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合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

室内での練習

2014-10-23 15:08:05 | 合唱

合唱の練習はたいてい、狭い部屋か、ちょっと大きめの集会室のようなところが多いです。

いつも、決まった練習場がある団もありますが、毎回、違う。時折違うという団が大多数でしょう。

先日の、練習は時折、使わせてもらう少し小さめの部屋でした。

 

発声練習を終えてのアンサンブル。

第一声を聞いた、指導者が、すぐ、止めました。

 

「小さな部屋に対応した発声なので、もっと、遠くへ(音を)飛ばして」

 

プロの声楽家は、小さな場所でも、目の前に人がいても、ぼそぼそとした声は出しません。

FやFFだったら、部屋の外まで聞こえるというくらいの声量で歌い始めます。

 

アマチュアは、無意識に部屋の空間に合わせてしまうのかもしれません。

大きな舞台を体験するというのは、イメージに、大きな舞台というのを身に沁みこませるということも、あるのかもしれません。

通常の室内は、たいてい防音はしてないですし、勉強や集会目的の場合は、大きな声はださないようにと、管理側から注意されることもあります。

某、指導者は、家で声を出せないなら、カラオケがあると言いました。

きれいな声なら外に聞こえても、文句はでないとも。

 

そうなんですね。

アンサンブルや音取りの練習では、大きな声を出そうとは、あまりしないかもしれません。

自身のなさや、アンサンブル練習の初歩だと、無意識にセーブされるのかもしれません。

「自身がなくても、声を出そう」

「歌えないかもしれなくても、音をだそう」

と、言われることがあります。

 

練習から、声を飛ばす。

声を響かせる。

お客様をイメージする。

そういうイメージできることは、どんどん取り入れていくことが、より、よい練習になるのかもしれません。

蚊の鳴くような声でも、きちんと発声していると、遠くまで聞こえます。

 

たのしく効率よく、練習しましょう。



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