なぜ、落語家は高座で羽織を脱ぐ?
羽織姿であらわれた落語家が高座に座って話し始めると、まず例外なく、話の途中で羽織を脱ぎます。熱くなって脱いだというわけでもなさそうですし、邪魔ならはじめから脱いでくればいいのに、なぜわざわざ客の前で羽織を脱ぐのでしょうか。
久しぶりに、テレビで落語を拝聴。
いつものように、羽織を脱いで、後ろに置く落語家。
ああ、また手順をした。
と、思いながら話に耳を傾ける。
云十年も前のこと、落語家の漫画をみたことがある。
漫画家の苦労。
気にしていること。
高座の裏話。
真夏の幽霊話に、客が寒気にブルっとした話。
その時に、高座での羽織の役割も目にした。
しかしながら、落語を観る機会から遠ざかり、最近になって、ようやく時折テレビで楽しめるようになった。
羽織を後ろにする落語家の仕草に、また、役割のことを思い出す。
だが、何故だったかは、忘れてしまっていた。
何だったかなぁ。
今日は、気になって、ネットでぐぐった。
やっと、すっきり。