東名で3台の前に割り込み停車させる あおり運転容疑で57歳逮捕
2022/12/06 20:01
(毎日新聞)
東名高速道路を走行中の乗用車の前に割り込み、計3台を停車させるなどのあおり運転を繰り返したとして、神奈川県警高速道路警察隊は6日、さいたま市見沼区春野3の無職、蛭田和良容疑者(57)を道交法違反(妨害運転)の疑いで逮捕した。「交通違反をした車に注意するためにやった」などと容疑を認めているという。
逮捕容疑は2月6日夕、東名高速上り線の横浜市瀬谷区から東京都世田谷区の約20キロの区間で、乗用車計3台の前に相次いで割り込み、減速して停車させるなどの著しい危険を生じさせる行為を繰り返したとしている。
県警によると、蛭田容疑者はそれぞれの乗用車を停止させた後、自ら路上に降りて乗用車に近づき、「ドアを開けろ」などと怒鳴ったり、乗用車の後部を蹴ったりした疑いがあるという。けが人はなかった。被害に遭った乗用車の違反行為は確認されていない。ドライブレコーダーの映像などから蛭田容疑者の関与が浮上した。【牧野大輔】