農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

アイ ラヴ ユウ

2010-11-29 00:15:58 | 日記

「えげれす語に アイ ラヴ ユウ という言葉がある。
わしは おまんが 好きじゃ ゆーことぜよ」

龍馬が最愛の妻お龍に宛てた、最後の手紙の一文です。

アイ ラヴ ユウ
龍馬が目指した「だれでも笑って暮らせる国」とは、
そんな愛に満ちた国だったのかも知れません。

大河「龍馬伝」最終回。
時代に取り残されることを理不尽に思う抵抗勢力に、
龍馬は暗殺されてしまいます。

その事実が分かっているだけに、
近江屋で新政府要人のプランを練り上げながら、
独り杯をあおる龍馬を見ているのが辛くてしょうがありません。

最後まで面と向かっては龍馬に「アイ ラヴ ユウ」と言えなかった岩崎弥太郎。
その弥太郎が語った、龍馬の生き様。
「日本一の会社を作って、日本人を幸せにしーや」

日本人の幸せ。
「アイ ラヴ ユウ」こそ、龍馬の遺言だった気がします。



アジアの西端

2010-11-26 21:49:33 | 
広州アジア大会が開催中です。
福島選手2冠達成おめでとう。

アジアは広いですね。
日本がアジアの東のはずれだとすれば、
アジアの西の端っこにはどんな国々があるのでしょうか。

アジアの西端、つまりヨーロッパやアフリカと接している国です。

(ここで世界地図を広げる)

ロシアに接したカザフスタンやウズベキスタン、トルクメニスタンといった中央アジアの国々。
世界一広い湖、カスピ海はぜひ一度訪ねてみたいなあ。

トルコのボスポラス海峡がアジアとヨーロッパの境界と思っていましたが、
トルコはアジア大会には参加していませんね。

そして地中海に面したシリア、レバノン、イスラエル、ヨルダンといった国々。
中東諸国が同じアジアの同朋という意識は、正直低いですね。
でもイスラムの文化圏は仏教のそれよりエリアはずっと広いのかもしれません。

でっかいアジア。
金メダルはその中でナンバーワンということです。
すごいよなあ。



冬タイヤの脱着のタイミング

2010-11-25 20:41:42 | 季節
「天気予報に雪マークも出てきたことだし、
そろそろタイヤの替え時かなあ」
と余裕を持って車を冬タイヤに交換してしまう人は優等生ですね。

私はいつも実際に雪が降って、道路が雪道になってから、
あわててバタバタとタイヤ交換しています。
雪の朝は決まって寒い!のに、たいてい毎年こうです。
(同じパターンの人、少なくないでしょ)

別に早く履いたからといって、スタッドレスが減るのが
もったいないというわけではないのですが・・・
でもタイヤの溝が減ることを気にしている人は多いようです。
(実際は雪のない道路をスタッドレスタイヤで走行したとしても、
そんなにどんどんタイヤが減るわけではないそうですよ)

タイヤを履く時期には神経質なのに、
冬を乗り越え路面から雪が消えた春、
冬タイヤを脱ぐ時期には、皆さん意外と無頓着ではありませんか?
(と、車やさんから指摘されました)

「ズキッ!」
そういえば今年の春、
ゴールデンウイークの頃まで、スタッドレス履いていたかも・・・・

季節に合わせて、車のタイヤを夏用と冬用に交換することは
雪国に暮らす私たちにとっては必須の作業です。
さて、この週末には取り替えるとしましょうか。


しんじょ

2010-11-24 21:34:40 | 食べ物

港のウメキさんよりホッケをいただきました。
ホッケのことを庄内では「しんじょ」と呼びます。

居酒屋でホッケを頼むと、開いて焼いたのが出てきますが、
ここいらでは昔から塩漬けにして食べてきました。
冬場の保存食です。

ばっちゃんは「塩漬けしんじょ」のぶつ切りを、
味噌汁にしたり煮魚にして食べるのが大好物だと言います。
いわゆる「昔ごっつぉ(昔のご馳走)」です。

しかし子どもたちには「しんじょの煮付け」が不評です。
(実は私も苦手)
子どもたちは刺身や寿司は大好きなのですが、
煮魚にはほとんど箸をつけませんね。

海の有る庄内に暮らす私たちですが、
釣りでもしない限り、
獲り立て新鮮な魚を食べる機会は意外と少ないものです。


田の神上げ

2010-11-23 21:21:18 | 暮らし

11月23日はコメ農家では「田の神上げ」。
春に田んぼに降臨していただいた神様に、
一年の恵みを感謝して田んぼからお上がりいただく儀式です。

餅を搗いて神棚に新米と御神酒とともにお供えしました。
餅は新しい品種「こゆきもち」です。

餅は良いですね。
餅を搗く過程から家族みんなの期待が高まっていきます。
搗きたての餅をこどもたちはお腹いっぱい食べていました。

田の神様、今年もありがとうございました。

褒めて育てる

2010-11-22 23:52:56 | 日記
今年から小学校で始まった出羽人形芝居クラブ。
演目「三枚のお札」が先日の創立記念祝賀会でも発表されました。
今回もとてもすばらしい芝居で、満場の拍手をいただきましたね。

開演に先立ち、顧問のアオヤマ先生がクラブを紹介してくださいました。
その中での印象に残ったお話です。

こどもたちを指導して下さったのが、
伝統芸能庄内出羽人形芝居の継承者で、
当地区在住の津盛柳貳郎さんです。

津盛さんはいつもニコニコ、決して怒らずに
笑顔でこどもたちを指導して下さいました。

プロの人形師として「そこは違う」とか「こうすんなや」とか
言いたいことはいっぱいあったはずなのに、
津盛さんはいつもニコニコ。

うまくいくと「その通り」と褒めたりして、
おかげでこどもたちは少ない練習期間ながら、
どんどん楽しんで上達していきました。

その姿にアオヤマ先生は感銘され、
教師としても勉強になったんだと紹介して下さいました。

なるほど、
決して怒らずいつもニコニコ。
悪いところを厳しく指摘するよりも、
いいところを見つけて褒めてあげる。
まさに子育ての極意を教わった気分です。

まっこと、ありがとうございました。
(でもそれがなかなか出来ねえんだよなあー)


雪囲い

2010-11-21 22:57:14 | 暮らし

今日も穏やかで暖かいいい日和となりました。
落ち葉を集めたり、枯れ枝を焼いたり冬迎えの準備がはかどります。

屋敷西の雪囲いも一気にやることができました。
11月のうちに設置できたのは、近年になく順調です。
アイちゃんも鎌で縄を切ったり、熱心に手伝ってくれましたよ。


雪囲いの組んだ長木と、米俵の山に攀じ登ることは、
こどもにとって実に心躍ることでしたよね。

新体育館竣工式

2010-11-21 22:44:23 | 学校行事

めでたく完成しました広野小学校の新体育館。
学校創立130周年のお祝いを兼ねて、盛大に竣工式典が挙行されました。

陽光が明るく差し込む中で、皆で歌った校歌はとても気持ちがいいものでした。
新しい体育館、本当にありがとうございます。

全校児童による群読「今、ここから未来が始まる」。
まさに新たな歴史の始まりです。
この輝かしい節目の時に、立ち会えた一人の広野地区民として、
とてもうれしく光栄に思います。

式典のために長い期間にわたって準備を進めて下さいました先生方、
そして実行委員の皆様、ありがとうございました。
お天気にも恵まれ、とてもいい式典でしたね。

祝賀会でいただいた美酒も格別だったなあ。
改めて広野地区の「偉大な地域のちから」を感じた一日でした。

2010-11-18 20:51:40 | 季節

午後3時半、
会館の真東に虹が出ました。

世の中にはいろいろな自然現象がありますが、
虹はいいですね。
見ている人を何かしらハッピーな気持ちにさせてくれるのでは。

「あっ!虹!」
ほら、声が弾んでいるでしょう。

1日晴れ、6日雨か曇り

2010-11-17 21:50:27 | 季節

夕方の月山です。
上半分は雪を被っています。

今日はよく晴れ渡り、気分のいい1日でした。

庄内のこの時期は天気になかなか恵まれないので、
今日みたいな上天気の日には、思わず
「わー!!!」と叫びたくなります。
村から出ると、てっぺんまで雪化粧した鳥海山が
目に飛び込んで来るからです。

コンバインの順番待ち状態だった、
大豆の刈り取りも始まりました。

しかしお天気は続きません。
夕方5時過ぎには、予報どおり雨が落ちてきました。