青森の旅もいよいよ最終。
雨上がりの青森港ベイエリアを歩きます。
青森市はかつて青函連絡船に乗る時に通過したのみで、
駅前や港を観光するのは初めてです。
おしゃれなA-FACTORYの先を海に向かって進みます。
その昔青森駅と直結していた青函連絡船。
八甲田丸が現在も線路の先にメモリアル停泊されていて、
常時見学できるようになっています。
青函連絡船で北海道に渡ったことは確か2回あったと思います。
当時特急白鳥で酒田から終点青森が4時間、
連絡船が函館まで4時間、
早朝の朝市で朝飯を食べて、
さらに特急北斗や北海が札幌まで4時間でした。
駅と船を繋げていたレールが寸断されているのが悲しい。
津軽海峡冬景色の記念碑がありました。
石碑の前を通過しただけで自動的に石川さゆりの演歌が流れてきます。
「青森駅は雪の中♪」
旅情がそそらるなあ。
現在は連絡船の先の突堤から下北半島へ高速フエリーが出ています。
さらにその先突堤は緑地公園になっています。
とがった突堤の先端まで貨物線のレールが伸びていました。
かつて海峡の向こうの北海道への貨物積出港として賑わった青森。
往時の遺構の一つです。
ベイブリッジの方に戻って来ました。
三角形の建物は観光物産館アスパムです。
市内から港方面を目指す際のランドマークになります。
下北半島と津軽半島に挟まれた海峡を見つめる双子の銅像。
これは姉妹都市より強固な関係の双子都市、
青森と函館の友好関係を表した像なのだそうです。
さてお天気も回復してきました。
これから長い帰路につきます。
また訪れたい青森の旅でした。