ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

太平洋戦争

2014-07-16 06:46:39 | 日記

太平洋戦争というと、一本の映画を思い出す。

「私は貝になりたい」である。

wikipedia → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E3%81%AF%E8%B2%9D%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84

 初めて、この映画をテレビで見たときは、ショックだった。

こんな、ばかげた戦争を始めたのはいったい誰?

なんで、一兵隊が戦犯になるのか。

言いようのない、悔恨にような感情が湧いてきて、持っていきようのないことに、いら立ちを覚えたものだった。

その後、別の俳優による、同名映画を見る機会があった。

 

裁かれるべき、戦犯はいなかったのか。

 

「朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ

茲ニ忠良ナル臣民ニ告ク 朕ハ帝国政府ヲシテ米英支蘇ニ対シ其ノ共同宣言ヲ

受諾スル旨通告セシメタリ-------------------」

 

秘話太平洋戦争

知られざる歴史の証言12話

岡村青

光人社NF文庫


短歌

2014-07-11 09:17:06 | 日記

思えば、一年中何度もかつての日本の戦争のことを考えることができる。

3月、6月、7月、8月、9月、12月。

それでも、戦争の知識は、なかなか進まない。

歌を通して、戦争のことをまた少し感じることができました。

 

み民われに死ぬと詔(の)らすと思ひてぞラジオの前にかしこまりける    鍬方徳蔵

 

このいくさいかなるものと思ひ知らず勝ちよろこびき半年のあひだ       土岐善磨

 

わがために一基の碑をも建つなかれ歌は集中にあり人は地上にあり    土岐善磨

 

 

短歌で読む昭和感情史

日本人は戦争をどう生きたのか

菅野匡夫

平凡社新書

ISBN978-4-582-85619-4