農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

しょんびぎ と きもど

2023-11-30 21:37:01 | 日記
11月末日、田んぼを貸していただいている
地主さんに小作料をお支払いしました。

同じJA管内の農家は口座振替で。
隣のそでうら地区は封筒に入れた現金と餅を持って、
「まんず今年もありがどさんでした!」と一軒ずつ回ります。

そしてまた「しょんびぎ」(塩引き鮭)と「きもど」(あさつき)
をどっさりたががせられで(いただいて)来ましたよ。

漁師自前のしょんびぎは塩っぱい!
とにかく塩っぱい!
ぎりぎりど塩っぱい!
昔はこれでまま(ご飯)いっぺ食たなやの。

きもどの出荷で忙しどごお邪魔してもっけでした!
来年もよろしくお願いしますのー

コンサート・フォー・ジョージ

2023-11-29 21:51:15 | 映画

昔のビートルズの演奏シーンを集めた映画かな?
なんて何の予備知識もなくまちキネに観に行った
「コンサート・フォー・ジョージ」。
これは素晴らしかった!


ジョージのためのコンサートということで、
ジョージ・ハリスンの1周忌である2002年
11月29日(21年前のまさに今日!)に
ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで
開催された歴史的な追悼コンサートなのでした。

盟友エリック・クラプトンが音楽監督と主演を務めています。
ジョージと親交があった数多くのミュージシャン、
その錚々たる豪華メンバーが次から次に登場します。
ラヴィ・シャンカールからモンティ・パイソンまでも・・・

ポール・マッカートニーがウクレレを弾きながら歌う
「サムシング」なんて、まったくもう得したなあー

そして入れ替わり立ち代わりアーティストが演奏する中で、
ずっとバックでギターを弾いていたジョージの息子ダニー。
あまりにも父親そっくりで驚きました。
彼はオープニングでコンサートから20年後の姿で
エスコートしてくれます。


ジョージの作った名曲の数々がトリビュートされ
演奏されました。
観に行って良かったよー
映画館から出た後もしばらくは「ギブ・ミー・ラブ」
を口ずさんでいました。








落ち葉とともに

2023-11-28 22:26:55 | 日記
面白い体験をしました!
お昼過ぎの1時半ころだったと思います。
車で走行中、中学校に差し掛かりました。

その時です。
強い風に押し出されるように、道路わきの
グラウンドから大量の落ち葉が車道に出てきました。
(桜か?プラタナスか?)

そしてそれらがまるで生きた鳥の大群のように、
向きを90度東に変えて、走る車の前方を
舞うように進み続けたではありませんか。

移動する落ち葉は時速40kmで進む車の常に前方にいたから、
落ち葉もほぼ同じスピードで進んでいたことになります。
まるで夢を見ているような光景でした。
そして舞い踊りながら拡散していく落ち葉・・・

ほんの数秒の出来事でしたが、
まるで映画のワンシーンのように痛快でした。
思わずCGか!?と思いましたから・・・

長く生きていると面白い場面に出会いますね。
今日体験したことはおそらく生涯忘れないでしょう。

鉄人28号

2023-11-27 22:06:31 | 

ヤマグチがまた面白い写真を送ってきました。
鉄人28号の巨大なモニュメントです。

かっこいいー!
会いに行きたい!

神戸市JR新長田駅からすぐの若松公園にあります。
震災復興と地域振興のシンボルとして
2009年に建てられたそうです。
作者の横山光輝さんは神戸に所縁があります。

ヤマグチは現在奈良県生駒市在住なのですが、
学生時代は神戸の西端垂水区に自宅があり、
垂水から片道2時間くらいかけて京都まで通っていました。

この日は従兄弟とともに、兵庫津出身だった
母親のルーツを探す旅をしていたところだそうです。

そして神戸出身のワンゲルの同級生がもう一人、
キシモト(通称きっしゃん)がいます。

きっしゃんの実家は新長田。
まさに鉄人28号が見下ろすこの界隈に在りました。
在りましたと過去形で書いたのは、29年前の阪神淡路
大震災で焼失してしまったのです。
ちょうど鉄人の左足の向こう側、信号の手前辺りに
きっしゃんの実家が在りました。

今季J1で初優勝したヴィッセル神戸。
ヴィッセルが誕生したのも29年前。
ちょうど震災があった1月17日に初練習が予定されていたそうです。

神戸には伊藤グリルさんのご縁で何度か行ったことがありますが、
いずれも三ノ宮から元町界隈しか歩いたことがありません。
今度機会があったら(機会を作って)
西の兵庫(湊川、新開地より西)をじっくりと訪れてみたいと思います。


続々 冬迎え

2023-11-26 21:27:00 | 暮らし

週末寒波の強風で屋敷の欅も落葉完了。

集落ではこのタイミングで今朝、
側溝の掃除を行いました。


その落ち葉を何回も何回も集め続けます。
ふだんは親父がまめにやってくれます。


その集めた落ち葉を積んでおくとかなりの量に。


わが家では落ち葉にもみ殻などを混ぜ
積んで堆肥にして畑や田んぼに還元しています。

コンテナの背後が今秋の落ち葉。
その左奥が昨年の落ち葉を基にした堆肥。
その手前黒く色が変わっているのが一昨年の堆肥です。

このように堆肥にして積んでおく家は、
今ではほとんど見かけません。
集める先からゴミ袋に詰めて、
燃えるゴミとして出しているお宅も。


思いのほか穏やかな日和になりました。
夕方には西日が差して、お山が赤くなりましたよ。


お天気は周期的に変わります。
また天気は下り坂。
明後日は前線が通過して雨風になり、
水曜日にはまた寒気が入り雪が降りそうです。

初雪

2023-11-25 22:06:03 | 季節

朝になったら一面真っ白に・・・
ということはなく、地面の一部に少し雪が残っている程度。
このくらいで済んで良かったー
とりあえずこの冬、初雪です。

厚着して出社。
日中も時折通過する雪雲が風雪をもたらしましたが
積雪には至りませんでした。

夜は白菜をキムチ鍋にして、熱燗をいただきながら相撲観戦。
明日は早朝6時半から村周りの側溝掃除です。

ヴィッセル神戸J1初制覇!
阪神淡路大震災があった29年前に創部したそうです。
プロ野球といい今年は神戸が熱いですね。

鹿島槍ヶ岳

2023-11-24 22:02:59 | 

1981年3月、学生時代春合宿で登った鹿島槍ヶ岳です。
いやー懐かしい、42年前か。
生駒のヤマグチがLINEに投稿してくれました。

写っているのは同級生9名。
リーダー学年としての総決算、最後の合宿でした。

冷池にBCをおいて雪上訓練や雪洞体験などを1週間程度行い、
最終日に全員で登頂しました。
あいにく風が強くて視界も利かなかったのが残念。
この直後に催したヤマグチは、吹きっさらしの中キジ撃ちしていましたね。

冷池BCには3つのルートから入山して合流するスタイルを。
赤岩尾根本隊
爺ヶ岳南尾根隊
爺ヶ岳東尾根隊

私は東尾根隊で本番に備えて、オートリイと2人
10月と12月に2回偵察で爺ヶ岳東尾根を登りました。
東尾根は大谷原手前の鹿島集落から取りつく長い尾根で、
地図には載っていないけれど、ルート上には
わりとしっかりした踏み後が付いていました。

散々な思いをしたのが12月暮れの下見山行です。
入山して2日目の夜、爺ヶ岳直下で猛烈な寒波につかまり停滞。
昭和55年から56年にかけて記録的な大雪になった
いわゆる56豪雪の真っただ中に北アルプスの稜線に居たのです。

テントが埋まるほど降り続く雪。
行動を試みるも吹雪いて進退窮まり稜線上にビバーク。
テントをなんとか張ったものの、強風にバタつく音で
会話も出来ませんでした。
ラジオからはアルプス各所でまさに今起こっている
複数の遭難事故がひっきりなしに伝えられてきます。
意気消沈した長い長い一夜でした。

翌日少し風が弱まり、運よくガスの晴れ間から赤岩尾根の
下山路を見つけられたからなんとか生還できたものの、
あのまま雪につぶされたか、
風に飛ばされてしまっていたかも知れません。

いま思うに入山前、これから先の天候の推移を、
ちゃんと把握していないまま登ってしまったのが間違いでしたね。

山から下りたら足の親指皮膚の一部が黒く変色していました。
え、凍傷か!?と思いましたが、ただの血行障害でした。

続 冬迎え

2023-11-23 22:20:29 | 暮らし

予報を見てあわただしくタイヤ交換。
明日明後日いよいよ平地でも雪が降りますよ!


屋敷の雪囲い
穏やかな日和だったので


一気にここまで
もう一か所はまたの機会に


午前中の鳥海山はきれいでした。
頂上付近に舞う雪煙も見えました。
午後には笠雲かかかり、夕方には厚い雲で覆われてしまいました。


2週間ぶりの水泳教室。
先日のマスターズの記録賞と賞状をいただきました。

メインメニューは背泳ぎ。
休みなしの50m15本はきつかったー
今夜は心地よい疲れです。


冬迎え

2023-11-22 21:46:18 | 季節

国道沿いのフェンスが急ピッチで設置されていました。


冬の季節風や吹雪から交通を守る大事なインフラです。


庄内では大小はあれ、ほとんどの幹線道路には立てられます。
総延長距離はかなりのもの。

この作業風景をグループLINEで関西の連中に投稿しましたが、
なぜか反応なし・・・


真直ぐに伸びる水路。
水が溜まっています。


実はこれは元水路。
U字溝が撤去されて、まもなくパイプが埋設されます。

貴重な晴天の一日でした。

たましいのおうちの物語

2023-11-21 09:24:32 | 日記
たましいのおうちの物語

京都の多胡さんから絵本が送られてきました。
「たましいのおうちの物語」
木工作家である歩未さんの作品です。

ご家族が体験されたつらい出来事をもとにした物語です。

突然消えてしまういのち
役割を終えて天寿を全うしたいのち
でもまた年月が経つといのちと思いは受け継がれ、
また新しいいのちが生まれ育まれていく。

森の自然のサイクルのように私たち人間も
そうやっていのちをつないで今がある、
そして未来がある、
ということをあらためてしみじみと実感しました。

多胡さんありがとうございました!
YouTube盤には声の出演として、
天俐ちゃんやお茶農家の炭本さんも登場されていましたね!
嬉しかったです。
また皆さんに会いに行きたいです。