「えげれす語に アイ ラヴ ユウ という言葉がある。
わしは おまんが 好きじゃ ゆーことぜよ」
龍馬が最愛の妻お龍に宛てた、最後の手紙の一文です。
アイ ラヴ ユウ
龍馬が目指した「だれでも笑って暮らせる国」とは、
そんな愛に満ちた国だったのかも知れません。
大河「龍馬伝」最終回。
時代に取り残されることを理不尽に思う抵抗勢力に、
龍馬は暗殺されてしまいます。
その事実が分かっているだけに、
近江屋で新政府要人のプランを練り上げながら、
独り杯をあおる龍馬を見ているのが辛くてしょうがありません。
最後まで面と向かっては龍馬に「アイ ラヴ ユウ」と言えなかった岩崎弥太郎。
その弥太郎が語った、龍馬の生き様。
「日本一の会社を作って、日本人を幸せにしーや」
日本人の幸せ。
「アイ ラヴ ユウ」こそ、龍馬の遺言だった気がします。