんとも劇的。
引き分けたら敗退のモンテディオ。
1-1のまま後半のアディショナルタイム、
残り時間2分のセットプレーから
虎の子の1点をもぎ取ったのですから。


石川からのCKのボールを頭で合わせて
決勝点を入れたのがなんとGKの山岸。

ミラクルな勝ち越しに思わず山形県民は
「ヤッター!!!」
快哉を叫びましたよ。

GKの得点はJリーグ史上7例目。
その中でもヘディングでの得点は初だそうです。

もちろん36歳のベテラン山岸本人にとっても
得点を挙げたのは人生初めてのことでした。

「決まった瞬間は分からなかったんです。
ボールがゴールの中で静止したときに、
みんなに押しつぶされて。
そのときに『あ、入ったんだ』と思いました」

信じられないような劇的なゴールシーン。
喜びを爆発させてもいい状況なのに、
山岸選手は冷静にコメントしました。

「次への戒めでもあります。
浮かれないことが大事です。
まず浮かれずに、いつも通りの準備をして、
プレーオフ決勝に進みたいです。
次でなんとしても千葉に勝って、
そこで喜びたいと思います」

ミラクルモンテディオ、
J1昇格についに王手を掛けました。

決勝の千葉戦は12月7日です。

落ち葉の山

2014-11-29 16:55:59 | 暮らし

屋敷の西のケヤキはすっかり落葉しました。


冬迎えの準備として、
先週の土曜日にすでに
雪囲いも設置済みです。


屋敷周りのケヤキやサクラなどの
大量の落ち葉を集めた山です。

強風などで落葉するたびに、
数回かかって掃き集められました。


落ち葉は毎日出る生ゴミや米ぬかと
混ぜ合わせて堆肥にします。
発酵促進にはワーコムを使います。

手前の黒い山が昨年の落ち葉などで作った堆肥です。
堆肥は肥料として畑に振りまかれ、
おいしい野菜になるんですね。

落ち葉も立派な自然の恵みです。
ありがとうございます。

こあら

2014-11-27 19:37:17 | 
酒田市内のとある町を歩いていると、
かわいらしい名前の看板を見ることができます。


こあら


こちらもこあら


ここもこあら


公園もこあら


そう、ここの町名が
「こあら」なんです。

でもオーストラリアでもないのに
どうして「こあら」なの?


ここは昔、中平田地区に有る
古荒新田(こあらしんでん)という名前の集落でした。

住宅地の拡大により市街地に編入されて、
町名が平仮名の「こあら」になったわけですね。

こあらなんて町名、
全国でも珍しいんじゃないでしょうか。

ちなみにというか、やっぱり
住民にはコアラはいない模様です。


でも町の東側の道路沿いの柵には、
コアラの絵がペイントされているんですよ。


好物の笹と笹に挟まれているのがコアラ。
塗料が薄くなって見えにくくなっていますね。

通行中の車や歩行者からよく視えるようにと、
斜め前方の角度からしか見えない塗り方になっています。

皆さん、ぜひ酒田のこあらにコアラを観にきてくださいね。

モンテ天皇杯決勝へ

2014-11-26 21:50:43 | スポーツ
ひいきのチームが勝ち続けるのは
痛快なものです。

われらがモンテディオ山形が
天皇杯準決勝で千葉を3-2で下して、
みごと決勝進出を果たしました!

決勝は12月13日、日産スタジアムで
対戦相手はG大阪です。

相手にとって不足なし。
優勝めざしてがんばれモンテディオ!

POの磐田戦も楽しみだねえ。


   *           *

それから北海道のあべちゃんへ。
ししゃも届きましたよ!
どうもありがとう。
この場を借りてお礼申し上げますです。

カリカリに焼いて吟醸酒でいただきますか。

今年は暖冬?

2014-11-25 21:23:20 | 季節
気象庁の見通しによりますと、
今年の冬(12月~2月)は、
西日本東日本とも、どうやら暖冬になりそうです。

列島付近の偏西風が北に蛇行して、
寒気が入りにくくなるのが原因のようです。

北日本はどうなるのでしょう。
暖冬傾向だったら降雪も少ないのでしょうか。

毎年雪は山にだけ降ってくれればいいと思うのですが、
あまりにも雪のない冬もおかしいものです。

でも冬だからそこそこ寒いのはしかたないとしても、
雪は少ないほうが暮らし易いことは確かです。

暖かかったら灯油の消費量も少なくて済むかな。
さてこの冬は果たして暖冬?

一杯のコップ酒

2014-11-24 22:50:30 | 日記
武田鉄矢さんは大学時代、フォークソングに熱中して
家族の反対を押し切って上京。

海援隊の「母に捧げるバラード」が大ヒット。
紅白にも出場を果たします。

しかし次のヒット曲が生まれず、
コンサートの観客は激減、
所属していた事務所も倒産してしまいます。

鉄矢さんは失意のまま帰郷、
故郷の母イクさんに相談します。

「母ちゃん、おれもう限界だ。
嫁さんもいるし、博多へ帰ってこようと思う。
いまならまだどんな仕事でもできる」

それを聞いた母は
だまってテーブルにコップ酒を置きました。

「鉄矢、乾杯しよう」

何を悪い冗談をと、鉄矢さんは思います。
「乾杯するようなめでたいことは、なんもなかばい」

母は毅然として言いました。
「だから乾杯するったい」

鉄矢さんはこのときの母の言葉を
一生忘れられません。

「あんたの顔には貧乏神がついとるたい。
鉄矢、こげんなったら母子してひと芝居打とう。

とにかく乾杯、乾杯と景気よくやれば、
ここまで落ちぶれたのにこいつら強かーって、
貧乏神はきっと退散する」

さらに母イクが言います。

「いいか鉄矢、
人生は思うようにはいかん。
でも諦めたらそれで終わりぞ」


最初は反対して「1年だけ」という期限を設けて
送り出した母。

けれども「もう辞めようか」と
弱気になった息子には「人生諦めたら終わり」
と叱咤激励します。

このときが人生2回目の曲がり角だった
と鉄矢さんは回想します。

翌年転機が訪れます。
映画「幸せの黄色いハンカチ」に俳優として抜擢され、
テレビでは「金八先生」がスタート。
高視聴率を稼ぎます。
そして書きためていた歌からヒット曲も生まれました。

(NHK総合 ファミリーヒストリーより)

あなたへ

2014-11-23 23:21:01 | 日記
テレビの映画劇場で高倉健さんの「あなたへ」再見しました。

富山から長崎の平戸へ。
映画は中盤ロードムービーとなります。

自分の馴染みのある場所が画面に
出てくるのはうれしいものです。

京都大宮通、JRの弧線橋を越えて
国道1号線を九条通りに向かう主人公のエルグランド。

右手に東寺の五重塔が見えています。
この界隈に学生時代に半年間住んでいました。
いやーなつかしい。

そして平戸。
長崎の松浦在住の友人がドライブで連れて行ってくれました。
今からもう30年も前のことですが。

平戸は早くからキリスト教が伝来したところで、
隠れキリシタンの悲しい歴史の有る島です。
町中に教会と仏教寺院が普通に混在しています。

友人のさらに友人宅に寄ったら、
遠く山形から来た珍客ということで
家族全員の出迎えを受けてしまいました。

平戸の西海岸からは、
さらに奥に生月島が浮かんでいました。


島の漁師で主人公に頼まれて船を出すのが
大滝秀治さんです。

「久しぶりにきれいな海ば見た」

映画「あなたへ」は奇しくも
二人の名優の遺作となってしまいました。

長野北部で震度6弱

2014-11-22 22:56:40 | 日記
楽しみにしていたグレートトラバース最終章、
夜9時からの放送で、内容が北海道、後方羊蹄山に
差し掛かった午後10時8分ごろ緊急地震速報が入りました。

長野北部で震度6弱。
これは尋常とはいえない地震です。

1分後ぐらいでしょうか。
酒田にも揺れが到達しました。
幸い揺れはたいしたことなく震度2程度だったと思われます。

グレートトラバースは残念ながら放送が打ち切られました。
後日改めて再放送の予定だそうです。

今回の田中陽希さんは、番組前半東北地方を縦断します。
8月下旬には山形県に入りました。

山形には吾妻山、飯豊山、蔵王山、朝日岳、月山、鳥海山
と百名山が実に6座もあるんですよ。

特に出羽三山のひとつ月山は、
古くから信仰の山として、修験者や巡礼者で賑わってきました。
月山を下りた陽希さんも、宿坊街の手向(とうげ)地区で一泊します。

出羽三山の登山者は、羽黒山で現世を、
月山で死後の世界を、そして湯殿山で来世を修行体験できるといいます。

私も来年はその意味を噛みしめながら、
改めて三山を駆けてみたいと思っています。

それから盛岡のわんこそば100杯にも挑戦したいものです。
(以前一度食べたことがありますが、60杯くらいでした)

小春日和

2014-11-21 20:23:53 | 日記

お天気が続かない11月でも、
たまには気持ちのいい晴天に恵まれることもあります。

本日がまさにそう。
穏やかな柔らかい日差しに、
人間だけではなく田畑や山々も
喜んでいるようです。

「いい天気だのー。気持ちいいのー」

北国の人々は、
声に出して幸せを分かち合います。

こんな上天気は長続きしないことは分かっています。
さあ、でも次回の小春日和を期待して
明日からまたがんばるとしましょう。


早朝の田んぼには
バッチリ霜が降りました。

需要仕分け

2014-11-20 19:58:54 | 日記
震災後の福島を舞台にした芝居、
「ノクターン 夜想曲」を公演中の倉本聰さん。

先日テレビで話しておられた
「需要仕分け」という考え方が新鮮でした。

物事には「需要」と「供給」があるが、
先ずは「需要」があって、
そこに「供給」が生まれるのが自然の流れ。

しかし昨今は「供給」側の議論だけが
先走りしている。

たとえば原発の代わりに、風力発電がいいとか
太陽光発電にすべきだといった議論は
「供給」の側の論理。

それよりも先に「需要」を考えるべきではないか。
電気ならそれを必要とするか不必要なのか。
すなわち電気の「需要仕分け」をするべきである。
と提言しています。

つまり、
テレビは24時間放送しなければならないのか?
コンビニは真夜中も売るためのビールを冷やし続けなければならないのか?
自動販売機はどうか?
ネオンは?
こんな家電製品は必要なのか?
などなど。

そうですね。
人間とは現金なもので、
震災直後の電気を制限された暮らし、
その覚悟をすっかり忘れてしまっていたように思います。

便利さを享受するあまり、
電気をふんだんに使えないと不安になるほど
エネルギーの消費感覚がおかしくなっているのかも知れません。

倉本さんは、ろうそくの明かりは
火を灯したぶんろうそくが短くなる。
消費が目に見えて分かるのがいい。
とおっしゃいます。

化石燃料を含めた資源は有限。
そのろうそくは確実に短くなっているはずです。

さてまずは自分の身の回りから、
「需要」を仕分けしてみるとしましょう。