農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

ゴミ拾い

2006-07-31 22:48:13 | 暮らし


早朝、子ども会で夏休み恒例のゴミ拾いボランティアを行った。
三班に分かれて、村の周囲の道路に落ちたゴミを拾って歩く。

農道はさほどでもないが、国道の脇はゴミがひどい。
空き缶やビニールゴミがどんどんたまる。

これらはすべて、誰かが捨てたものだ。
捨てる人がいるから、ゴミがたまる。
ゴミが目に余るから、ゴミ拾いをする。
根本を正さない限り、毎年続くいたちごっこだ。

ゴミは持ち帰る。
ゴミはゴミ箱に捨てる。
ほんのちょっとの心がけで、町はきれいになるのに。

ゴミを競争して見つけては、喜んで拾っている子どもたち。
なぜゴミは落ちているのだろう?なぜ自分たちはこうしてゴミ拾いをしなければならないのだろう?
という問題意識を持ってもらいたい、と常々思っているのだが。


子ども会で海水浴

2006-07-30 20:51:45 | 暮らし


村の子ども会で海水浴に行った。
無料で地引網を体験できるというので、宮海の海へ行く。

夏の太陽が降り注ぎ、絶好の海水浴日和となった。
子どもたちは海が大好き。
車を留めるやいなや、海に向かって一直線に走りだした。

昨日まで雨続きだったので、水は濁っているが、今日は波が穏やか。
水温が低めなので、しばらく遊んでいると体温が下がり、身体が震えてきた。
それでも「休憩!」の声をかけない限り、遊び続ける子どもたちだった。


体験地引網イベントには、おおぜいの海水浴客が集まった。
収獲は少なかったが、子どもたちは興奮気味。
夏が来た!ということで、テレビカメラも取材していた。


シソの塩揉み

2006-07-28 20:38:34 | 暮らし


ばっちゃんが、梅干につかうシソの準備を始めた。
摘んできた青シソの葉を、すり鉢で塩揉みする。
すると、びっくりするほど大量の水分がでる。

揉んだシソの葉を両手でしぼって水分を抜く。
手前のたらいに、塩もみしたシソだんごがどんどんたまっていった。
これらのシソの葉は、昨日まで梅を塩漬けしていた甕の、梅酢の中に浸けられた。
(今日の写真はジュンが撮りました)

昨日の晴天とうって変わって、今日は朝から雨。
午後から雨脚が強くなり、村内の側溝があふれ、一部の畑が冠水した。
大雨洪水警報が発令され、現在、京田川の水位は3m80cm。
警戒水位を1m超えている。
消防団は自宅待機中。




梅干し

2006-07-27 20:38:51 | 暮らし


昨日、九州、四国で梅雨が明けた。
東北でも来月2日ごろには梅雨明け確実とのニュース。
やっと本格的な夏がやってくる。

今日は久方ぶりにお日様がさし、鳥海山もくっきりとその姿を現した。

ばっちゃんが、満を持して梅を干し始めた。
30キロ分の塩漬けしていた梅を、4枚のざるに並べて、天日で干す。
昨日30キロ、今日また30キロ追加された。
水分が抜けるごとに、とてもいい色になっていく。
「ごくり!」(生唾を飲む音)

おかげでわが家は皆梅干好き。
イッセイなどは、暇さえあれば飴代わりに梅干をほおばり、食べ過ぎ注意報を出されている。
うまい浸け物がある生活はいいものだ。




無人ヘリ防除

2006-07-26 21:38:38 | 田んぼ


天気が上がるのを待って、2回目の田んぼの共同防除が始まった。
地区の防除団による、無人ヘリを使った農薬散布防除である。

私たち太ももの会のような減農薬栽培田以外の田んぼ、つまりほとんどの一般慣行田はこの防除を行っている。
今回の対象病害虫はイモチ病とモンガレ病。

田んぼにヘリのエンジン音が響く。
熟練したオペレーターたちがヘリをリモコンで操作していく。

今年から法律が変わり、ほかの作物へ飛散しないように、とても気を使っている。
危険も伴う上に、これから炎天下での散布もあり、たいへんな仕事だ。
(写真手前の作物は大豆です)

寝返り

2006-07-25 21:37:31 | 家族


娘のアイももうじき4ヶ月。
首の据わりもだいぶしっかりしてきた。
順調にすくすくと成長している。

最近余念がないのが、寝返りの練習。
あお向けの状態からうつぶせの状態への変換だ。

両手万歳の姿勢から、身体をうんと反らせて、手を踏ん張りながら左足を反対側に一気にふる。
頭が重いから最後に回転するが、横向きの状態で止まることが多い。
ここまでの成功率はほぼ5割である。
そこから完全にうつぶせになるのには、まだ練習を要するようだ。

身体をえびぞりに踏ん張ったとき、手に掴んだものが動きやすいタオルだったりすると寝返りはうまくいかない。
伸びたタオルで覆面状態になって、驚いて泣き声をあげる。

うつぶせ状態になると、しばらくカメのように首をあげてきょとんとした顔であたりを見ている。
きっと視点が変わって、面白いのだろう。
家族もアイちゃんの寝返りに拍手しながら応援している。
今日の写真はイッセイにいちゃんが撮りました。

泥まみれ

2006-07-24 21:13:27 | 農作業


カモを入れない無農薬栽培のコシヒカリが、結局草だらけになってしまった。
コナギやヘラオモダカなどの、いわゆる広葉の多年生雑草である。
あまりの密度にお手上げ状態。
しかしこのままでは草に栄養を吸われて、イネが小さくなってしまう。
そこで普通この時期には使わない動力除草機を押して、最後の抵抗をすることに。

雨が小降りになったので、除草決行。
スロットルワイヤーが硬くなっていたので、菅原農機の大川君に油をさしてもらう。

5輪のかご車輪を高速回転させて、草を泥にすき込んでゆく。
草が厚いので除草は完全とはいかないが、そのまま放置するよりだいぶましになったようだ。



うさぎ当番

2006-07-23 21:33:05 | 学校行事


小学校のうさぎの世話は、2年生の担当だ。
夏休み期間中も、当番を決めて毎日世話をする。

今日はジュンの当番日。
朝9時でユウヤとユイ、ルナ4人の当番が集まった。
それぞれ餌にする人参の葉やキャベツを持参している。

まず、6羽のうさぎを小屋の外に出して、中の掃除だ。
スノコの隙間に詰まった糞を移植ベラで落とし、ブラシをかける。
古くなった餌を捨て、餌をのせる大皿を洗う。
小屋の中の掃き掃除。

2年生たちはてきぱきと作業をこなしている。
ふだんからうさぎの世話は定期的に行っているから、慣れているのだ。

スノコを戻して、餌皿に持ち寄った新鮮な餌を盛り付ける。
驚いたのは、小屋の外で仮の柵の中で待機していたうさぎたち。
子どもたちがいきなり柵を撤去したから、うさぎが逃げる!と思いきや、自分の意思で順次小屋に戻っていった。
ちゃんと自分たちの住処を認識しているのだった。

うさぎの世話が済んだら、今度は学級畑のさつまいもの水かけ。
となりに10本ほど植えられているキュウリは、実がなったら随時持って帰っていいのだそうだ。
大きくなりすぎてヘチマのような実が、何本もぶら下がっている。
子どもたちは、今日のご褒美としてきゅうりをもぎとっていた。
お当番ご苦労様でした。


家族の力作

2006-07-22 21:56:01 | 家族


長男のイッセイが工作で鳥海山を作りました。
素材は布。
山状に盛り上げて、山肌を絵の具で塗りました。
雪を冠って急峻な山容に仕上がっています。
お!なかなかやるな。という出来ばえです。



じっちゃんの凧絵が完成したもようです。
雨の日など、暇を見てはこつこつ描いていました。
この絵が凧になって、大空に舞い上がる日が楽しみです。

梅雨寒

2006-07-21 21:36:43 | 季節


明日から夏休みだというのに、いっこうにすかっとした夏らしい天気にならない。
今日も雨。
あじさいがまだ見ごろを持続している。
最高気温は22度。
朝晩のみならず日中でも、半袖では涼しいと感じる気候だった。

現在、低温と日照不足に関する注意報が発令中。
日照は平年の2割減だそうだ。
もうすぐ収穫の砂丘メロンも、糖度を上げる仕上げの段階で、天気がこれではいかんともしがたい。
これだけ涼しいと誰も海水浴に行こうとも思わないし、スイカを食べたいとも思わない。

夏はきっちり暑くなってもらわないと、いろいろ弊害があるのだ。

来週の予報を見ても、梅雨が明けるような兆しはない。
昨年の梅雨明けも8月4日と遅かったが、今年も8月にずれ込むかも知れない。
最悪は3年前のように、8月にはいっても雨が続き、結局「梅雨明け特定できず」というパターンもありえる。

来月はじめには、稲の穂が出てくる。
天気の早い回復を希うばかりだ。