ユッケの事件は、まだ収束しそうにない。
連日の報道では、管理者の杜撰さばかり。
食中毒の場合、たいてい、3日間の営業停止となる。
以前、「食中毒を出したところは、その後、気をつけるから、かえって安全だよ」と言った人がいた。
今には、通用しそうにない。
仕出し弁当屋さんとか、集団給食の提供とかには、6月以降の食中毒シーズンにあわせているのか
保健所の監査が入っているはず。
従業員の細菌の検査とか、厨房の環境とか、色々な項目について、調査し、合格証みたいな物を
発行しているはず。
手指の、殺菌法や洗い方の指導とかも、なされているはず。
集団給食のセンターなどは、提供した食材のサンプルを2,3日(かつてのO―157事件から4,5日に伸びたように、聞いたことがある)保存するのが義務付けられているはず。
食材の扱い。管理の仕方もおのずとわかるはず。
チェーン店とかには、そうした監査や、通達はないのだろうか。
賞味期限が過ぎた商品を販売したとか、偽証したとか、あまりに、人命軽視になりそうな事件が毎年のように、あるけれど、食に関する問題は、なかなか広く、一掃されるのが難しそう。
重箱の隅をつついたり、ザルの目を細かくし、事件の芽を摘むのは、不可能なのだろうか。
他人への思いやり、仕事に対する、謙虚さや責任感など、持ち合わせていない人が増えてきているのだろうか。
無責任な、人は小数のはずだけれど、影響が大きく出そうな所にかかわっているのが、許し難い。
何にも出来ない自分にいら立つ。