「ぶつかって１秒もしないうちに火が」…交差点で４台絡む事故、３台が全焼
2021/08/13 07:24
(読売新聞)
１２日午前１０時半頃、山形市松原の県道交差点で、軽トラックが、減速中の軽乗用車に追突した。はずみで軽乗用車の前にいる２台も玉突き衝突し、計４台が絡む事故となった。追突した軽トラックが出火し、軽乗用車と、軽乗用車の隣車線で並んでいた別の軽トラックの計３台が全焼した。
山形署などによると、この事故で、軽トラック２台の運転者２人と、軽乗用車に衝突された、別の軽乗用車の２人の男性計４人（２０〜６０歳代）が、顔にやけどなどのけがを負って病院に搬送されたが、全員命に別条はないという。
現場は見通しのよい、片側２車線の十字路交差点。
玉突き事故に巻き込まれた、天童市の自営業男性（４０）は「車がぶつかってきてから、１秒もしないうちに火が上がっていた。黒い煙に覆われ、火だるまになっていた」と話していた。
同署は、軽トラックを運転していた、山形市の男性（６９）が、前をよく見ていなかった可能性があるとみて調べている。
