その人にとって人生の移行期、過渡期、自分の依って立つところが不安定なときに、うつは忍び寄ってくる。35ページ
日本人は全員「うつ」予備軍
「うつ」は人災
いたわりとねぎらい
結構、マイペースを信条とし、自分の好きに生きているはずなのに、それでも、ままならないことは、ある。
それでも、どうにもできないことがある。
そんな時は軽い「うつ」が心に巣くう。
腹がたったときは、あれこれ考えをめぐらして、良い思考に至ると、心がすっきりする。
うつの時は、あおれこれ考えられなくなる。
ひとつの方向ばかりに堂々巡りをする。
仕方がないので、別のことを考えるとか、美術展に行く。
人ごみに行くこともある。
つまり、思考を別の所へ持っていくということ。
それで、何とか乗り越える。
内面に向かう人。外面に出す人といるそう。
自分は内面型のよう。
相談できる相手がいる時は、相手頼みする。
相手がいない時は、先の方法で誤魔化す。
人によって対処法は違うだろう。自分なりの対処法を持てれば、上手に乗り越えられるかもしれない。
「軽うつ」かな?と感じたとき読む本
菅野泰蔵
講談社α文庫
ISBN4-06-256976-0